☆ 山中湖の近況報告51 ☆   更新日: 2011年09月25日
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☆ 台風15号、我がログキャビンを直撃か?: 2011年09月23-25日

 今週末も3連休なので、22日(木)の夜に山中湖に入りました。前日の台風が山梨県の真上を通ったようなので、被害が心配でした。テレビのニュースでは山中湖に1時間29mmの雨が降ったとも報じていました。道志の道が通れるか不明だったので、高速道で河口湖経由で行きました。台風一過で好天が期待されたのですが、途中から雨に降られてしまいました。まったくひどい台風ですね。

 まず家に着いて、車をパーキングに入れようとして、ビックリ!大きな木の枝が車の上にぶら下がっているではないですか。よく見ると、ミズキの大枝が、電線の引込み線部分に引っ掛かっていました。これはやばいので、明日早急に対応しなければなりません。懐中電灯をもって庭を見回ると、ミズキとカラマツの枝があちこちに散乱していました。それに、折角作ったバラのアーチやヤマブドウの棚などが無残にも倒れていました。暗いので他に被害の確認はできませんでした。(

 翌朝は朝方までかなりの雨が降っていましたが、起きる頃には雨は止んでいました。早速、敷地内を周ってみると、ミツバウツギがばっさりと折れていました。引込み線にぶら下がっている大枝を切ろうと思ったのですが、感電するといけないので、東電に電話して、除去してもらいました。バラのアーチは倒れただけでなく、ばらばらに壊れていたので、上部のアーチは組み立て直しをしました。それにしても大きな台風の直撃でした。近所を散歩すると、大きな木が折れたり、大枝がぶら下がっていたりして、かなりの被害が目立ちました。それでも、大木が屋根を直撃するようなことがなかったので、一安心でした。

ミズキの枝が電気の引込み線に架かる バラバラに壊れたバラのアーチ 倒れたインゲンマメの支柱 折れたミツバウツギの幹
 台風の後でも、庭にはトリカブト、サラシナショウマ、イソギク、ヨメナなどがやや寂しげに咲いていました。それでも、それらを見るととてもうれしい気持ちになりました。車で湖岸を走ると、今まで以上に湖面が上がってきているようなので、旭日丘の湖畔に行ってみました。砂浜?はなく、道路から下りるとすぐにボートの桟橋になっていました。旭日丘のレストハウスは、しっかりした土台の上に建てられているのですが、水面が2、30cmくらいまで迫っていました。ボート小屋は床下浸水しているのもあります。ボート屋の話では、普段より2mくらい水位が上がっているとのことでした。山中湖へ来るようになって20年ほど経ちますが、今回のような水位は初めてです。今年の大雨がいかにすごかったかということでしょうか(水位は昨年から徐々に高くはなっていましたが)。
トリカブト サラシナショウマ 水没一歩手前のレストハウス(旭日丘) ハクチョウの家族?
 24日(土)、新聞で富士山が初冠雪したとの報道がありました。しかし、山中湖からは3日間富士山の頂は雲に覆われて見ることはできませんでした。夜は寒くなってきたので、今冬初めてストーブを点火しました。やはり暖かいですね。いいですね。

 陶芸教室にも行ってきました。左の写真は今回完成した作品、ビールのジョッキーと球形花瓶です。形はよいのですが、釉薬の選択が難しく、どうも色付けがうまくできません。経験の積み重ねが必要ですね。陶芸教室は、10月末で閉鎖されるので、新しい作品の製作はもう終わりです。

 24日(土)、25日(日)には、台風で荒らされた庭や畑の整理をやりました。また、先週から始めた畑の土起こしをやって、土の養生を行いました。来年の収穫に期待しましょう。

 *Information: 篭坂峠経由の御殿場への国道が、25日から開通したようです。
陶芸作品(私のはジョッキー)

☆ 雨のち晴れ、後半は秋空でした: 2011年09月17-19日

 先週は一転夏が戻ったような晴天でしたが、今週末17日(土)はまた雨でした(富士吉田はまったく雨が降っていませんでした)。それでも、18日(日)、19日(月)は青空が広がり、日中はやや暑いくらいでした。それでも夕方になると急に冷え込んできます。

