昨期はねっしーとその他大勢との差をエベレストと中国山地ぐらいあると評しましたが、いやはやなんとも、今期のふくだとその他会員の差は、エベレストとマリアナ海溝ぐらいありそうです。
まさに記録づくめの大勝利で、桜花賞、オークス、ダービー、ホープフルとG1を4勝。皐月賞2着、NHKマイル2着で積み上げた賞金は、なんと史上初の100万BCUオーバー。2位との差がどうこうというより、全賞金の3分の1以上をふくだが独占しました。
皐月賞もほとんど勝ったような競馬でしたし、10頭もちのPOGでこれ以上の成績というのは今後も起こりえないのではないでしょうか。
皐月でモレイラマジックにしてやられたクロワデュノール。ダービーももちろん1番人気ではありましたが、北村の不安というものも確かにあり、仕掛けのタイミングも難しいレース。しかし、勇気をもって早め先頭から押し切るというのは、拍手以外のなにものでもないです。
道中後方から力強く追い込んだのが浅井マスカレードボール。皐月3着も共同通信杯勝ちもだてではなかった。秋には大きく成長しそうな馬です。5着にくいこんだ五十嵐弟エリキングもさすが。京都2歳から順調ではなかっただけに、将来的にはクロワデュノールの最大のライバルとなっていくかも。
オークスでも桜花賞を勝ったふくだエンブロイダリーが人気を集めました。しかし、距離なのかモレイラマジックがなかったせいなのか、直線では失速。ふくだガッカリというところを、外から一気にのびたのが、カムニャック。これまたふくだの所有馬。ふくだ全ノッカリ馬券と称してエンブロイダリーにぶちこんでいた編集子は失神。
さらに、札幌チャンピオンのマジックサンズが、間隔をあけたホープフルS、皐月賞では結果がでなかったものの、見事に巻き返してNHKマイル2着。この馬あたりは、キッズ姫がいれば取られていた可能性が高く、ふくだにとっては、何もかもうまくいったという感じでしょう。
昨期は全体的には大不振で、返還金も過去最大でしたが、今期は全体としては例年なみではあります。ただ、富の偏りが異常なだけ。
優勝:ふくだ
29-2-27-4-24-8-4-1-24-2-7-18-9-2-8-5-2-4-7-2-10-5-12-10-5-4-2-7-2-1
過去7回も2位の経験があるふくだですが、22年ぶり2回めの優勝は、歴史的圧勝。
2位:浅井
11-6-4-4-31-34-31-41-16-27-32-15-21-23-25-17-18-27-NA-NA-NA-28-20-27-30-22-24-19-8-13-24-22-2
復帰前も含めて過去最高の2位。おめでとうございます。貢献はほぼマスカレードボール1頭でしたが、皐月もダービーも馬券圏内というのはすばらしい。
3位:五十嵐弟
9-1-25-17-31-25-8-18-9-2-11-5-7-12-7-1-18-6-5-19-1-19-6-3-7-5-5-11-3
エリキング、サトノカルナヴァルが重賞勝ち。エリキングは体調問題で力を発揮できず、サトノは果敢に海外遠征しましたが、結果にはつながらずで、ちょっともったいなかった。それでも3位は立派です。
4位:中しま
10-13-1-18-23-33-23-30-24-27-27-19-19-6-4-18-20-15-6-19-23-18-22-8-17-15-9-3-11-6-4
10頭すべてデビューして6頭が勝ち上がり、2勝馬が4頭。最多出走馬主と最多出走馬のダブルクラウン。59走で4位なら満足か。
5位:及川夫
14-25-16-13-11-10-6-1-7-4-8-8-14-1-15-5-1-10-8-14-14-5-4-9-13-9-12-15-5
ダリア賞勝ちのプリティディーヴァをはじめ、ミッキーマドンナ、キングノジョーとPOG界隈で注目を集めた馬も多かったのですが、はじけるまでにいたらず。それでも手堅く5位。
6位:五十嵐兄
5-6-16-5-5-2-7-10-28-7-5-12-21-5-6-6-10-7-16-7-8-9-20-8-4-22-12-11-9-13-14-22-3-18-6
4頭持ちで6位はなかなかの好成績かも。サウジアラビアRC勝ちのアルテヴェローチェがマイル路線の王道を歩みましたが、NHKでの意外な大敗が誤算。ヘデントールがすごく強くなって天皇賞を勝ちました。
7位:Dフラッグ
27-24-9-30-2-21-32-5-6-18-13-16-18-1-10-1-7-15-25-9-1-8-10-20-2-1-4-4-5-7
ファイアンクランツが青葉賞2着、ジュタが若葉S勝ち。と、クラシックに駒を進めましたが、突き抜けるまでのイキオイはなく7位。ちょっとジリ貧か。クロワ指名ではふくだと3600BCU差でした。大きな差になりましたねぇ。
8位:大野
29-16-19-21-7-33-19-16-17-10-2-13-19-3-11-7-11-3-12-20-2-11-7-2-15-13-19-8
コートアリシアンの新潟2歳2着からスタートし、駒もそろっていたわりにははじけず。なんといってもアロンズロッドが勝ち上がりに4戦を要して、その後休養というのはがっかり。
9位:BASSII
8-28-3-14-19-29-6-14-7-32-26-26-19-23-17-21-21-13-3-18-13-9-21-2-4-11-18‐15-13-9
大野同様に新潟のトータルクラリティがピークという結果に。ゆかりの血統ドゥアムールが8戦で6回馬券にからむという活躍。
10位:イノクチ
15-3-3-1-7-22-4-15-6-11-8-20-10-12-14-12-7-6-11-6-12-12-10-10-8-7-10
