八王子リーグ上期7部 (H25.6.9)
翔鴎会で参加している定例の団体戦。Aチーム(4部)とBチーム(7部)の2チーム参加。自分はBチームで出場。前回8部で優勝したため、今回はBチームとして初の7部での試合。一緒に出場したのは松永君、吉本君、杉野君。松永君は本来メンバーではないが、人数不足で棄権にならないよう大会直前に参加をお願いし、追加登録をぎりぎりで行い出場してもらった。
試合前に話を聞くと、自分以外の3人は普段ほとんど練習していないらしく、「会社の休み時間にピンポンしてるだけ」とか「今年に入って3回目の卓球」とか「前回の八王子リーグ以来の卓球」などと言っている。非常に不安な発言を試合前にしていた3人だったため、「大丈夫なのか…?」と思いながら恐る恐るスタート。
<第一試合>
前回6部から落ちて来たところが相手。ダブルスをどうするか非常に悩んだが、本来の実力だけで判断すれば吉本君と杉野君だろうということで、初戦はその二人のダブルスでスタート。幸先よく1セット先取したものの、その後逆転されて3連取されてしまう。相手にやられているというよりは、2人とも久しぶりの卓球だからかミスが多い。吉本君はダブルスにしては大振りし過ぎている気もする。1Wは1−3で敗戦。
2Sは助っ人参戦の松永君。お互いに相手サーブが取れないサーブ合戦の展開だが、ラリーになると劣勢な様子で0−3の敗戦。
3Sは自分が出場。ここで負けると早くもチームが負けてしまうという追い詰められた状況。相手はダブルスにも出ていた人。シェーク裏・裏のドライブ系だが、ラケット交換するとグリップが「くの字」に曲がったラケットを使っている。こういうラケットがあるのは知っていたが、大会で使っている人とは初めて対戦した。試合開始。とりあえず、自分の変化型卓球に引っかかってはくれる。下に見せかけたナックルに騙されて浮いた球が返ってくるので、あとは自分がスマッシュミスせず決められるかどうかというような展開。自分も普段は週1回くらいで練習してるが今朝は受付等をやっていて全く練習していなかったこともあってかミスが多く、優勢な展開ながらもスコアが競る。1セット目はジュースの末取得。2セット目は相手が少し慣れてきた様子であっさり落とす。3セット目あたりから、こちらもようやく全開。得意サーブだけで攻めるのをやめ、サーブの変化バリエーションを最大まで増やした攻め方(攻撃パターンが確立してないサーブもあるのだが…)をしてみたところ、相手が大いに嫌がっているのがわかる。自分のサーブの時に優勢に進めることができ、競りながらも3,4セット目を連取し3Sは3−1で自分の勝ち。
4Sは杉野君。自分の試合で疲れてあまり良く見れなかったが、先ほどダブルスにも出て球に慣れたことで本来の実力が戻って来た様子。杉野君の相手も単複出場していた人なのだが、相手を全く寄せ付けず3−0で快勝していた。
チームの勝敗がかかったラストの5Sは吉本君。先ほどのダブルスの時も思ったが、物凄いドライブを炸裂させたと思いきや、その次はとんでもない空振りをしていたりと、卓球が「一撃必殺型」だ。1セット目は大差で取り、2セット目は大差で取られ、3セット目はまた大差で取り返す。見ていて優勢なのか劣勢なのか全くわからないドキドキ感のある卓球をする吉本君だが、4セット目はジュースの末に勝利。5Sは3−1の勝ち。
激戦の末、3−2で翔鴎会(B)の勝利。
<第二試合>
1Wの試合。相手の戦型は異質攻撃型(反面が粒高の人と反面が表の人)。
初戦のダブルスがあまりうまく機能していなかった感があるため、自分と杉野君のダブルスを試してみたところ、非常に上手くいく。ダブルスではやや下がり気味につないでいく自分の卓球と、やや前陣で攻撃する杉野君はポジションが重なることが少なく、お互いに自分のプレーに専念できるダブルスになる。1,2セット目を簡単に連取。3セット目はやや気が緩んだか相手が慣れたかで取られたが、集中し直して4セット目をとって勝ち。「今までダブルスを組んだ人の中で一番やりやすかったです」と杉野君に言われる。組みづらいと言われることは多々あれど、組みやすいと言われたのは初めてだ…(^^; 1Wは3−1で勝ち。
2Sは吉本君、相手と実力が拮抗しているようで大熱戦。1−2となり厳しいかと思いきや4セット目をジュースで取り、5セット目を11−8で押し切って勝ち。勝負強さを感じる。2Sは3−2で勝ち。
3Sは松永君。相手はダブルスにも出ていた人。1セット目を勢いよく取ったものの、その後は相手に押され気味の展開。3Sは1−3の負け。
