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8月05日
「古道具の不思議」

時折古道具屋さん巡りをします。入手した古道具の中に 彫刻に使うと便利なものがあります。桶屋さんが昔から使っている道具に 銑(せん)があります。樽の内側を削る道具です。先日 甥の勧めでBSスエーデン・神話の国を行くを見ました。写真の木こりさんは ログハウスを作る名人だそうですが 材料削りに 桶屋さんの銑と同じものを使っていました。この道具を スエーデンと日本のどちらが 先に発明したのでしょか。それとも必要に迫られ 自然発生的に生まれてきたのでしょうか。不思議です。

スカンジナビア半島北部に住むサーメの人々の歴史・文化は ヨックモックにあるAjtteという博物館で詳しく知ることができます そこにもこれと同じような工具が展示してありました サーメはアイヌとも交流があるといいますから 北方少数民族文化の源流は一つかも知れません(甥)

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