可愛らしいブーケのような花をいけて見ましょう。
それも二段にして形を丸くつくります。
上段の花、下段の花がはっきり区別できなくては意味がありません。
この形も「二つの形をドッキング」させたものです。たまたま形が同じであっただけです。
だから二つのものであることがはっきり解らなくては効果がありません。
そのためには「下段の花」を小さく可愛らしく作ります。
その上に「上段の花」を大きく伸びやかにまばらに散らせます。
上段の花を満にすると下段の花が見えません。
そして「花の茎」もそれらし雰囲気のある「茎」を使いたいものです。
葉がいっぱいついていて美しい花を使う事はこの場合には不向きです。
下の花の邪魔をしてしまいます。
花選びも形(デザイン)によっては大切なポイントとなります。
さりげなく大きな花の欲しい時にはとても良い形です。
上段、下段のバランスが取れていますか?
形は美しいなめらかなカーブをしていますか?