中級クラス説明


15 直線と曲線の組合せ

レッスンポイント
自然な形で花を活けようとするとき「花材」の花姿がとても重要な
ポイントとなります。
不自然な形ではなんとなくおさまりが悪いものです。

ワークポイント
自然界の花の姿は一日として同じである事はありません。
日々刻々姿を変えています。
その中で素晴らしい「瞬間を」静止画像として模写するのです。
そのとき必要でない部分は削ぎ落とし、好ましい部分だけを
「誇張表現」させるのです。
このような作業をする事により「季節感の表現」も出来るように
なります。
太陽に輝く若葉、黒雲を突き刺す落葉樹、これらの季節に見せる
表情をしっかり記憶しておかなくてはなりません。
街を歩いていても季節感は感じる事が出来ます。
漠然と景色を眺めるのではなくて、美しさを感動しながら、楽しみながら
景色を見て下さい。
昨日まで無かったものが「発見」出来るともう感動です。
こうした日頃からの自然とのお付き合いが作品をより一層輝かせて
くれるのです。
その場に合った最も素晴らしい姿を表現させることも夢ではありません。

チェックポイント
好ましい季節感の表現が出来ると人に感動を伝える事が出来ます。
日頃の生活習慣が可能にしてくれます。


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