☆ 星くずの”たわごと” 09 ☆   更新日: 2019年06月30日

** 人間の体を作っている原子はずっと昔に爆発した古い星の内奥部で作られた。その意味で人間は星くずからできているといえる。 **
** 人間の体を作っている原子は原子核とその周りをまわる電子からできているが、その間はとても広く、何もない真空といえる。 ****

                                                  
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☆ 2019年06月30日 : 雨模様の山中湖(2)

 先週に続いて、今週末も山中湖は雨模様で、雨が降ったりやんだりでした。先週のレンギョのトリミングが終わっていなかったので、今週も小雨の中でやりました。道路沿いの生け垣は60mほどあるので、まだ3分の1ほど残り、今週も終えることができませんでした。

 ここ数年アリの大量発生に悩んでいます。春先に一度退治したのですが、先週、庭の道に敷いた板や枕木の下に大量のアリが巣を造り、卵を育てているのを発見!先週に続いて今週もアリさん退治に労力を費やす羽目となりました。アリは門柱やベンチ、花壇・畑の囲い板、枕木などを食い荒らすので、被害は大変です。

 アリにログハウスの土台がやられていないか心配になったので、久しぶりに地下室から床下に入ってみました。床下の高さは低いので、腹ばいになって動かなければなりません。幸いにもアリの被害は発見できませんでしたが、驚いたことにスズメバチの巣と思われる直径15cmほどの球形の物体(スズメバチ特有の流れる雲のような模様がありました)を2つ発見しました。最近大型のハチが土台の隙間を行き来しているのを見ていたので、それが造ったものと思われます。そのハチは殺虫剤で殺したので、巣にはハチはいないと思われたのですが、もしものことがあるとやばいので(私はスズメバチ等に3度も刺され、アナファルキシーショック症状を起こした経験があり、今ここで倒れるわけにはいきません)、今回は巣を取り除くことをやめました。イヤー驚きました。巣を取り除いたら報告しますね。
水彩画96:川のある街


☆ 2019年06月24日 : 雨模様の山中湖

 週末の山中湖は雨模様で、雨が降ったりやんだりでした。挿し木は梅雨時にしないといけないので、やむを得ずビニールカッパを着て、雨の中でレンギョのトリミングと挿し木(庭の周囲の垣根用)を行いました。来年の春に満開のレンギョを観ることができるとよいですね。雨の中を初夏の花がきれいに咲いています。ベニバナヤマシャクヤクは4つも花を咲かせてくれました。初めてです。
ベニバナヤマシャクヤク ヤマボウシ カンパニュラ(白花と青花) バラとマーガレット


☆ 2019年06月17日 : 再び、「岐路の1919 東アジア100年の影」

 先週は、北海道の利尻・礼文島をハイキングしてきました。2007年に利尻山を登るために利尻島は訪れたことがあるのですが、今回は花の島礼文島で周氷河期の植物(本州でいえば高山植物)を見るのが目的でした。

 前半は晴れていたのですが、後半は降ったりやんだりの天気でした。それでも3つのコースを歩き、礼文島固有の花々(レブンアツモリソウ、レブンウスユキソウ、レブンソウ・・・)を観ることができ、感激しました。本州の2000m以上の高山はもう登れないので、高山植物を鑑賞するのはこれが最後となりそうです。
お花畑(礼文島) レブンアツモリソウ 利尻富士(2007年8月)

 8月の敗戦の日が近づくと、新聞は悲惨な太平洋戦争の記事を書き始めます。ただし、主に日本人の悲惨で過酷であった体験が中心で、中国、朝鮮(韓国と北朝鮮)や東南アジアの人々が被った悲惨な状況については黙りがちです。そのため、記事の内容は被害者意識が前面に出され、日本人が大いなる加害者であったことはさらりと流されてしまいます(まあ、これが一般日本人の感覚なのでしょうが)。でも、どこかおかしいですね。

 3月19日の”たわごと”で、朝日新聞(2019.02.27)の記事「岐路の1919 東アジア100年の影」の一部(朝鮮に関する部分)を転載しましたが、今回は先月訪れた中国に関する部分を掲載してみます。

 「晴天の北京の天安門前は、殺気立った3千人の学生で埋め尽くされていた。”山東を返せ”、”不平等条約を廃棄せよ”。(今の日本の北方領土返還や日米安保条約の廃棄の声と似ていますね!) 集団はスローガンを叫びながら大通りを移動し、親日派とされる要人の家を遅い、火を放った。1919年5月4日、のちに”五・四運動”と呼ばれる抗日運動の始まりだった。」

 「学生らの怒りは、パリ講和会議に向けられていた。中国のドイツ権益の日本への継承が認められたと伝わると、抗日運動が全土に広まった。中国の知識人や学生にとって、先に近代化を進めていた日本は、模範だった。12年に誕生した中華民国では日本留学経験者が要職を占め、日本に倣った国づくりを進めた。だが大戦前後の日本の振る舞いは、その期待を裏切った。」

 「15年、日本は21カ条で、ドイツが握っていた山東省の権益を引き渡すことなどを北京に要求。日本への称賛の念は、日本が”欧米列強と全く同様に傲岸な振る舞いをしていることを知ると、おおいに色あせた”(ラナ・ミッター”五四運動の残響”)。抵抗運動を指導したのは、日本の事情に通じる留学生たちであり、その中には、後の首相となる周恩来もいた。」

 「日本は当時、大正デモクラシーの時代だった。朝鮮で独立の声があがった3月1日には、普通選挙法制定を求めるデモが、東京で繰り広げられていた。しかし、国内でデモクラシーを求める世論は、国外では帝国主義を是認し、アジアのナショナリズムには無理解だった。五・四運動について朝日新聞は”第一因は支那人が排外思想強烈の国民なる事”(5月9日)と断じ、学生らの怒りの本質に目を向けようとしなかった。それが当時のメディアの主流だった。(今も相変わらずといったところですね) 中略」

 「東アジアの亀裂は結局、全面戦争へと発展、45年に帝国日本は崩壊した。歴史の長い影は今も地域を覆っている。(”地域”とはどこのこと?まさか日本の地域は除外していませんよね。こうやってマスコミは口を濁してしまいます)」


☆ 2019年06月09日 : 日本の大手マスコミは海外批判がお好き?