クレーキングがダートで堅実に走り、ユニコーン2着。早めにオープン入りできていれば、もっと重賞でも結果を出せたのでは。
11位:ヘビ
4-2-17-15-6-20-6-9-23-33-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-25-6-17-9-11
アメリカンビキニが未勝利、ヤマボウシ賞を連勝した時には、これはダート無双かと思いましたが、さすがにアメリカ遠征は無理があったか、
12位:及川妻
5-4-16-22-25-9-6-12-4-10-7-16-17-15-8-15-17-19-8-12
今期も37走と稼働率は高く6頭が勝ち上がり、重賞戦線ではボンヌソワレのフィリーズレビュー3着ぐらいでそこそこ。3連単54万馬券を取っていたら偉い。
13位:いーだ
2-21-14-17-14-5-38-14-20-15-21-8-16-3-15-9-9-4-10-19-2-13-17-2-7-16-10-23-19-10-12-13
ブラウンラチェットのアルテミスはやたらに強かった。このままいくかと思いましたが、よく理由もわからないままに失速。PICK12優勝です。
14位:ねっしー
26-15-28-9-11-23-10-11-1-10-15-21-2-20-11-5-6-5-18-3-3-1-12-12-1-1-14
さすがに三連覇はなかった。かなり成績を落として14位。アルレッキーノの新馬は、クロワデュノールの0.4秒差2着。まさか、最終的に40万BCUも差ができるとはね。チェルヴィニアが秋華賞、レガレイラが有馬記念とやはり前期のコマはすごかった。
15位:太田光
9-5-19-17-2-20-15-24-22-9-11-14-5-1-17-14-11-3-5-9-16-8-17-4-18-21-6-16-6-3-15
昨期3位から急降下。活躍馬はフィーリウス、パーティハーン、サトノプリジャールなんだが、全く印象がないです。
16位:広瀬
12-16-5-13-16-23-28-22-13-36-8-17-21-18-4-16-1-12-12-10-23-14-25-3-14-21-15-7-20-1-18-24-11-18-24-16
昨期は最下位、今期は最大被害者。おはらいに行ってください。見せ場はマイエレメントがチューリップ賞で2番人気になったことぐらいか。
17位:あつこ
30-23-22-15-11-23-25-19-17-20-1-20-23-17
いちおう4頭もちで全馬勝ち上がっているので、順位ほど悪くはない。なんといってもドゥデュースが天皇賞・JCをぶっこぬいたのが印象的。PICK12の3位もあって、被害額はマイナス組では最小。
18位:コマツ
25-11-15-18-13-21-23-26-20-21-9-5-20-21-20-21-4-18
ルージュソリテールがスイートピーS勝ちで、ワンチャン上位も期待しましたが、登録だけで回避。まあ、血統的にも2400はなかったかなぁ。アーバンシックが菊花賞勝ち。
19位:宮崎夫
1-6-11-10-14-3-18-1-12-36-12-1-1-5-17-17-26-17-17-22-21-16-22-27-8-17-22-9-3-14-7-11-16-14‐2-14-19
エントリー不振で7頭持ちになった上に、勝ち上がり2頭(しかも1頭は既に勝ち上がり組)ではどうにもなりませぬ。クロワもエンブロも指名していたが、ふくだの気迫に負けました。
20位:さいとう
30-20-22-24-18-24-27-19-25-24-27-23-22-17-7-14-10-20
昨期10位から、さらに倍で20位。なんとかベストテン。アールヴィヴァン含め4頭勝ち上がりですが、印象は薄い。PICK12準優勝。
21位:けんた
5-9-22-1-14-30-18-6-28-13-39-2-28-10-26-12-27-22-27-27-29-28-29-26-29-29-29-27-28-27-23-18-24-23-20-21
2頭で3勝。ショウナンマクベスがG1にも出走。感覚値では10位ぐらいなのでは。ちなみに被害はけんたもまりなも1000BCUぐらい。なんじゃ、それ。ショウナンマクベスの父リオンディーズはダイバーシティ対象でした。ミュージアムマイルだったらねぇ。
22位:まりな
43-37-11-33-35-20-21-24-26-29-19-27-28-28-26-28-28-28-18-26-25-19-21-16-17-22
ニシノラヴァンダが早々と函館2着で結果を出して、これはと思いましたが、そこがピークか。
23位:天宝院透
27-25-37-32-21-25-19-2-12-3-1-18-9-24-25-26-26-22-9-16-25-3-29-16-14-24-26-23-22-16-23
4頭持ちで0勝。こちらもおはらいへGO。ちなみにコッキネアは期間中未登録なので、預託料全額返還です。なので、被害ランキングでは真ん中ぐらいです。
さて、軍団戦はチームブラック(ふくだ イノクチ けんた あつこ)優勝、ブルー(ヘビ 五十嵐兄 五十嵐弟)が2位。
清算関連の書類はメールで送っています。いつものように、最終清算は2025年度開幕分と合算予定。
メールをチェックしても見つからない人ご連絡を。副賞については、今週の宝塚は来期対象とします。
では、エントリーお待ちしています。
締め切り厳守。6月25日(水曜日)24時!
金曜日じゃないので、間違わないように。