☆ 富士山の「お花畑」と高山植物 ☆ 更新日: 2010年11月02日

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 2003年の夏は、富士山自然学校の観察会に参加し、渡辺長敬さんの案内で富士山上部の「お花畑」を歩き、富士山ではあまり見られない高山植物を観察することができました。これらの高山植物の写真は「山中湖の近況報告(17)」に掲載していましたが、とても貴重な写真と思い、ここにまとめて掲載することにしました。観察地点は、牛が窪(富士山7合目付近、6月29日)と仏石流し上部(大澤崩れ源頭付近、7月27日)の2か所です。ぜひご覧ください。
 2004年の8月21日にも富士山自然学校の観察会に参加して、再度大沢崩れ源頭部付近まで行きました。富士山の噴火丘とマグマ道や、大沢源頭部、大沢の崩壊の様子などの写真などもあります。ぜひご覧ください。

 1.牛が窪(富士山7合目付近)の高山植物 (2003.06.29)
 2.仏石流し上部(大沢源頭部付近)の高山植物(1) (2003.07.27)
 3.仏石流し上部(大沢源頭部付近)の高山植物(2) (2004.08.21) 

☆ 牛が窪(富士山7合目付近)の高山植物 (2003年06月29日)

牛が窪 フジハタザオ オニク(寄生植物)
高山植物の群落 ツガザクラ コイワカガミ
イワツメクサ ベニバナイチヤクソウ タカネバラ(滝沢林道、4合目)


☆ 仏石流し上部(大沢源頭部付近)の高山植物(1) (2003年07月27日)

最初は、大沢崩れに向かって歩いたお中道で見られた高山植物の写真です。

ベニバナイチヤクソウ コケモモ ハクサンシャクナゲ
タカネバラ ムラサキモメンヅル トモエシオガマ
ミヤマハンショウヅル ミヤマフタバラン? キソチドリ?

これからは、仏石流しから大沢崩れ源頭部で見られた高山植物の写真です。

富士山(滑沢から) ミヤマオトコヨモギ ミヤマヤナギ
タテヤマキンバイ タカネニガナ イワツメクサ
コイワカガミ&イワヒゲ イワオウギ オニク(寄生植物)
ツマトリソウ ヤマオダマキ コタヌキラン
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こちらの写真は、富士山源頭部付近の迫力満点の写真です。富士山頂のマグマ道と大沢崩れの溶岩層がよくわかります。

溶岩が吹き出た様子がわかる 大沢崩れ(上部) 大沢崩れ(中部) 大沢崩れ(下部)

☆ 仏石流し上部(大澤源頭部付近)の高山植物(2) (2004年08月21日)

 今回は標高3,100m付近まで直登するかなりタフな登山でした。8時30分、御庭の駐車場を出発して、戻ってきたのが18時40分でした。富士山のすばらしい景観と高山植物を是非ご覧ください。

タケシマランの赤い実(お中道) ガレた岩の斜面を直登する トモエシオガマ
タカネニガナとオオサワトリカブ ミヤマオトコヨモギ ミヤマアキノキリンソウ
ホソバエイランタイ シモフリゴケ 雲上での一休み

 昼食後、最後の急登をし、ようやく噴火丘とマグマが通った跡の見える地点に到着しました。およそ標高3,100mくらいとのことでした。富士山の噴火の跡を間近に見ることができ、その自然の造形の美しさ、荘厳さに圧倒されました。すばらしいですね。

富士山噴火丘 富士山噴火丘とマグマ道1 富士山噴火丘とマグマ道2

 下りは大沢の右岸に沿って降りたので、その崩壊しつつある沢の様子も間近に撮ることができました。

大沢源頭部 大沢源頭部左岸
大沢の崩壊の様子1 大沢の崩壊の様子2 大沢の崩壊の様子3
メイゲツソウ オオサワトリカブトの群落 うねるカラマツの大木 サラシナショウマ


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