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東京の昆虫レポート2011
”戻った陽射しに”
ベニシジミ、マイコアカネ、コバネイナゴ、オオカマキリとその卵鞘
撮影・掲載:2011/11/7(8画像で構成)
昨日とは打って変わった穏やかな陽射しに恵まれた日。
草むらにも活気が戻って来ました。降り注ぐ陽射しが昆虫達には何よりの活力源。
好天さえ続けばまだまだ行ける・・そうであって欲しい思います。
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曇りの日には、草の葉の上でしんみりとしていたベニシジミですが、今日は溌剌。
セイタカアワダチソウに来て、胸を張って(?)吸蜜していました。
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もういないのかなと思っていたマイコアカネにも再会出来ました。
但し活発に飛び回ることはなく、水草に止まっての日向ぼっこがメイン。
今日の陽射しを目一杯浴びておこうと言う算段の様でした。
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水草が枯れてしまわない内にもりもりと・・
数は大分減ってしまったけれど、コバネイナゴの食欲旺盛ぶりが目立っていました。
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こちらは交尾状態のペアー。メスはこの様にむしゃむしゃと葉っぱを平らげ中。
背中に載ったオスはただぽかーんとそれを眺めるだけ。一寸おかしな構図でした。
丈夫な子を産んで貰う為に、メスには沢山食べて貰わなくちゃねって言うことらしい。
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木の上で出会うカマキリと言えば、主にハラビロカマキリですが、今日はこれが・・
超胴長のオオカマキリ。草むらを離れ、獲物を求めてやって来たのでしょうか。
お腹の膨らみ具合から見て、虫生の一大事・産卵は既に済ませた様にも思えます。
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近くの草むらに目を移してみたらこうなっていました。
セイタカアワダチソウの茎に産みつけられた卵鞘が二つ。
形から見てオオカマキリの物に間違いありません。
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その一つに接近して見ました。
この白さから見て、産み落とされてからまだそれ程時間が経っていない感じです。
更にもう一つの方はと言うと・・
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こちらは、こんがり褐色に変わり始めています。
産みつけられた場所はごく近いけれど、別の個体の産物かも知れません。
卵鞘は次第に褐色が濃くなり、冬の枯れ野では全く目立たない存在になって行きます。
周りがまだ緑の今の時期は、小鳥等の外敵に狙われ易い危ない時期と言えそうです。
余談:この卵を見た瞬間、私は ”クチャおじさん”の顔を思い浮かべてしまいました。
と言っても、あまり通じないかな、今や・・
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Digital Camera: OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL 40-150mm(2nd, 3rd, 4th image),
/ZUIKO DIGITAL 35mm MACRO(other images),
Exp.Date: 2011/11/7 at Tokyo(東京),
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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