1989年度登録馬決定!
素質馬続々、CB人気も沸騰!

 長らくお待たせ致しました。BRAも皆様の暖かい御声援のおかげで無事2年目を迎えることができました。当会を代表致しまして、ここに御礼を申し上げます。

 さて本年度は、新たに4名のメンバーを加え(しかも女性まで入ってしまった)、総頭数も、51頭(牡馬38頭、牝馬13頭)に達し、まことにめでたいかぎりでございます。

 会員各位の持ち馬については、添付の一覧表を参照していただくこととして、下記のリストをご覧ください。

血統別登録馬数

<種牡馬>

1. ミスターシービー
2. トウショウボーイ
3. リアルシャダイ
  ノーザンテースト
5. モガミ
6. シービークロス
  テリオス

<母の父>

1. ノーザンテースト
2. ヴェンチア
  パーソロン
  アローエクスプレス
5. マリーノ
  ファバージ
  シャトーゲイ
  ムーティエ

 それにしても驚くのは、ミスターシービー、トウショウボーイの親子が1,2位を独占するという快挙を成し遂げたことです。テスコボーイ系なんて古いんでないの、と思っていた私としては今さらながら、この親子の人気に感心しております。

 系統別に見ると(ちょっと専門的ですが)、やはりネアルコ系が44頭と圧倒的。内訳はプリンスリーギフトに代表されるナスルーラ系が20頭、流行のノーザンダンサー系は16頭、注目のミルリーフ系は意外にも3頭のみという結果となりました。その他では、リアルシャダイ人気により、ロイヤルチャージャー系が、サーペンフロ、スティールハートを加えて7頭と気をはいています。

 母の父(ブルードメアサイアー)部門では、予想通り、ノーザンテーストが1位、2位にもヴェンチア、パーソロン、アローエクスプレスとそれなりのメンバーが集まりました。

 厩舎別では、稗田研厩舎にコクサイスマッシュ・ベストファミリー・ラッキーセブン、矢野進厩舎にフォークダンサー・ギャラントルックス・ジュウジアローの牡馬、奥平厩舎にトウショウチャンプ・メジロライアン・メジログラフと3頭ずつ固まり、厩舎の一番馬争いも激しくなりそうです。

 さて既に3歳競馬は札幌、函館で始まっておりますが、その中でBRAの馬たちも活躍を開始しておりますので、お知らせいたします。

 まず、札幌初日の新馬を快勝した篠原氏のアスクヒーロー。この時、2着のドラゴンラリーが次走でぶっちぎりの快勝をしたことからも、能力の高さが窺われます。夏は休養して秋に再始動する予定。本年度ただ1頭のマルゼンスキー産駒、クラシックへの期待さえ高まる大物でしょう(篠原さん、これだけほめたのだから、昼飯おごってちょーらい)。

 新馬勝ち第2号は、佐々木氏のインターボイジャー。シルバーランドの娘にタイテエムという、とても20才の若者が選んだとは思えぬ渋い配合。競馬も渋いの一言で、タイムは平凡ながら、経験馬をゴール前競り落とす(ちなみに、佐々木氏は「きそりおとす」と言った)という勝負強さを見せました。この後は札幌3歳Sでしょうか。

 函館に舞台を移すと、いきなりBRA3頭の激突が行われました。1200m芝の新馬戦。1番人気は新人西山氏のワコーラツール、注目のCB産駒です。2番人気には、笑いの止まらぬ篠原氏のメジロライアン。昨年ホクトオーで突っ走った大西氏のサンエムグランディは4番人気でした。ところが、断然人気のワコーラツールはスタートが悪く、おまけに二の脚もつかずに、いきなり15馬身も取り残されてしまいました。ダッシュが良かったのは、サンエムグランディの方、ポンと鼻をきると、ゴール前必死に追いすがるメジロライアンを振り切り1着でゴールイン。ワコーラツールは直線強烈に伸びたものの、前半のロスがたたって3着どまり。かくてBRAは金銀銅メダル独占という快挙をなしとげたのであります。来年のダービーでもかくありたい(できれば、全部自分の馬で)、とは私のささやかな願いであります。

 ところで、締切を過ぎてからというもの、マツスイフト、レイニーガール等、BRA1期生の活躍が目立っておりますが、皆様ちゃんと馬券とってますか。それではまた来月。