サンショウバラ ヤブウツギ アヤメ 白花のオダマキ

 山中湖は6日(木)は良い天気でさわやかな気候に恵まれました。庭では初夏の花が咲いています。サンショウバラ、ヤブウツギ、ミズキ、サラサドウダンなどは満開です。草本では、アヤメ、ミヤマオダマキ、白花オダマキなどが咲いています。関東は7日に梅雨入りしたそうで、7日(金)は強い雨に見舞われました。ほぼ一日庭仕事が出来ず、読書三昧となってしまいました。憂鬱ですね。

 8日(土)は、市川大門町であった甘々娘収穫祭”に行ってみました。8時半に会場に着いたのですが、近場の駐車場は満車で、遠くのJAの駐車場まで行かされました。会場は甘々娘を買い求める長蛇の列で驚いてしまいました。10本ほどのトウモロコシ(甘々娘)が入った箱(2500円)を2000箱用意したそうですが、1時間ほどで売り切れてしまいました。遅く来て買えなかった人がかなりいました。例年は3000箱ほど用意するそうですが、今年は春先に霜にやられて、収穫が少なかったとのことです。
 朝日新聞は、4日に中国の”天安門事件”を大々的に取り上げ、”民主化運動”派を持ち上げ、中国共産党の一党支配を非難していました。もちろん、天安門事件をはじめ、大躍進運動、文化大革命などなど批判的に論ずることは大切なことですが、我が日本国のことになると口をつぐんでしまう傾向があります。ドイツのナチズムやリビヤ、イラク、最近ではベネズエラなどのことになると、喜々として批判的記事を掲載します。他方、日本の明治以来の帝国主義、海外侵略、台湾・韓国併合など、また安保反対闘争、日韓条約反対闘争、沖縄返還反対闘争などなど、自国にとって不都合なことになると、なぜか論調が弱まっているか見逃しているように思います(星野さんに対する攻撃も同じですね)。

 国連の言論と自由に関する特別報告で、「日本のメディアは政府当局者の圧力にさらされ、独立性に懸念が残る」と指摘されたそうです(朝日新聞2019.06.xx)。具体的には、放送番組の「政治的公平」などを定めた放送法4条の撤廃、平和的な集会や抗議活動の保護などの9項目の勧告が履行されていないとのことです。自らの襟を正すことが第一歩ですよね。

市川大門町甘々娘祭り

☆ 2019年06月03日 : 無実の星野文明さんのご冥福をお祈りします

 朝日新聞2019年6月1日の29面の片隅に、次のような小さな記事が掲載されているのを見つけました。「渋谷暴動 星野受刑者が死亡 1971年の渋谷暴動事件(注:渋谷を中心に行われた”沖縄返還反対闘争”のこと)で無期懲役が確定して服役中の星野文明受刑者(73)が30日死亡した。星野受刑者は殺人罪などに問われ、87年に無期懲役が確定したが、無実を訴えていた。」
 星野文明さんについては、本”星くずのたわごと”2018年12月3日に、「無実を訴え獄中44年、星野文明さんを自由に」とのタイトルで取り上げました。徳島刑務所で受刑中の星野さんは昨年8月から体調を崩し、不調を訴えてきたそうですが、十分な検査もなく当局によって放置されてきたそうです。そして3月4日のエコー検査で肝臓がんの疑いが判明したにもかかわらず、4月18日になってようやく徳島刑務所から昭島の東日本成人医療センター(医療刑務所)に移監され、そして5月30日に亡くなられたとのことです。

 また、支援団体は、星野さんの仮釈放の要望書(高松更生保護委員会に対する)を出し、仮釈放を求めましたが、徳島刑務所は、星野さんの病状を知っていたにもかかわらず、4月1日仮釈放不許可を告げてきたそうです。

 国家権力の星野さんに対する処置は言語同断です。そもそも星野さんは無実と思われます。具体的にはわかりませんが、証人の証言等の証拠に疑問があるとのことです。国家権力によって虐殺されたも同然です。星野さんの無念、ご家族の方の気持ちを思うと胸が張り裂かれるような思いです。
水彩画95:田園風景(はざ木)


☆ 2019年05月28日 : 「森の喫茶室あみん」さんが閉店しました

 今週末(24日(金)〜26日(日))は全国的に快晴になり、猛暑日が続きましたが、山中湖でも快晴に恵まれました。でも猛暑日とは縁遠く、高原のさわやかな空気で、とても快適な日々でした。今年の連休は天気に恵まれず、デッキの塗装を延期していましたが(北壁は4月28日に塗装済み)、ようやく1Fと2Fのデッキの塗装を完了しました。これで今年の塗装作業は完了です。

 庭では、セイヨウシャクナゲ、ズミ、レンゲツツジが満開となっています。特に、セイヨウシャクナゲの大輪の花が見事で、今年も大満足です。

 永年お世話になった「森の喫茶室あみん」さんが、今月で閉店することになりました。「あみん」さんを最初に訪れたのは、私の記録によると2000年3月19日です(この1、2年前から、伊藤団長とはお付き合いしていました)。したがって、それ以来18年くらい、山麓探偵団活動(富士北麓を中心にハイキング、植物観察等々のフィールド活動)に参加してきました。このホームページは、山麓探偵団活動の報告も兼ねていました。思い返すと楽しかったことが次々と思い出されます。夫婦共に、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にお世話になりました。
 27日(月)も快晴に恵まれ、箱根芦ノ湖の西岸を約4時間弱かけてウォーキングしてきました。平坦な道なのでそんなに困難さはなかったのですが、それでも久しぶりの長時間ウォーキングで脚がパンパンに疲れてしまいました。途中であった人は夫婦1組と、トレイルランナー1組だけでした。素晴らしいコースなのにもったいないですね(景観はよくありませんでしたが)。天気にも恵まれ、久々にすかっとした壮快な気分を味わうことができました。