 17日(土)は、富士吉田の”ふじさんホール”(富士五湖文化センター)で開かれた”江口玲ピアノリサイタル”に行ってきました。このピアノリサイタルは、本来”ふじさんホール会館記念事業”として、4月3日開催予定でしたが、東北大地震で開催中止にされたものでした。私も車のガソリンの確保ができなくて、とても富士吉田までは行けないと思っていたところ、とりあえず中止ということでそのときはほっとしたといった状態でした。オサカベさんに”残念ですね”とお伝えしたところ、”いつか演奏会がありますよ”とのお応えがあり、ずっと期待していました

 江口さんのピアノは、実は、2004年と2005年に”オサカベホームコンサート”で、2回も聴いています。目の前で、世界的ピアニストが迫力のあるピアノを演奏するのを聴いて、大感激したことを昨日のように思い出します。特に、”展覧会の絵”(ムソルグスキー作曲、ホロヴィッツ編曲)を暗譜で演奏するのを見て聴いて、帰る車の中でも興奮醒めやまぬといった状態でした。当然、今回もチャンスを絶対に逃してはいけないと考えて富士吉田まで行きましたが、期待を裏切らない演奏を聴くことができ、とても感激しました。以下に、演奏プログラムを紹介しておきます。
 第T部:1.ラフマニノフ:エレジー、前奏曲、2.パデレフスキー:メロディー、3.P.I.チャイコフスキー:ドゥムカ、4.J.ホフマン:ノクターン、
      5.ショパン:マズルカ、英雄ポロネーズ
 第U部:6.ルービンシュタイン:ロマンス、7.シューマン/リスト編:「献呈」、8.リスト:愛の夢、9.リスト:リゴレット・パラフレーズ、
      10.ガーシュウィン/江口編:ラプソディー・イン・ブルー

 翌18日は天気が回復しそうということで、またまた梨が原を訪れました。もう秋の花もほとんど終わりで、ヨメナ、フジアザミ、タイアザミ、ナギナタコウジュなどが目立つくらいでした。アサギマダラが群舞していました。山中湖や杓子山、大平山などが久し振りに晴れ渡った青空を背景にきれいに見えたので、写真を撮りました。自衛隊のお兄さん方が”戦争ごっこ”をしており、迷彩服を着て、顔はお化粧をし、帽子には草を飾りつけ、銃を持って道路の茂みから私らを待ち構えており、とてもビックリしました。大型テントや迷彩を施した10台くらいの装甲車などが林の中に置かれておりました。私たちの税金をどぶに棄てるようなこういう無駄使いは是非やめて欲しいものですね。

 ついでに?(本当の目的?)、ヤマブドウの新しい観察場所も探索してきました。結構紫のダイヤの房をつけたヤマブドウを観察できました。食べるとまだすっぱいので、恐らく10月中旬以降に再度観察することにしました。

 先週完成した陶芸作品の写真を掲載しておきます(右のコーヒーカップ以外はすべて家内の作品ですが・・・)。まん中の茶色の壷のようなものは、野鳥の餌台になる予定です。あつかましく、村の文化祭に出品させてもらおうかと考えています。陶芸教室は10月末で閉じるので、最後の作品を制作しました。

梨が原から山中湖を望む アサギマダラ 自衛隊のお兄さん方のおもちゃ? 陶芸作品(私の作品は右のコップ)

☆ 久し振りの好天??の山中湖: 2011年09月10-11日

 先週は台風12号に翻弄された週末でしたが、今週末は一転夏が戻ったような晴天に恵まれました。それで、11日(日)に、梨が原で花の観察をしようと思って朝早く出かけたのですが、9時ころが小雨が降ったり止んだりとなり、途中で引き上げる羽目となってしまいました(午後にはまた晴れました)。今年はなんと意地悪な天気なのでしょう。8月中旬からずっと山へ入ることができず、イライラがたまっています。それでも、梨が原でいくつかの植物を観察できましたので報告します。モリアザミ(右写真)、タムラソウ、アサマフウロ?、ツキミソウ(オオマツヨイグサ)、マツムシソウ、アキノキリンソウ、ワレモコウ、ヒヨドリバナなどでした。

 陶芸教室では、たくさんの作品が出来ていました。写真を撮り忘れたので、来週にでも掲載します。
 雑草の勢いも収まったので、庭の整備が進みました。畑も大半は終わりにして、これから冬に向けて土起こしをしようとモモっています。もうすぐ薪ストーブの季節がやってきますね!!

