第18話:怪しいチケットの顛末。 |
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「LION KING」のチケットを引き換えに行った。今度はトイレに行きたくなることもなく、怪しい手書きの伝票を渡すと、瞬時にチケットが手渡され、「Bye.」で終わりであった。 そのチケットの正価は22.5ポンド。やはり、してやられた。手数料を二重に支払っているわけなので、たぶん35ポンドとの差額は5ポンドと7.5ポンドずつということなのだろう。そうか、これだったらWest Endあたりでもうちょっと安く手に入っただろうなあ。 まあ、35ポンドでも日本円にすれば6,300円というところか。怪しい授業料が2,000円ということかもしれない。 なお、この日、「LION KING」はもちろん満員。このチケットはちゃんと有効で、2階席のやや右手、ステージは全部、オーケストラピットは半分見えるが、花道は見えない、という席だった。悪くないところで、私はバルコニー席に陣取ったパーカッション奏者に目が釘付け。 いやはや、ミュージカルは楽しいなあ。でもちょっと悔しいから明日は正規価格で入手してやろう。「PHANTOM OF THE OPERA」あたりはどうだろうか? (第18話:怪しいチケットの顛末。 了) text by Takashi Kaneyama 1999 |
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