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![]() この神楽は一般の里神楽と同様、黙劇ですが、演目の中に演劇的な表現が多いのが特徴となっており、関東一円に分布する江戸神楽とは異なる構成と系統を示しており、高天原神話から出雲神話に至るまで、古典神話を題材にきめ細かく組み立てられています。 寛永年間(1624〜43年)、江戸の能役者によって舞のくずれを正してもらったと伝えられ、静的で優雅さを保ちながら、軽妙な滑稽味を含んでいます。 ![]() 演目は、第七座「天岩屋戸開き」を中心にして三十五座。曲目は、「出」、「神コウラ」、「大内」、「能サガリ」、「岡崎」、「祥殿」、「神祥」、「力太鼓」、「両国ハヤシ」、「カマクラ」など19曲からなります。 ![]() 秩父神社神楽の上演の期日は、2月3日(節分祭)、4月4日(お田植祭り)、7月19・20日(秩父川瀬祭り)、9月27日(番場諏訪神社祭礼)、12月2・3・6日(例大祭)です。 秩父神社神楽も、明治初期に中断した時期がありました。明治14(1881)年、 日野沢神楽団 が秩父神社直属の神楽団として発足。秩父神社の祭礼に年3回奉仕していました。昭和4(1929)年、秩父神社に神楽団が復活して今日に至ります。 |
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秩父神社神楽の三十五座 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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☆ 曲目は、@「出」、A「神コウラ」、B「大内」、C「能サガリ」、D「岡崎」、E「祥殿」、F「神祥」、G「力太鼓」、H「両国ハヤシ」、I「カマクラ」、J「三楽奉奏」、K「四方堅」、L「十二神楽の出」、M「オカグラ」、N「十二神楽」、O「道化祥殿」、P「日祭神楽」、Q「能カガリ」、R「能ヅクシ」で、演目ごとに演奏される曲目の組合せが決まっています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(2004年1月20日 中村 知夫) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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