☆ 山中湖村は陸の孤島?かと慌てました: 2011年09月03-04日

 台風12号に翻弄された週末でした。2日(金)夜山中湖に向かったのですが、八王子辺りから雨も強まってきました。いつものように、相模湖で降りて道志村へ向かおうとしたところ、突然の土砂降りに出会いました。それで相模湖の橋を渡ったところで引き返し、ふたたび高速道に乗って河口湖まで行きました(後で話を聞くと、道志の道は2日(金)の夜は閉鎖されていたそうです)。途中もかなりの土砂降りに合いましたが、通行止めはなく、何とか山中湖に到着しました(ヤレヤレ・・)。
 3日(土)も、前夜からの大雨が続きました。朝起きて庭を見ると、トマトとモロッコインゲンの支柱などが倒れていました。トウモロコシもみんな風でなぎ倒されており、我が家にとって甚大な被害が発生しました。

 雨なので、どこへ行くこともできず、陶芸教室に行って創作活動に励みました。右の写真は8月に製作を始めた作品で、ようやく完成したものです(一部は家内が製作)。私としては出来具合に満足できないので、向上心をもってビールジョッキーの製作をやりました(家内は球形の一輪差しです)。次の出来栄えが楽しみです?

 翌4日(日)も雨は止まず(山中湖村では700mmmくらいの雨量があったようです)、断続的に土砂降りとなりました。昼過ぎに帰ろうと思ったのですが、中央道は全面通行止め、もちろん道志の道も2日以来通行止めです。国道20号もあちこちで通行止めのようだし、篭坂峠越えも、2日以来静岡側が閉鎖されていました。交通整理?をしている人に聞くと、三国峠越えも閉鎖されており、東京へ行くには本栖湖をまわって行くしかないということでした。帰るに帰れない!どうしよう!私は自由の身で何ら問題はないのですが、家内はまだ囚われの身なので、東京へ戻らなければなりません。そこで近所のMさんに電話をしてみると、Mさんは三国峠を問題なく越えることができたという話でした。エッ?あの交通整理をしていた人の話はでたらめ??クレームを言いに行く余裕もないので、慌てて三国峠へ向かい、何とか無事に246号線にはいることができました。本当にお騒がせな台風12号でした!!

☆ 雨模様の天気でしたが、後半ようやく止みました: 2011年08月26-29日

 いままでも何度か見学したいと思っていた富士吉田の「火祭り」ですが、いつも平日催行で、観ることができませんでした。今年ようやく平日の休みをとることができたので(本当は天気が悪くて山へ入るのをあきらめたということです)、26日(金)、27日(土)の2日間じっくりと祭りを観ることにしました。26日(金)は「火祭り」で、昼過ぎには浅間神社前の駐車場に車を入れました(この時点ではがらがらでしたが、2時頃には満車となっていました)。午後3時に浅間神社で本殿祭りが始まり、その後ご神体?が隣りの諏訪神社に遷って?神輿に乗り?、それからご神体の乗った神輿が上吉田の御旅所(コミュニティセンター)へ向けて出発しました。金鳥居のある道は松明が用意されており、また沿道にはいろんなお店が出ており、多くの観客?が神輿の到着と松明の点火を待っていました。しかし、夕方から天気が悪くなり、雨が時々ぱらつき、大変寒くなってきました。神輿が御旅所に到着した後、松明の点火が始まり、上(南)から下(きた)へと順に点火が行われました。ところが、点火が金鳥居まで来たころ、突然土砂降りの雨となり、私は駐車場の車まで必死になって戻りました。靴やズボンはびしょびしょで、大変な火祭りとなりました。おそらく松明の火も消えたのではないでしょうか。

