昆虫ナウ!2007
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昆虫ナウ!2007 #38
「田んぼでシャカシャカ」(信州編)
掲載:2007/8/26(3画像で構成)
8月の終わり近く、東京では依然セミが声高に鳴き続けています。
同じ時期、信州の田んぼの環境音はこれでした。ひょうきん者のナキイナゴ。
強い陽射しが降り注ぐ田んぼで、シャカシャカやっていました。
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バッタ系大好き人間としては、嬉しい遭遇です。
かんかん照りをものともせず元気一杯でとおせんぼの図。
このての細い草が好みの場所の様です。風に揺れて撮りにくいことこの上なし。
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これがナキイナゴの”鳴きイナゴ”たる由縁を示すシーンです。
スローシャッターでちょっと不思議な写りになっていますが、後ろ脚にご注目を。
後ろ脚と翅を摺り合わせてシャカシャカ音を発生する仕組みなんです。
鳴くのはオスだけ。他の鳴く虫と同様にメスを呼んでいるのでしょうね。
でもカメラを接近させてもこれが始まるので、威嚇の意味もあるのかな?
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比較のために、鳴きやんだ状態も一枚。
後ろ脚はいわばバイオリンの弓の役目を果たしている訳ですね。
でもかなりの高速振動なので、擦り減らないのかちょっと心配に。
(撮影:2007/8/24)
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Digital Camera: Ricoh Caplio R5(1st image only),
Nikon D40/AF-S VR Micro Nikkor 105mm(oher images),
Processed by Adobe Photoshop Lightroom & CS3 Mac,
Exp.Date: 2007/8/24 at Nagano (長野)
(c) 2007 Toshio Someya All rights reserved.
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