デッキの塗装作業中 超満開のセイヨウシャクナゲ


☆ 2019年05月20日 : 山中湖には初夏の花が真っ盛り

 2週間振りに山中湖に入りましたが、湖畔の八重桜もほぼ終わり、すっかり初夏のようになっていました。庭では多くの花が咲いています。以下に紹介します。
 樹木では、ウワミズザクラが満開できれいです。ガマズミが白い清楚な花をいっぱい広げています。朱色のヤマツツジが日に照らされて眩しいほどです。ミツバツツジが終わった後を引き継いでトウゴクミツバツツジが満開となっています。セイヨウシャクナゲが1輪大きな花を咲かせ、これから満開になるところで、とても楽しみです。ハナモモも咲きました。

 草本では、クマガイソウが大きな袋状の唇弁をぶらさげています。奇怪な姿のマムシグサがあちこちに立ち上がっています。けなげなスズムシソウも咲きました。ヘビイチゴ、シロバナヘビイチゴ、ゲンノショウコ、タチツボスミレ、タンポポがあちこちに広がって咲いていてきれいです。ニリンソウもまだまだ白い可憐な花を咲かせています。その他に、ムラサキケマン、ジュウニヒトエ、ドイツスズラン、クリスマスローズなどが咲いています。うれしいですね。
満開のウワズミザクラ 清楚なガマズミ 眼に眩しいヤマツツジ 見事なクマガイソウ 奇怪なマムシグサ

 連休明けに、中国を観光旅行してきました。いわゆる”中国ゴールデンルート”といわれるコースで、北京(万里の長城、天安門、故宮博物院など)、西安(兵馬俑抗、明代城壁、大雁塔など)、桂林(漓江下り)そして上海(外灘、豫園、新天地など)を駆け足で回りました。5000年の歴史的遺産と発展目覚ましい現代中国を見て、圧倒されました。中国は日本を始め西洋列強国によって侵略されましたが、中国の力強い歴史を見ると、日本が中国と対抗するなどは本当にばかげたことと実感させられました。日本はアメリカ帝国にすり寄るようなことはせず、中国と連帯して発展する道を探る必要があると思いました。
北京郊外.万里の長城 西安.兵馬俑 桂林.漓江下り 上海.外灘からの眺望


☆ 2019年05月07日 : 世間の皇室フィーバーをよそに家のリフォーム

 世間は、”平成最後の・・・”とか、”令和元年初の・・・”とか、天皇交代で騒がしいですね。3日の新天皇の”皇居参賀”には何万人が集まり、多くの人が感激したとか・・・私には皇居に行く人の気持ちが全然理解できず、日本の将来が不安でなりません。この現象は、もちろん安部政権が裏でいろいろと動いているからでしょうが、マスコミの対応にも問題がおおいにありそうです。国策放送局のNHKが皇室ブームを煽るのはまあわからないでもないですが、朝日新聞まで皇室を持ち上げて、ムード作りに励んでいるのをみると、朝日は戦前における軍部への協力体制への反省を忘れてしまったのでしょうか。紙面の一部では、天皇制の問題点に恐る恐る触れているところもありますが。確か、朝日は戦前の報道を懺悔したはずです。まさに、日本はいよいよ戦争をする国へと突き進んでいますね。なんとも無念でしょうがありません。

 昨年の末から、東京の我が家(築40年以上)のリフォームを行っています。まずは、断熱材が入っていない寒ーい家なので、窓硝子だけでもと、すべてのガラスを二重ガラスに取替えました。断熱効果がどれくらい上がったかはよくわからないのですが、少なくとも今年の冬は結露がなかったことは確かです。玄関ドアも隙間が出来て、痛みが激しかったので取替えました。

 窓ガラスと玄関ドアの取替えは業者に発注しましたが、その他は家内と二人でやってみました。当然素人の作業なので、不備が多発してしまいました。

1)1Fと2Fの和室の壁(砂壁のような壁)を水性ペイントで塗装。マスキングをしたのですが、初めての作業だったので、木部のあちこちに塗料がはみ出してしまいました。でもちょっと見ただけではわからないと思います。まあまあの出来栄えでした??

2)1F和室の障子紙張り替え。障子紙張りは何度か経験があるのですが、乾ききらないところでカッターナイフを当ててしまったので、少し辺の部分が乱れてしまいました。

3)1F、2Fの板戸のふすま紙張り。これは初めての体験でしたが、かなり難しい作業でした。ふすま紙は切手タイプ(裏面に水を塗ると糊状態になる)のものを使いましたが、しわが出ないようにするのが難しかったです。また辺の部分が真っすぐにカットできず、よく見ると”へたくそ”さがよくわかります。でも、まあまあきれいになったと思います。

4)続いて、1Fのふすまのふすま紙張り。これも板戸の時と同様にしわが残ったり、辺の部分のカットが真っすぐでなかったりしました。さらに、辺の部分の貼り付けが十分でなく、少し糊が利いてなくて、浮き上がっている部分が生じてしまいました。相当の失敗作でしたが、表面はきれいになったのでこれも我慢するしかありません。
5)和室の天井板の汚れ落とし。生木専用の洗浄剤を買ってきて、1F、2Fの和室の天井板を清掃しました。黒ずんだ部分が元に戻ることはありませんが、ややきれいになり、部屋が明るくなったような感じがします(天井板はだいぶ汚れがありました)。

6)これはリフォームではないのですが、玄関前の新聞受けのボックスを制作しました。私どもはよく旅行に出かけるので、郵便受けでは新聞などであふれることがあるので、新聞がらくらく入るボックスを用意したという次第です。出来栄えは写真の通り、グッドです!

1F和室壁塗装 2F和室壁塗装 新聞受けボックス


☆ 2019年05月03日 : 山中湖の連休前半の天候は最悪!

