10月 3日
釈尊十大弟子  NO10  〔阿那津・木彫〕


十大弟子6人目が完成しました。阿那津(アナツ)です。阿那津は富貴の家に生まれ育ちました。釈尊の人格に惹かれて出家したのです。出家間もなくの頃、釈尊が大勢の群衆の前で法を説いておられたとき坐睡してしまったのです。そのことをたしなめられた阿那津は、「今日より以後どんなことがあろうとも眠ることは致しません。」といいました。苦行の中でも眠りを絶つことほど辛いことはありません。目を開けたまま過ごしたので視力を失ってしまいました。しかし、苦行の、末阿那津は「心眼」「天眼」を得ました。作品は花の言葉を聞くポーズにしました。

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