 27日(土)は「すすき祭り」と言い、神輿が神社へ戻る日です。4時頃車を浅間神社前の駐車場に入れ(ほぼ満車でした)、金鳥居のある道まで行き、神輿が戻ってくるのを待ちました。神輿が通り過ぎた後、先に浅間神社へ戻り、神輿が到着するまで民謡踊りや神楽を鑑賞しました。6時過ぎに、神輿は”御鞍石”(浅間神社の西方にある)を経由して浅間神社に入り、”高天原”とよばれる場所を数回まわって、ようやく元の諏訪神社前に到着となりました。7時半を過ぎていたので、私は最後まで観るのをあきらめて帰りました。私は無神論者なので神事そのものにはまったく興味がありませんでしたが、久々に日本民族の信仰の姿を垣間見ることができ、満足しました。ただ、「日本三奇祭」というわりには、市民の熱狂も伝わらず、やや拍子抜けの祭りといった感じでした(インドのヒンズーおよびシーク教徒の信仰の姿のほうが、私にとっては強烈な衝撃でした)。

神輿出発(諏訪神社) おやまさん?出発(諏訪神社) 上から降りてくる松明の火 大松明の天下
 今週末も雨の多い日が続きましたが、後半になって雨もようやく止み、草取り作業が少しできました。野菜はそろそろ終わりですが、トマト、メロン、トウモロコシ、ジャガイモなどを収穫することができました。庭にはツルニンジン(ジイソブ)が咲いていました。夜の気温は低く、そろそろ山中湖では秋が始まったような感じです。

浅間神社太々神楽(1) 浅間神社太々神楽(2) 収穫野菜 ツルニンジン(ジイソブ)

☆ またまた梅雨のような雨降りの日々でした: 2011年08月19-22日

 毎日雨で(一時的には止むときもありましたが)、太陽を見ることのない週末で、うんざりしました。本当に今年の夏の天気はおかしいですね。夜は18℃くらいまで下がり、寒いので思わずフリースを出して着ました。もちろん、布団を掛けて寝ました。
 今週末は、もうひとつの、懸案の煙突掃除をやりました。ストーブのガラス板の枠(不燃ひも?)も交換し、冬の準備を終えました。用意周到ですね。

 20日(土)は、野口さんの自然観察会があったので、久し振りに参加しました。情報館のまわりをぶらぶらと歩きながら、山中湖の木や花や生活についての話を聞きました。蒼生館の前の庭に清楚なレンゲショウマが咲いていました。
 雨が降っていて山野を歩くことができなかったので、蒼生館で陶芸の創作に励みました。少しは上達してきているとよいのですが。疑問??その他に、雨にも負けずいつもの草取りもやりました。大分庭の雑草が片付いてきました。

勇壮なフジアザミ フジアザミとマルハナバチ(中央と左) 清楚なレンゲショウマ

☆ 今週は夏らしい空になり、暑かったです: 2011年08月12-13日

 天気がよく、雨も降りそうもなかったので、懸案のデッキの塗装をやりました。実質2時間くらいの作業でしたが、なかなか乾かず、デッキに上がれるようになるのに夕方までかかりました。でもきれいになって、ほっとしました(懸案の煙突掃除が残っていますが)。

 今回も、梨が原の草原を歩いてみました。アフリカのサバンナを思わせるような広々とした草原は気持ちがよいですね。ゾウやキリン、ライオンなどが出てくると楽しいのですが・・・。観察できた花は以下のとおりです。チダケサシ、イヌゴマ、アヤメ(一輪のみ)、ワレモコウ、オトギリソウ、オニユリ、オカトラノオ、ハナウド、ツリガネニンジン、カワラナデシコ、グンナイフウロ、カセンソウ、ボクチ、イタドリ、コウゾリナ、タケニグサ、シラネセンキュウ?などでした。
 庭の野菜も元気になってきました。トマトが赤みを帯びてきたので、2,3個ほど試しに収穫してみました。メロンとカボチャが大きくなってきましたが、スイカはようやく花を咲かせるようになっただけで、今年の収穫は難しいかもしれません。エダマメやトウモロコシはもう少しです。ジャガイモは葉が枯れてきたので、そろそろ収穫できるかもしれません。