 私が通う道志みちが、昨年秋の台風による土砂崩落によって通行止めとなっていましたが、ようやく4月19日(金)より片道が開通しました。これで少し山中湖への通勤?が楽になり、ほっとしています。


満開のフジザクラとログキャビン 美しいレンギョウの垣根 満開のミツバツツジ
 4月26日(金)に山中湖に入ったのですが、天気が悪いのには閉口しました。雨の降らない日は5月の2日(木)と3日(金)だけで、あとは曇り時々雨が続きました。4月27日(土)は気温が3度まで下がり、雪がちらつくほど寒い日でした。庭仕事や壁の塗装、新聞受けボックス制作などの作業がしょっちゅう中断させられ、イライラが募るばかりでした。それでも、予定していたログキャビンの北壁の塗装を済ませました。また、新聞受けボックスも塗装を除いて何とか制作完了しました。庭仕事(苗の植え付け、ネット張り、枯れ枝処理、草取り、植物の名札付けなど)は一部しかできませんでした。

 山中湖の八重サクラが満開を迎えていました。河口湖のミツバツツジ祭りは寒くて観光客はまばらだったようです。久しぶりの富士山には、新聞で報道されていたのと同じ農鳥の雪形(ヒヨコが飛んでいるような姿)が見られました。私は見たのは3度目です。

 庭には多くの花が咲いています。フジザクラとレンギョウ、ミツバツツジ、ユキヤナギギが満開で、素晴らしいコラボレーションでした。トサミズキ、ヒュウガミズキ、クロモジはそろそろ終わりとなりました。草本では、ニリンソウがたくさん広がって咲きました。すばらしいですね。その他に、ミツバツチグリ、シロバナヘビイチゴ、ネコノメソウ、ミヤマキケマン、タチツボスミレなどなどが咲き始め、庭が急ににぎやかになってきました。それと同時に、厄介者の雑草群も元気に伸び始めてきました。これからが思いやられますね。
水彩画作品93:青の風景


☆ 2019年04月22日 : 山中湖にも春が近づいてきました

 道志みちの桜前線は道志の道の上部近くにまで達してきました。道志の道の駅の周辺は満開で、サクラを満喫しながらドライブできました。山中湖ではフジザクラが咲き始めていますが、満開は来週でしょうか?レンギョウも満開はもう少し先です。

 市川三郷町でボタンまつりがあるというので、会場の歌舞伎公園に行ってきました。何でここが歌舞伎と縁があるのかというと、歌舞伎の市川團十郎の初代の祖父がこの土地の人だからということでした?公園内の建物には、団十郎関連の展示がありましたが、何か雰囲気が合わないように感じてしまいました。そうそう、ボタンの花は2、3分咲でちょっとがっかりでした。

ボタンの花(市川三郷町) 歌舞伎場面(市川三郷町)
 ついでに、中央市の風土記の丘・曽根丘陵公園にも寄ってみましたが、広い公園で古墳が2、3あるようだということを確認して退散。その後シルクの里にも立ち寄り、温泉に入ってきました。好天に恵まれ(暖かいを越して暑かったです)、あちこちをドライブでき、楽しかったです。もう歩けないので、こんな観光しかできなくなりました。

90:樹木の描き方(練習1) 91:樹木の描き方(練習2) 92:樹木の描き方(練習3)


☆ 2019年04月15日 : 山中湖は雪で覆われていました

 10日(水)は東京でも底冷えのする寒さでしたが、山中湖ではかなりの雪が降ったようです。庭には5cm位の雪が残っていました。上の方では20cm位積もったとのことでした。富士山や南アルプスの山々が真冬のように真っ白く輝いて、とてもきれいでした。黒い肌を見せていた富士山が冬へ逆戻りしたようですね。

10日に降った雪が残っている 真冬のような富士山 北岳、間ノ岳が眩しい
 道志の道のサクラ前線は、ようやく道の駅近くまで上ってきました。サクラを観ながらのドライブは最高ですね(よそ見をしないように注意!)。庭では、ダンコウバイ(クスノキ科)がほぼ満開に近づきました。トサミズキ(マンサク科)の花もほころび始めました。昨年は、今頃はレンギョウやフジザクラが咲いていたのですが、今年はだいぶ遅れているようです。

 畑には雪が少し覆っていたのですが、2回目の土起こしを行い(3月末には1回目の土起こしをやっています)、ジャガイモの種芋を植えました。少し早いような気がしますが、今年は豊作が期待できるかな??

 シカさんが相変わらず庭を訪問しているようです。ウリハダカエデとムクゲの木が樹皮をきれいに食べられ、真っ白くなっていました。今年もシカさんとの戦いが大変そうです。食べられそうな木や山野草にはネットで囲いを始めました。
満開のダンコウバイ 樹皮が食べられたカエデ


☆ 2019年04月08日 : 横浜のサクラを満喫しました

 私は、横浜はみなとみらい地区や港の見える丘ぐらいしか散策したことがありませんでしたが、今年は初めて横浜のサクラを鑑賞してみました。天候に恵まれ、よい花見を体験できました。特に三渓園はすばらしく、大勢の人が訪れ、花見を楽しんでいたようです。

サクラ(横浜三ツ沢公園) サクラ(横浜三渓園) オオシマザクラ(横浜保土ヶ谷区)

 横浜の保土ヶ谷区に陣ケ下渓谷公園という公園があり、その公園を散策しました。ここは、環状2号線沿いにあり、長さは1kmくらいですが、深い渓谷となっており、ました。横浜は丘陵地帯が多いのですが、こんなにも深山の渓谷のようなところが残っているとは驚きでした。

 更に驚いたことに、遊歩道沿いに、あの幻の?”ウラシマソウ”(サトイモ科、テンナンショウ属)を見つけました。私にとって野生のウラシマソウを見るのは初めてで、感動してしまいました。横浜でウラシマソウ発見とは、とてもラッキーですね!



ウラシマソウ(テンナンショウ属)


☆ 2019年03月18日 : KDDI(au)のセールスは詐欺まがい?あまりにもひどい!

