貸本マンガ史研究
Ver.12.2.0 '06/ 4/ 9
貸本マンガ史研究??
 みなさんは、”貸本”というのをご存じでしょうか?
 レンタルビデオ屋、レンタルCD屋と同じように”貸本屋”というのががありました。(今やすっかり姿を消してしまっていますが、まだ、あるそうです。)その店で扱われていたのが”貸本”でした。そして、当時、貸本屋専用の雑誌や単行本が作られていました。
 池上先生も少年時代月刊のマンガ雑誌だけでなく、貸本のマンガを読み、漫画家になることを夢見たそうです。
 このような時代の貸本マンガを熱心に研究さえrている方々がいます。そして季刊誌として発行しているのが、「貸本マンガ史研究」です。
最新刊!
第16号 2006. 3
●SFマンガと戦記マンガ ●「戦争と戦後が強いた痛み」は何処に・・・・・ ●新城さち子小論 ●俺と桜井(下) ●桜井さんへの哀悼歌

 追悼 − 佐藤まさあき
 追悼 − 松本正彦
 追悼 − 永島慎二
バックナンバー
第15号 2004. 8
特集 追悼・佐藤まさあき1

遺稿 オレと桜井 佐藤まさあき
●貸本末期にみる佐藤プロの光芒 ●「筑豊のこどもたち」と貸本マンガ ●銃乱射音、そして硝煙の向こう側に ●佐藤まさあき年譜 ●佐藤まさあき作品リスト

佐藤まさあきさんを偲ぶ
第14号 2003.12
 ●貸本時代の楠勝平 ● 旭丘光志の「社会派劇画」と貸本マンガ末期の読者像 ●貸本マンガ家(7)あこがれのA5 ●続・貸本屋のある風景 ●さいとう・たかをになれなかった男 ●広告に見る貸本マンガ(5) ●追悼・桜井昌一さん ●追悼・横山まさみちさん
第13号 2003.8
 特集 追悼・桜井昌一

 ●「目の人」−桜井昌一論 ●貸本マンガ末期の苦闘と栄光 ●白く寒々と立ち上がるせつなさ ●『噂の武士』への嫉妬 ●貸本「非文化」への凝視 ●「線相学」に見る桜井昌一の世界 ●桜井昌一アルバム ●再録・桜井昌一の仕事

桜井昌一さんを偲ぶ
 桜井昌一氏が亡くなった...、今号は追悼特集です。桜井昌一氏は「東考社」という出版社の社長でした。
 池上氏は貸本時代の終盤の時期にデビューをしています。池上氏は、水木しげる氏のアシスタントをしていた時期(1966年〜68年)に桜井氏にお会いしたそうです。東考社は、『白い液体』(1967年)と『すばらしき時代』(1967年)の2冊のA5版単行本と、『拳銃野郎』と『青春地獄』という2冊の新書版コミックスを世に送り出しました。
 1960年代の池上氏が姿が読みとれる資料です。今号で池上氏は、「桜井昌一さんを偲ぶ」で2ページほど桜井氏への想いを書かれています。
第12号 2003.4
 ●貸本SF短編マンガ誌『X作戦』の世界(下) 他
第11号 2003.1
 ●貸本SF短編マンガ誌『X作戦』の世界(上) 他
第10号 2002.10
 ● 「おてんば」試練(1) ● みやわき心太郎インタビュー 他
第8号 2002.3
● 資料/池上遼一氏インタビュー   (18ページ)

  貸本マンガのリアリズム
    −さいとう・たかをの都会的センスとつげ義春の生活感

              インタビュー : 貸本マンガ研究会

● 「線のリアリズム」とは何か      (4ページ)
    −池上遼一氏インタビューを終えて

                   三宅 政吉

                                他     
 池上氏の超ロング・インタビュー掲載されています。
 ●池上氏が少年時代に影響を受けた漫画家 ●中学卒業後の大阪・看板屋時代 ●貸本へのデビュー ●ガロの入選と上京 ●水木しげる氏のアシスタント時代 ●さいとう・たかを、つげ義春へのあこがれ ●現在の取り組み など、1960年代の池上氏の様子を知ることができます。   
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