彫刻材料が少なくなると 何とも心細い。名匠
平櫛田中は100才になったとき 30年分の材木を買い込んだそうである。ミミッチク暮らしている私にはそれだけの余裕はない。せめて3年分くらいの彫刻材を準備しておこうと思い
一年半ばかり寝かせて置いた山ザクラの原木を製材した。推定
100年は経っている原木である。100年もの間
見せずにいた山ザクラの素肌をはじめて見られる。なんという幸せ。不用な部分を取り除きながら作業場に積み込む。まんぞく
満足。
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