海彦の大切な釣り針を取られてしまった山彦は
こわごわ戸口を開けた。怒りがおさまらない海彦が土間で待っていた。釣り針をなくしたことを告げると
「すぐに捜してこい」 と許さない。山彦は
自分の剣を壊して500本の釣り針を作って謝ったが許してくれない。困った山彦が海辺でないていると
シオツチノカミが助けに入る。 と はなしは続くが・・・・・
むかし演じた山本有三の劇では 海彦が人の生き方をせつせつ語り幕が下りる。粘土作品は劇の幕切れのシーンである。
|
ご感想はこちらからお願いします。