H8タイニーとI²C−BUSインターフェース

                 

H8とRTCの接続

I²C-BUSインターフェースの応用として 秋月電子で発売したRTC(リアル・タイム・クロック)をH8-514BFボードに載せました。H8/3664には1秒クロックを使用し時計を作る事が出来るが電源をOFFすると時間データがすべて消える為 時計等での応用は難しいです その点RTCだとマイコンの電源が落ちてもRTCに電気を供給すればデータが保持されます。今回RTCのバックアップ用のコンデンサー1.0F 5.5Vの電気二重層コンデンサーで 秋月電子で200円です、電源が落ちてどの位バックアップ出来るか良く分かりませんが1週間経ってもデータは消えませんでした。電池でバックアップすれば相当長くバックアップできると思います。このRTC-8564NBの特徴は超小型の22ピンで水晶発振子を内蔵しています 又このRTCはアラーム機能、タイマー機能 があります 秋月電子のRTCは使いやすくする為8ピンDIPに変換しているので 基板に簡単に取り付けられます。H8とはI²Cのシリアル通信でデータのやり取りします。今回日立のホームページにあったEEPROM I²CのプログラムをRTCI²C制御に変更しています。 表示は年、月、日、時間、をLCDで表示出来、日付、時間合わせ、はS4S8を押す事で合わせられます。H8との接続は簡単でRTCH8間は2本結ぶだけです。今回は日付、時間の表示のみですが各自このRTCを応用し アラーム機能、タイマー機能を使ったプログラムを作成してください。

 

H8とEEPROMの接続

 この集中講座で星野さんの作ったH8タイニーのボード(H8−514BF)はI²C EEPROMも載せられるようになっています。以前取り上げたオークスのM16Cのボードで使用した27LC64を始め 最近秋月で売り出した24LC1024を載せれば256K Byteのデータを保存出来ます6月の定例会で発表したデータロガ-で使用した3-Wire シリアルEEPROM AT93C66と比較すると500倍の保存するエリアで大量のデータ保存できます。

今後の I²Cの応用

 今後の応用としてRTCと大容量のEEPROMを載せH8タイニーの8Ch 10BitADコンバータを使い機能の高いデータロガ を作る事ができます。又RTCのタイマー機能と

ステッピングモータ回転機能 DCモータの回転機能の各プログラムを利用すればあらゆるマイコンの制御が出来ると思います。

 

イエローソフトコンパイラープログラム ソースプログラムイエローソフト用

 

      

               H8RTCの接続回路図

 

    

 

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