 13日(土)の夜には、オサカベホームコンサートが開かれました。今回は、「長谷川清司(Dr)と仲間達によるジャズの夕べ」で、Piano神尾修、Bass秋元公彰ときむらまさしという編成でした。ベースが二人というユニークな編成で、リズムばかりでなく、メロディーも奏でて、とても面白かったです。それに、翌日オサカベ邸で演奏予定のドイツ・ケルン放送管弦楽団のメンバーの一人が飛び入りでクラリネットを競演し、大いに盛り上がりました。クラシックの奏者が即興?でジャズを演奏するなんて、ジャズではのすばらしさですよね。来月は、世界的ピアニストの江口玲のピアノコンサート(以前オサカベホームコンサートで2度演奏会がありました)が「ふじさんホール」で開催されます(本当は4月の予定でしたが、東北地震のために中止されたものです)。再び江口さんのピアノが聴けるということで、楽しみにしています。
 
梨が原の草原 ススキの穂が出るところ 赤身を帯びたトマト 大きくなり始めたメロン

☆ 今週も、梅雨のような雨模様の天気でした: 2011年08月05-08日

 5日(金)から8日(月)の4日間、ほとんど太陽も出ず(最後の8日(月)は午前中だけ晴れ間が出ました)、午後からは雷を伴う土砂降りの雨などなど、梅雨時を思わせる天気でした。それでも雨の降らないときがあったので、雨の合間を縫って忙しく活動しました。

 陶芸教室(蒼生館)で久し振りの製作に取り組みました。今回は葉っぱの葉脈を模様にした皿に挑戦してみました。一つはサラシナショウマ、もう一つはオオモミジの葉を用いました。完成が楽しみです(サラシナショウマの方はちょっと葉柄の部分を押し付けすぎたので、半分に割れる恐れがあります)。

 高指山にヒオウギ(ヒオウギアヤメとは違いますよ)が咲いているという情報を得たので(山中湖村の花はヒオウギとのことです)、高指山へ行ってみました。写真のようにオレンジ色のヒオウギの群落があり、感激しました(村で一部植栽しているとのことです)。きれいですね。私自身ヒオウギを見るのは初めてでした。そのほかにはウツボクサを観察したくらいで、やや寂しい山歩きでした。

 ついでに?、ヤナギランが咲いているかどうかを見に梨が原へ行ってみました。ところが、ヤナギランは全く見当たりませんでした。ヤナギランは山火事の跡や伐採地などにパイオニア的に生育する花ということですが、今年は梨が原では野焼きをやらなかったからでなくなったのでしょうか?(5月に梨が原へ行ったときは、ススキが原を焼いたような痕跡がありませんでした??)私は10年前以上に?ヤナギランが草原一面に咲いているのを見て感激したことがあります。どうなったのでしょうか?
 それでも、梨が原では次のような花が咲いているのを観察できました。オトギリソウ、ヒヨドリバナ、チダケサシ、ヒルガオ。キンポウゲ、コウゾリナ、タケニグサ、カワラナデシコ、ツリガネニンジン、ハナウド、ホタルブクロ、キバナカワラマツバ、カセンソウ、バライチゴなどです。

 この前紹介しましたが、Mさんから注文を受けたバラのアーチがほぼ完成しました。来週にはMさんの庭に設置できると思います。Mさん夫妻は喜んでくれるかな??
 4日間草取りにも励んだため、庭も大分きれいになりました。それにしても雑草との闘い?はきつい仕事ですね。庭には夏の花(ミソハギ、オミナエシ、クガイソウ、ムシトリナデシコ、メマツヨイグサなどがきれいに咲いています。またトウモロコシなどの野菜も大きくなりましたが、こちらは日照不足が心配です。