 府中市郷土の森に行ってきました。目的は梅の花でしたが、満開は過ぎていました。ここは広い梅林があります。規模的には水戸の偕楽園より見ごたえがある用に思えます。

 最近携帯電話を買い換えました。私はauの携帯をずっと使っていましたが、2月にauから「KDDIからの重要なお知らせ」という手紙が送付されてきました。内容は、現在のauの第3世代電話サービスは2022年3月末をもって終了し、第4世代の電話サービスに移行するので、ついては第4世代のスマホまたは携帯電話への機種変更をご案内しますとのことでした。
梅林(府中市郷土の森) サンシュユ(府中市郷土の森)

 私は、3Gの携帯でも特に不便を感じてはいなかったのですが、その手紙にお勧めの4Gスマホまたは4G携帯電話に機種変更すれば、5,000円のキャッシュバック(家内も同様だったので、2人で計10,000円のキャッシュバック)があるということだったので、それにつられて4G携帯に機種変更することに決めました。

ところがところが、私は最近の携帯情報端末のサービスや価格体系についての知識があまりありません。それで大変な”混乱”に巻き込まれ、auに不信感をいだいてしまった次第です。キャッシュバックにつられた私が愚かだったのですが、それにしても今回のauの”ご案内”は、情報端末等に疎い年寄りにはとても不親切なものだと思いました。以下に、”混乱”の内容をお伝えします。

1.”お勧め”の4G携帯電話は私の使っている3G携帯電話に対応した機種だと説明を受けましたが、具体的にはどこがどう違うのかの説明がありませんでした。もし細かく聞こうとすれば、えらく時間がかかりそうなので、”お勧め”を信じてしまいました。

2.”ご案内”には、機種代金は32,400円であるが、毎月割(-21,600円)とケイタイとりかえ割(-10,800円)があるので月々実質0円で、負担なしとありました。ところが、これが適用されるには、データ定額サービスと2年契約を申し込まなければならないということでした。2年契約はまあしょうがないと思いますが、データ定額サービス(0円/月〜4,200円/月)の具体的イメージがよくわかりませんでした。後で分かったのですが、0円/月は500kbまでで、500kb超については0.03円/kbということでした。これではメールをちょっと使えば請求対象になるということのようです。ただし、上限132.7Mbを超えても、最大4,200円とのことです。これが以前の携帯電話のデータ(メール)料金とどう違うのかよくわかりません。

3.”ご案内”には、機種代金が32,400円とありましたが、実際に東村山のauショップへ行ったところ、実は頭金として18,000円が必要であると言われました。ご案内”にはそのようなことは書かれていないと抗議しても、担当者は頭金が必要だとの一点張りでした。それで家に戻ってKDDIに電話したところ、頭金を取るauショップもありますというではありませんか。あきれてしまいました(後で気付いたのですが、文書には、小さな注意書きで、”販売価格は新宿のKDDI直営店の価格です”と書かれていました)。担当者は、親切にも?量販店では頭金をとらないところもあると教えてくれました。このようなセールスは詐欺に近いですよね(結局わたしはauショップではなくコジマ電気から購入しました)。

4.価格体系を知らないのが悪いと言えば悪いのですが、”ご案内”には”機種代金が実質0円”と書いてありますが、事実は3年間の割賦支払いをするというのが条件であることが後でわかりました。すなわち、割賦代金相当額を3年間携帯電話料金から差し引くということのようです。”実質”という言葉の意味が何かおかしいですね。

5.私は家内もau携帯なので、今までは家族割りが適用されていました。それで今回の機種変更でも家族割りが継続されるのかと担当者に聞いたところ、”はい適用されます”との回答がありました。ところが、よくよく聞いてみると、それぞれ個別に契約しても毎月の金額は変わらないということがわかりました。おかしいではないかと抗議しても、”いいえ、家族割りが含まれています”との一点張りです。この点をKDDIに電話して聞いたところ、やはり同じ答えでした。家族割りの意味が全然分かりません。これも詐欺のように思えました。

7.感謝クーポンのキャッシュバックが5,000円とありましたが、クーポン券が渡されるのではなく、auWalletというauのポイントシステム(カード式)に加入しすることによって、そのauWalletに5,000ポイントがつくのだということでした。私はポイントシステムにはほとんど興味がないにもかかわらず、10,000円欲しさにそれに加入せざるを得ませんでした。またそのための手続きがとても面倒くさくて、いらいらさせられました。

8.4G携帯の毎月の料金は、結局前に比べて300円アップとなりました。5,000円分のポイントでは割に合わなかったことが判明しました。300円アップについて、最初に説明をすべきと思いますが、機種を決定した後におもむろに説明となりました。これも詐欺に近いのではと思いました。私にとっては4G携帯のメリットが何もないので、急いで機種変更しなければよかったと後悔?しているこの頃です。

9.携帯電話やスマホの料金体系がわかりづらくて、他でも問題が発生しているのかと想像していますが、今回の機種変更契約に当たって、担当者から重要事項説明書を提示され、長々と説明を受けました。しかし、携帯電話の内容や価格体系、通信システムなどは素人には難しく、意味が分からないところがたくさんありました。担当者は客にわかってもらおうと一生懸命説明しているようでしたが、のれんに腕押しの状態でした。売る方は形さえ整えばよいのでしょうが、客にとっては疲れが増すばかりでした。

10.無料電話(157)でKDDI(au)にいろいろな質問ができることになっているのですが、回線が大変混雑しでおり、なかなか繋がりませんでした。いくら暇な老人でも、”お待ちください”と言われて、黙って5分も10分も待ち続けるほど暇ではありません。ちゃんとオペレータを増やしてサービス向上に努めてもらいたいものです。今度機種変更するときは他社に切り替えようかとも思っていますが、まあSoftbankもDocomoも同じようなものでしょうね(なお、私が次の機種変更まで生きているかが疑問ですけど)。

 本当に、今回の機種変更にあたってKDDI(au)の対応には憤りを感じてしまいました。3週間ほどイライラが続き、フラストレーションがたまりました。KDDI(au)の馬鹿野郎!!南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!


