ビールを味わう(Beer Restaurants & Beer Shops)

飲む(Beer Restaurants)

           
 ドイツのミュンヘンで一番有名なビアホール ホーフブロイハウス
 南ドイツにお出かけの際には是非いってみましょう。
 右の写真は私が98年の夏にいった時に撮ったものです。
 ミュンヘンの旧王宮のすぐ近くにありとても便利です。
 店内はかなり観光化していますが、かといって訪れてつまらないと云うことはありません
 ホームページもあり、ドイツ語・英語のどちらかで読めます。
    Hofbrauhaus Munich


 ドイツのビールは飲んでみたい、でもミュンヘンはあまりに遠い・・・というあなた
 ミュンヘンからの直輸入ビールと本場そのもののドイツ料理を楽しめるお店が実は東京にもあるのです。
 それはホーフブロイハウスの東京店です。

 場所は新宿歌舞伎町1丁目、靖国通りに面したところにあります。
 本場のDUNKELやWEISS BIERが堪能できます。
    ホーフブロイハウス 東京店(URL確認中)


 国内なら少し足をのばしても良いといったときにお勧めなのは、国内地ビール第1号の栄誉に輝く’エチゴブラウハウス’です。
 原発の誘致話で有名になった新潟県巻町というところにあります。
 もともとは日本酒の酒蔵をしていた上原さんという方が、規制緩和にいち早く対応して始められたマイクロブルワリー併設のブルーパブです。
 新鮮でコクのあるビールが楽しめます。
 場所は高速道の巻・潟東ICから車で20〜30分くらいのところにあります。
 東京からでは日帰りは無理ですので、新潟方面の観光などとかねていってみるのも楽しいと思います。
 瓶に入ったビールの通信販売もしてくれます。

    953 新潟県西蒲原郡巻町福井山中3970
                TEL(0256)72-0640


 イギリスのエールを国内で味わいたいというときにお勧めなのは、’HUB’です。
 私は渋谷店に何度かいったことがありますが、渋谷以外にも新宿や浅草などにもお店があるようです。
 店の造り・運営方法はイギリスのPUBそのもので、カウンターで毎回お金を出してビールやつまみを買い自分でテーブルまで持っていって飲むというスタイルです。
 店内にゲーム台やジュークボックスなどが置いてあるところも本場のPUBとそっくりです。

 ビールはイギリスから直輸入したBassペールエールを飲むことが出来、つまみにはFish&Chipsがあります。
 この2つがあれば気分はすっかりロンドン!!
 メニューには国産ビールだのピザだの雰囲気を壊す品々がたくさん載っていますが、
こんなものはすべて無視してひたすらイギリスを味わいましょう。

    150 東京都渋谷区宇田川町3ー10
           ぽあんしぶやビルB1
                TEL(03)3496-0765



 都内で全国各地のおいしい地ビールや海外のビールを
まとめていろいろと飲み比べることが出来る贅沢なお店があります。
それは相撲の国技館で有名な両国にある麦酒倶楽部ポパイです。
 国内各地のおいしい地ビールを常時樽で取り寄せてあり、
最高のコンディションでサービスしてくれます。
ベルギーなどの海外のビールも楽しめるのでビール好きにはこたえられないお店です。
 お店のスタッフの方は社長の青木さんを始め皆さんビアティスターの資格を
持った方々でビールに関する知識と経験はもちろんプロばかりです。
 ホームページもあり地図も出ていますので、お近くにいかれるときには是非どうぞ。
    麦酒倶楽部ポパイ

    130−0026 東京都墨田区両国2ー18ー7
                TEL(03)3915-8575


買う(Beer Shops)


 ビアハウス(株)

  ここにいけば世界各国のビールを買うことが出来ます。
  西馬込にあり、都営浅草線の地下鉄の駅から歩いてすぐです。
  車で行くのであれば国道1号線(桜田通り)を横浜方面にいくと、地下鉄の西馬込駅の手前右側にあります。
    143 東京都大田区西馬込2−2−1
                TEL(03)3777-4561

味わう(Tasting Beers)

 ビールのような人それぞれの好みのあるものについて、コレが良い等といったことをいっても仕方ない気がするのですが、
 私はこんなビールが好きで飲んでいますといった意味で紹介することにします。



 ヒューガルテン 禁断の果実(Le Fruit Defendu) ベルギー

   アルコール度数が9.0%もある濃い口のビールです。
   麦芽とホップの芳醇な香りが楽しめます。
   ラベルにはビールを飲むアダムとイブが描かれており、
   そのため、このビールをアダムとイブと呼んでいる方もいます。

   これを飲んでいるとつくづくビールはがぶ飲みするものではないと感じます。



 シュレンケルラ ラオホビア(Rauch Bier) ドイツ バンベルグ

   このビールはドイツのバンベルグという町で醸造される
   とても古いスタイルのビールです
   薫製した麦芽を使っており飲むと煙たい香りがします
   ラオホという言葉はドイツ語で煙とか燻すといった意味です
   生産量が少なくドイツ国内でもほとんど入手できないためこの町に行かないと飲めません
   バンベルグの街自体第二次大戦で爆撃を受けなかった数少ない町で、
   中世の趣がそのまま残っておりユネスコの世界遺産です

   中世の町並みと古式ゆかしい薫製ビールを味わいに私はわざわざこの街に行きました


 モースビット クリーク (Mort Subite Kriek)  ベルギー

   日本人がビールに対して抱いている常識をいとも簡単に打ち砕いてしまう代物です。
   単に色や香りが変わっているというだけではありません。
   このビールはサクランボを使ったフルーツビールなのです。
   王冠を抜くとその中にコルクがしてあるので、それをさらに抜いて飲みます。
   感覚的にはシャンパンを飲んでいる気分です。
   同じシリーズで桃やカシスを使ったものもあります。


 ピルスナー ウルケル(Pilsner Urquell)   チェコ

   このビールは日本人にとってとてもなじみやすいと思います。
   そう感じるのは至極当然で、日本の市販ビールの大半はピルスナータイプで、
   このビールはピルスナーの元祖だからです。

   だからといって国産ビールと同じような味わいというわけではありません。
   ホップと麦芽のすばらしい味わいはまさに元祖の面目躍如といったところです。


Morio Murakami Presents 29/Dec/2002
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