ヒオウギ1 ヒオウギ2 ミソハギ、オミナエシ、クガイソウなど トウモロコシとオミナエシ

☆ 梅雨に戻ったようなぐずついた天気でした: 2011年07月31日

 31日(日)の朝に山中湖に入りました。途中の道路ではかなりの雨が降っていましたが、山中湖では道路も乾き、青空も見えていました。2週間ぶりのため、当然庭は草がぼうぼう生えていましたので、早速草取りに励みました。午後からは、雨が降ったり止んだりのぐずついた天気で、気温も低く、梅雨に戻ったような天気でした。
 野菜の生育状況は以下のとおりです。今までよく採れたキヌサヤエンドウはウドンコ病に罹って葉が白くなったので、すべて引き抜いてしまいました。代わってモロッコインゲンが収穫できました。キュウリも少し採れました。トウモロコシは雄花が咲き始めたので、もうすぐ実が付くと思います。カボチャも花が咲き、小さな実ができてきました。今年はトマトがかなり青い実をつけてきましたが、日照り不足が続くと赤くならないかもしれません。ジャガイモ、エダマメなども順調に育っているようです。ダイコンは間引きをしてやりました。問題のスイカとメロンはこれからのようで、まだ状況がわかりません。
 以上ですが、これからは収穫の楽しみが増えてきそうです。天気の回復を祈念しています。

 31日の夜は、雨が少し降りましたが、翌朝には止んでいました。天気もすぐれないので、早々と帰りました。

☆ 足腰の鍛錬のために?吉田登山道(6合目まで)を歩きました: 2011年07月16日-17日

 16日(土)、もちろん朝から夏空が広がりました。さっそく足腰の鍛錬のために?吉田登山道を登ってみました。吉田登山道は、3合目から5合目までの間は歩いたことがありませんでした。それで、今回は馬返しを出発点として、6合目まで歩くことにしました。馬返しの駐車場は、マイカー規制が始まったせいか満車で、道路駐車となりました(現在、富士吉田から馬返しまでは、小型バスが1日数本通っていました)。
 8時40分、馬返し(1,450m)をスタート。1週間後の富士山マラソン?のためか、ランナーがたくさん我々を追い越していきましたが、登山者は5合目まではそんなに多くありませんでした。富士山の世界遺産登録運動のためか、標識や地名の説明板などが整備されていました。でも途中の崩壊した山小屋はいただけませんね。無残な姿をさらけ出していました。9時40分に3合目(1,840m)、11時に5合目佐藤小屋(2,300m)、11時45分に6合目(2,350m)到着となりました。

 途中で観察できた花は、コイチヤクソウ、ヤマブキショウマ、ミヤマオダマキ、ミヤマオトコヨモギ、バイケイソウ、オンタデ、メイゲツソウ、木本ではタカネバラ、ハクサンシャクナゲ、バイカウツギ、ミヤマヤナギなどでした。タカネバラはいつ見ても高貴できれいですね。富士山でのオンタデやハクサンシャクナゲも久し振りで、とてもうれしかったです。
 登っている途中はやや蒸し暑かったのですが、さすが6合目では風が涼しく、いっぺんに汗が引き、爽快な気分でした。それにしても、30から50名の登山グループ(目の前で3グループいました)が列を作ってアリさんのように登っていくのを見て、何ともいえない気分になりました・・・。馬返しに戻ったのは、14時30分頃でした。久し振りに富士山を堪能するとともに、目的どおり足腰の鍛錬が十分にできました。これで今年の夏山登山は万全かな??

オンタデと富士山頂 タカネバラ ハクサンシャクナゲ ヤマブキショウマ

 16日(土)の夜には、オサカベホームコンサートがありました。演奏は、毎年夏恒例のスィング・フォレスト・オーケストラで、楽しいスィングジャズを楽しむことができました。ちなみに曲目は、レッツ・ダンス、フラミンゴ、ムーチョ・ムーチョ・ムーチョ、酒とバラの日々、メモリー、ドリーム、ベサメムーチョ、愛情物語、美女と野獣、ビューグル・ゴーグル・ラグ、星に願いを、二人でお茶を、ラヴァー・カムバック・トゥ・ミー、アゲイン、川の流れのように、サウス・ランパート・ストリート・パレード、白い夜霧のブルース、セッシボン、インザ・ムードでした。