☆ 2019年03月11日 : 日本の朝鮮人民に対する対応はあまりにもひどい

 武田神社、放光寺それに甲州市のザゼンソウ公園に行ってきました。ザゼンソウは2002年の2月に訪れて以来でした。当時は、あまり有名ではなかったはずですが、現在は公園として整備されていました。とてもきれいな花とは言えませんが、小さなザゼンソウが林の中で群生しているのが見られました。

放光寺の梅 ザゼンソウ(甲州市塩山竹森) 2002年のスケッチです

 ところで、今年は、韓国で独立運動が起こってから100年になるとのことです。日本が100年も前に朝鮮でどんなにあくどいことをやってきたのか、日本の多くの人々はほとんど知らない(あるいは知っていても黙っている)のが現状です。安倍や菅などは、「日本と韓国との戦後処理は外交的に決着がついている」と平気で言って、朝鮮の人々の心に一切思いを寄せようとはしていません。そのためか、多くの日本人がそのような考えに同調しています。これは日本にとって大変憂慮すべきことと思います

 朝日新聞が、2月27日付けで、「岐路の1919 東アジア100年の影」という記事を掲載していました。内容は特に取り上げるようなものではありませんが、1919年3月1日の独立運動にあわせた記事で、普段は取り上げないような記事となっていました。その中で、朝鮮関係の記事を一部紹介したいと思います(中国関係の記事もありました)。

 「1919年3月1日午後2時ごろのことだ。現在のソウルの中心部、パゴダ(現タブコル)公園に詰めかけた群衆の中から、一人の学生が壇上に駆け上がり、独立宣言書の朗読を始めた。”われらはここに、わが朝鮮国が独立国であること、および朝鮮人が自由の民であることを宣言する”」

 「8年半前に日本に併合されて以来、朝鮮の民衆は言論、出版、集会の自由を奪われ、憲兵の監視下、沈黙を強いられてきた。その民衆が叫びをあげた。”独立万歳!”数十万人が街路を埋めた。夜8時、朝鮮からの来訪者が東京に降り立った。独立運動に共鳴する林圭(イムギュ)。自分で日本語に訳した独立宣言書を携えていた。林は、めいが働く新宿の菓子店、中村屋を訪ねた。当主、相馬さん愛蔵の自宅離れに滞在を許された林は、宣言書約200通を当社版印刷し、数日のうちに郵送した。逮捕後の林に対する尋問調書によると、宛先は首相の原敬や尾崎行雄、犬飼毅ら政治家約90人、吉野作蔵、安部磯雄ら学者約20人。主な新聞社、中央公論、太陽などの雑誌社、大学にも送られた。」

 「宣言書は、”われわれが朝鮮独立をはかる”のは朝鮮人のためであると同時に、」日本を”邪悪なる路”から救い出し、東洋を支える重責を全うさせるためだと述べていた。朝鮮だけでなく、道を誤った日本をも救う。そのために立ったのだと。宣言書はまた、アジアの行く末を見据えていた。−−朝鮮2千万の民を力で縛っても、東洋の平和を保障することはできない。4奥の中国人民は日本が侵略してくることへの猜疑を強め、やがて東洋全体が滅びるだろう。」

 「しかし、宣言書は公表されず、”威力の時代はすでに去って、道義の時代がきた”という朝鮮の呼びかけが日本社会に広がることはなかった。ただし、響き合う声が皆無だったのではない。朝鮮伸びを日本に紹介した柳宗悦はこう書いた。”軍国主義を早く放棄しよう。・・・自らの自由を尊重すると共に他人の自由をも尊重しよう。若しも此の人倫を踏みつけるなら世界は日本の敵となるだろう。そうなるなら滅びるのは朝鮮ではなくして日本ではないか”」

 「独立運動は朝鮮全土に拡大した。民衆は非暴力の精神を掲げて日本軍警とに立ち向かった。夜中に山上でのろしをあげて”独立万歳”を叫び、警官が来れば別の山に移った。これに対する日本の軍警の弾圧は苛烈を極めた。”射撃時間約3分・・・即死シタルモノ51名”といった記述が軍の報告書にみえる。弾圧の犠牲者は、5月末までの3ヵ月間に支社1マン5961人に上った。」

 「独立運動から26年後の1945年8月、朝鮮は日本の敗戦で解放の日を迎える。雑誌”歴史評論”が独立宣言を掲載して日本の読者に伝えたのは、敗戦から3年後の48年6月号だった。」

 安倍や菅などの軍国主義者はこのような日本のアジア侵略、支配をどう考えているのでしょうか。彼らの頭の中では、”本件は外交的に解決済み”とでも考えているのでしょうか??? 


☆ 2019年03月04日 : 日本共産党と天皇制

 韓国の国会議長文喜相(ムンヒサン)の日本の「慰安婦」問題に関する発言が大きな反響を呼んでいます。すなわち、韓国国会議長が米通信社のインタビューで、「”慰安婦”問題は日本を代表する首相か戦争犯罪の主犯(昭和天皇)の息子(平成天皇)が謝罪すれば解消する」と発言したことが問題になったようです。一時は日本の政界、マスコミが騒ぎ立てましたが、今はなぜか誰もが黙して話題とせず、沈静化を図っているようですね。

 一方、しんぶん赤旗が、日本共産党の志位委員長が記者会見で、韓国国会議長の発言について以下のような発言をしたと報じていました。共産党らしくない発言に、???と思った次第です。
水彩画作品88:マチスの模写(ガッシュ) 水彩画作品89:マチスの模写(ガッシュ)

 「日本共産党の志位和夫委員長は、記者会見(12日)でこの発言について問われ、”私たちは、日本政府として、真剣な謝罪が必要だと繰り返し言ってきました。とくに(安倍)首相が自らの肉声できちんと謝罪しなければいけないということは、強く言いたいと思います”と述べました。そのうえで”ただ、天皇は、日本国憲法で”政治的機能をゆうしない”となっているわけですから、そういうことはできないということは当然だと思います”と述べました。」
 「文議長は、天皇が”戦争犯罪の主犯の息子”とも発言。志位氏は、昭和天皇は侵略戦争の最高責任者だとしたうえで、”現天皇は戦争責任ということは問題にならないと思っている”と述べました。」

