8月29日
長慶の楽がき色紙展   〔作品紹介NO4 最終回〕


いつも「よろず屋義一」に的確な作品評を送ってくださる陶芸家の先生がおります。長慶作品について次のような評を頂きましたので紹介します。「これは夢。夢の境地。夢の世界。ものを書き、描き、作る者の等しく目指す究極の美。風のような自在さ、沸き出る新鮮な発想、そして的確で鍛え抜かれた表現力。ものの表現を志す者は、生い立ち、人となり、世界観とともに長年の錬磨があって、初めて一人前になれるのは当たり前のことです。それが出来る人と出来ない人があるのだと考え込んでしまいました。こんな作家は他者を自己嫌悪に追い込んでしまう罪人だと一陶芸家は一人、力無くつぶやいています。」私も長慶作品を拝見するたびに自己嫌悪におちいってしまう一人です。

ご感想はこちらからお願いします。