 17日(日)は、いつものとおり炎天下での重労働に励みました。熱射病になるのではないかとどきどきでした。生垣のカットと通路の草取りがようやく半分くらい済みましたが、なかなか草木の元気さには追いつけません。そうそう、前回お知らせした”バラのアーチ”が大好評?で、早速注文が入りました。ということで、もうひとつ製作する予定になりました(大変だ・・)。

☆ 突然梅雨が明けてしまいましたね: 2011年07月09日-10日

 梅雨明けは12、13日頃と言っていたので、今週末も曇りか雨と思っていたところ、9日(土)には梅雨明け宣言が出てしまいました。9日(土)は曇り空で、通り雨のような大雨が富士吉田や河口湖方面で降りましたが(山中湖は降らなかったようです)、10日(日)は真っ青な夏空が広がりました。いよいよ夏本番といったところですね。

 最近足腰が衰えているので、足腰を鍛えるために三つ峠登山に挑戦しました。いつもは御坂峠のほうから登るのですが、それではあまりにも安易なので、西桂のほうから登り、復路は北口登山道を通って、都留へ下りました。北口登山道はもちろん初めてでしたが、あまり整備が行き届いておらず、かつかなり急でタフな道でした。途中は2パーティしか会いませんでした。大きな滝がいくつかあり、蒸し暑い中、一服の清涼剤でした。
 三つ峠は多彩な植物が観察される山域ですが、以下のようなたくさんの花を観察することができました。バイケイソウ、ウスユキソウ、クサタチバナ、コバノイチヤクソウ、ヤマブキショウマ、レンゲショウマ(まだ蕾)、ヤグルマソウ、クガイソウ、ニガナ、ヤマハハコ、木本では、コアジサイ、ヤマアジサイ、バイカウツギ、ヤマボウシなどです。ウスユキソウに久し振りに出会えて、うれしかったです。コアジサイの白あるいはうすい青紫色の花が、清楚できれいでした。

<-バイケイソウ  上:ウスユキソウ コアジサイ ヤマアジサイ
 昨日の登山で疲れていたのですが、日曜日は朝から快晴であったため、朝早く起きて、仕事、仕事ということになりました。
 まずは、先週作ったバラのアーチを改造して、完成させました。なかなか立派な?アーチで、自己満足しました(本当はイングリッシュガーデンのような庭は私の趣味ではないのですが、ある筋から強く言われて作る羽目になりました)。第2回の陶芸作品が出来ていたので、蒼生館へ行ってきました。写真の色はおかしいのですが、本物はとても素敵な色合いです。これは日常的に使えそうです。
 野菜が育ってきました。キヌサヤエンドウは鈴なり状態で、たくさん採取できました。トウモロコシも順調に育っています。キュウリ、トマト、ナス、カボチャ、ジャガイモ、キャベツ、ダイコンなどなど、これからは毎週が楽しみです。そうそう、雑草や生垣、低木類なども元気いっぱいですが、こちらも毎週頑張って戦っています。週末は本当に忙しいですね。

鈴なりのキヌサヤエンドウ 大きくなってきたトウモロコシ バラのアーチ 陶芸作品(写りがわるいです)

☆ 梅雨の中休み?雨が降りませんでした: 2011年07月02日-03日

 今週末も雨が予想されましたが、曇り空で、時々日も射しました。このチャンスを逃してはいけないと、長らく保留になっていたバラのアーチ(支柱)製作に精を出しました。一応立派な?ものが完成はしたのですが、途中で設計変更したために上下がアンバランスになったので、また修復する予定です。陶芸教室にも行ったのですが、蒼生庵の入り口にりっぱなイワガラミが天まで昇るように大木を這い上がり、アジサイのような白い花をたくさん咲かせていました。初めて見たので、感激でした。
 庭には、オカトラノオ、シモツケ、ヤマボウシ、ウツギなどが咲いています。ナツツバキが今年初めて花(一輪)をつけました。ところで、ゴマノキの葉っぱに白い毛糸のような毛虫を数匹見つけました。気持ちが悪いのですが、真っ白できれいです。この毛虫が何の幼虫か知っている方がいたら教えてください。

バラのアーチ(仕掛り中) イワガラミ(蒼青庵) シモツケ この白いものは何??


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