 志位委員長の発言は何となく奥歯に物が挟まった感じがしないでもなく、またしんぶん赤旗もこれに対し事実を述べるだけで何もコメントしようとしていません。共産党にとって、天皇制に積極的に言及することはタブー視されているのでしょう。確かに平成天皇は直接の戦争責任者ではありませんが、父親の戦争責任を引き継いでいるのは間違いありません。だから、現天皇、皇后は沖縄や海外の戦地に行って戦没者の慰霊に手を合わせているはずです。それならば、海外、特に植民地であった韓国、北朝鮮、中国それに台湾の日本の侵略戦争被害者に対しても”心を寄せる”ことはできるのではないでしょうか。何もこの程度のことは政治的な行為ではありません。”過去の不幸な出来事”に対する天皇自身の人間的な気持ちを素直に表すだけでよいのです。

 ついこの間、自民党から”日本共産党は破壊活動防止法による監視の対象団体である”と言われて、共産党抗議をしていました。これが日本の国内政治の現実です。もちろん、現在天皇制廃止や自衛隊解体を超え高々に言うことは、政治的には現実的でないことは承知しているつもりですが、志位委員長の発言は何となく歯切れが悪い発言だなと思ってしまいました。やむを得ないですね・・・


☆ 2019年02月24日 : 暖かい山中湖、春のようです

間ノ岳&北岳(湖畔から) しょっちゅうお目にかかるシカさんたち 忍野水族館(チョウザメ他)

 本当に今年は暖かいですね。今回は、青梅街道を通って、柳沢峠、御坂道のコースで山中湖に向かってみました。峠は1500m以上あるので、少しは雪があると思っていたら、まったく当て外れでした。車も少なく、春のドライブを楽しむことができました。大菩薩の湯にも立ち寄ったのですが、ここも4、5人しかおらず、のんびりと湯につかることができました。Good!!

、天気も良く、富士山や南アルプスの山々がきれいに見えました。NHKのニューズでも報道していましたが、例年5月頃に富士山に現れる農鳥の雪形がもう見られたとのことです。この農鳥は私も二、三度河口湖方面から見たことがありますが、山中湖からは見ることができません。2月というのに、庭に出て、枯れ枝、枯れ葉集めなどの作業をやりました。久しぶりの庭仕事で、気分爽快でした。

 ところで、山中湖はシカさん天国のようです。散歩に行ったり、ごみ捨てに行ったりすると、たいていシカさんに出会います。こちらをじっと見るだけで、なかなか逃げようともしません。

 先週、忍野のさかな水族館に行ってみました。オープン時から気にはなっていたのですが、忍野でさかな?、水族館?なんてふさわしくないなと思っていて、なかなか行く気にはなれないでいました。冬場で暇を持て余していたので、重い腰を上げて行ってみたというわけです。人はまばらでゆったりと見学できました。沖縄の美ら海水族館に比べると規模は当然かないませんが、なかなかコンパクトに出来ていて、楽しめました。チョウザメがたくさん泳いでいるのを見て驚きました。また、水槽のバックヤードも見せてもらい、魚にエサをやる体験もしました。


☆ 2019年02月18日 : シカさんがとうとう我が家の庭に!

 今年は暖冬ですね。湖の結氷はなく、また雪も残雪が少しあるだけで、ほとんどありません。16日(土)の朝、カーテンを開けて庭を見るとびっくり。シカさんが3頭、我が家の庭でコケ(草はないところ)を食べているではないですか。夜にはしょっちゅう庭に来て、畑や花壇を荒らしまわっているのは当然知っていましたが、庭でシカさんと顔を合わせたのは初めてでした。ガラス戸を開けても、間合い十分とみて逃げていきません。こちらが庭へ出て少し近づくと、やっと飛び跳ねて去っていきました。

 ところが、西側の窓をのぞくと、道路を隔てた北西側の空き地に6頭もたむろしているのが見えました。外へ出て、その6頭も追い払いました。いやー、驚いた!驚いた!自然が豊富な山中湖村ですね。

 忍野村に新しくフィットネスセンターができたという話を聞いて、さっそく見学に行ってきました。とても素敵な建物の中にあり、2階にはフィットネスの機械が並んでおり、10名近くが汗を流していました。汗を流した後はサウナにも入れるとのことでした。村外の人でも比較的安い料金なので、時々利用してみよかと思いました。

水彩画作品87:渓流


☆ 2019年02月10日 : ”自然人”の生活にあこがれて

 昨年末に市から胃がんの二次検査を受けるようにとの通知を受け、先月末にがんセンターで精密検査(内視鏡検査)を受けました。診断では胃の内壁が荒れているががん(腫瘍)は見つからないとのことでした。二次検査は10年ほど前にも受けており、今回は2回目です(その頃には大腸がんの二次検査も受けています)。しょっちゅうがんの疑いをかけられて精密検査を受けさせられるのは少し困りものですね。でも私はがん体質のようなので、言われたとおりにやっています。

 昔々購入したC.W.ニコル(Nicol)の「森の時間(Life in the Wood)、1994年」を取り出して読んでみました。ニコルの名前を知っている人は少ないのではないかと思いますが、彼はイギリスの南ウェールズで生まれ、世界でいろいろな自然に関する仕事をしていたようです。例えば、エチオピアの山岳国立公園で公園長としてレンジャーのフィールド・トレーニングや自然保護活動を行ったり、カナダの北極地方(イエローナイフ)で自然調査活動などなど、多彩な活動を行ったようです。
水彩画作品85:残雪のある庭 水彩画作品86:コップ
 1980年には、なぜか長野県の黒姫に大きな土地を購入し、そこで”自然生活”を始めたようです(奥さんと子供と一緒のようです)。私が本を読んで受けた印象は、”赤ら顔”をした巨体の白人で、”自然人”といった感じです(ビールやウィスキーが大好きとのこと)。

 書籍の内容は、彼が体験した面白い話が散りばめられたエッセイ集です。私がなぜこんな本を買ったのかその動機は忘れましたが、おそらく私にも”自然にたっぷりと抱かれた生活”をしてみたいという願望があったためかなと思っています。しかし、購入当時は、”檻”に入れられ、コンピュータシステムと朝から晩まで取っ組み合う日々が続いており、自然の中で生活するなどは夢の中の夢でした。それでも、少しは”自然人”に近づこう?と、山中湖にリゾートマンションを購入し、仕事は控え目にして、週末にはリゾートライフを楽しむように努めました。しかし、所詮はお金のない都会育ちのサラリーマン、とてもニコルのような生活は出来っこありませんよね。その後、定年直前に富士急の別荘地(借地)に小さなログ・キャビンを建て、畑を耕したりして、少し自然に触れた生活をすることができました。まあこれで満足して、終わりを迎えようと思っています。


☆ 2019年02月04日 : 久しぶりの雪の山中湖でした

 体調がすっきりしなかったため、久しぶりの山中湖入りでした。前日(1月31日(木))に雪が降ったようで、庭には10cmほど雪が積もっていました。積雪はそれほどでもないのですが、かなり冷え込んだためか、樹氷がきれいでした。2日の朝はマイナス12.9℃だったと報道されていました。朝は湯沸かし器が稼働しなくて、お湯が出ませんでした。お湯が出ないのは珍しいですね。でも今年は全体的には暖冬で、例年に比べて雪は少なく、日中はぽかぽか陽気で、春の日差しでした。

 ぽかぽか陽気につられて、甲府盆地の万力公園から笛吹川フルーツ公園まで歩いてきました。コートを着ていると汗ばんでくるほどで、コートを抱えてフルーツ公園まで登りました。少し疲れましたが、とても気持ちの良い散策?でした。

樹氷がきれいでした 富士山(湖畔から) 間ノ岳&北岳(湖畔から)


☆ 2019年01月13日 : まだ闘病生活が続いています。

 いやな風邪ウイルス(または細菌)につかまってしまいました。4日の夕方に始まった微熱と喉の痛みの症状がいまだに続いています。当初考えた糖尿病薬の副作用や前立腺炎ではなさそうで、単なる感冒(風邪)であろうということで一安心していますが、38℃近くまで熱が上がったり、喉の荒れがひどかったりして、なかなか治りません。地域医療センターへは行かず、近くの内科クリニックで薬をもらって済ませていますが、いまだに闘病生活が続いています。
 今年初めの水彩画作品は、私のお気に入りの登山靴とストックの絵です。登山靴を履くことはほとんどなくなったのですが、思い出にと描いたものです。いかがですか?

 最近ちょっと星や月の写真の撮り方を練習しています。ミラーレスのカメラを持っているのですが、今までは”AUTO”で撮っていたので、絞り値やシャッタースピード、露出値、ピントなどを自分で設定したことはありませんでした。左の写真は南の空で一番明るい星シリウスを”マニュアル”で撮った写真です。星の写真がきれいに撮れたのでびっくり!!
水彩画作品84:登山靴とストック シリウス(東京の夜:01/03)


☆ 2019年01月08日 : おめでとうございます。闘病生活でスタートです。

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 お正月は好天に恵まれ、出歩いてきました。まずは、神代植物園と深大寺に行ってきました。植物園は閑散としておりましたが、訪れた人々はゆったりとしながら広大な庭園を散策していたようです。もちろん花はほとんど咲いていませんでしたが、ロウバイだけが花を咲かせてよい香りを漂わせていました。屋外で琴の演奏がありました。とても雰囲気がよいですね。深大寺は参拝客で大賑わいでした。いつもは深大寺そばを食べるのですが、店の前には大行列ができていたため、団子とまんじゅうを買って、さっさと退散しました。

 ニュー・イアー・コンサートを聴くために、六本木のサントリーホールにも行きました。いつもは川越の市民ホールに行っていたのですが、今年は奮発してサントリーホールにしました。演奏ホールはすばらしい設備で驚きました。演奏は東京交響楽団によるJ.シュトラウスのワルツ”春の声”、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、ドヴォルザークの交響曲第9番”新世界より”でした。大変迫力のある演奏を楽しみました。・・・でも、刑部さんのところの”ホーム”コンサート”が私にはあっているようです。懐かしいですね・・・
ロウバイ(神代植物園) 琴演奏(神代植物園) 浅間神社(富士吉田)↑→

 ゆったりできたのは4日間だけ。その後は闘病生活の始まりです。4日の夕方から喉の痛みを感じ、翌5日午後から少し熱が出てきて、喉が腫れてきました。この10年、インフルエンザや風邪にかかったことがないので、最初は糖尿病薬による副作用を疑いました。しかし、口内炎による炎症や皮膚の強いアレルギー症状もないようなので、原因は何かと考えていたら、1年半前に罹患した前立腺炎に思い当たりました。初めの症状が似ていると思いました。それで正月明けの6日に、糖尿病と前立腺でお世話になっている病院へ出かけ、診察をお願いしました。わかってはいたのですが、当該病院は広域医療センターで、紹介状や予約なしの患者は原則受け付けないことになっています。また、以前診断した医者は当日は外来診療をしていませんでした(それも知っていました)。それでも、病院の窓口で粘り強く交渉し、医者の外来診療日には診療してもらうことにまで何とか話を進めることができました。これで半日かかりました。

 他方、単なる風邪も想定されたので、一般医院にも行きましたが、そこでは前立腺炎の判断はできないので、感冒の一般薬だけをもらい、しばらくそれを飲んで様子を見ることにしました(インフルエンザではないと言われました)。何とか対策をとることができましたが、今も微熱と喉の痛みと戦っています。本当に今年も病気との戦いが続きそうで、正月からうんざりしています。


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