4Sは杉野君。そんなに相手をいじめなくても良いのに…、というくらいの圧勝。2セット目に至ってはラブゲーム。相手が初心者とかではなく7部の平均的な選手だと思うのだが杉野君が強すぎ。本来の調子が戻ってきたか。4Sは3−0で勝ち。
5Sに入っていた自分に試合が回ることなく3−1で翔鴎会(B)の勝利。
<第三試合>
相手のチームもうちと同じくここまで2連勝しているチーム。
1Wは前の試合で調子が良かったため、引き続き自分と杉野君で組む。相手チームは年配の人達で、ダブルスの相手は2人ともペン表。お互いに叩き合う速いラリーがバシバシと続く。特に1セット目は、自分の会心のスマッシュやハーフボレーが返球され、普通に相手が強いと感じる。
1セット目をとられ、2セット目以降。スピードボールの応酬になるとやや部が悪いが、変化球で攻めると意外と効果がある。相手はどっちもペン表なのにこっちのラバーをとても気にしている様子。全力で下回転をかけた長いボールを送るとネットミスしてくれるほか、そうすると見せかけてアンチに反転してプッシュすると一撃で決まったりする。単純なスピードボールには強いが変化攻撃に弱いらしい。2,3セット目を連取。4セット目は取られて5セット目。自分の変化攻撃ばかりに気をとられている隙をついて杉野君のドライブ攻撃が決まる等、優勢に展開して勝利。1Wは3−2で勝ち。
2Sは松永君。相手はダブルスに出た人のひとり。ほぼ互角の打ち合いで、松永君の今日初勝利なるかと期待したが惜しくも最終セットを取られ2−3で負け。
3Sは自分。相手はダブルスには出ていないペン攻撃型の人。普通にそこそこ打てる人だったけど、いろんな変化攻撃を繰り出して終始自分のペース。結構余裕で負けそうにない。3−0で勝ち。
4Sは杉野君。相手はダブルスには出なかった人だが、年配の人達のチームの中では若めの人で、結構強く1セット目を落とす。2台進行で始まった5Sの吉本君も1セット目を落とし、全く予断を許さない展開。しかし、杉野君のこの後のセットは競りながらも勝負強さを発揮し最後にはセットを取得する展開が続き、3セット連取。4Sは3−1で勝利。
5Sの吉本君は、ダブルスに出たもう一方のペン表速攻の人を相手にフルセットで5セット目に入っていたが、その途中で杉野君が勝ち翔鴎会(B)の勝利が確定したためノーゲームの扱いに。
第三試合は3−1で翔鴎会(B)の勝利。
<第四試合>
ここまでチームは3連勝。次を勝てば全勝で6部昇格が決まる。
1Wは連勝中の自分と杉野君。相手はペン裏の人とペン表・粒高反転型の人。ペン裏の人が非常に強い攻撃力なほか、もう一人の粒高の人も突然飛んでくるプッシュに自分が反応できない。これまで好調の自分と杉野君のダブルスだったが、防戦一方でジリ貧状態。1・2セット連取されたあと、3セット目をなんとかジュースで取り返すのがやっとで、4セット目は点差を離されて力負け。1−3で1Wは敗戦。
2Sは吉本君。相手はダブルスに出てきたペン裏の強い人が続けて出てきた。吉本君も時おり見せる強力なドライブで応戦しているが、相手の方が一枚上な感じ。普通に強い。2Sは0−3で敗戦。
2連敗し後がない3Sは松永君。相手は女性。お互いにあまり攻めずに相手のミスを待つような展開になっている。慎重になっているのか普段の攻撃力をあまり見せない松永君だが安定性でも相手を上回っていて、3セット連取。松永君は本日初勝利。最後の試合でチームに貢献してくれた。3Sは3−0で勝ち。
4Sの杉野君と5Sで自分が2台進行。自分の相手はダブルスで対戦した粒高の方の人。ダブルスでは突然のプッシュ攻撃に反応できず苦戦したが、シングルスでは全くプッシュして来ない。お互いに回転に変化をつけながら相手のミスを誘うか、表ソフトのスマッシュで決めるかどちらかの展開。1セット目は攻め勝って取得。2セット目も攻勢に出て6−0でリードしたのだが、ここからまさかの逆転負け。卓球が守りに入ると自分が先にミスをしてしまう。点差を詰められ慌てて攻撃卓球に戻したが、焦って攻撃がミス連発。1−1となったところで、杉野君の試合を見るとあっさりストレート勝ちで決めた様子。4Sは3−0で勝利。すべては5Sの自分の試合にかかることになった。
絶対に守りには入らないと心に決めた3・4セット目。相手もこちらの攻撃パターンに慣れたのか、スマッシュしても粒高でしつこく拾ってくる。スコアは一進一退でほぼ互角。お互いに決め手がないまま、どちらが先にミスるか精神力の勝負になった中、なんとか僅差で3・4セットを連取。5Sを3−1で勝ち、チームとしては3−2の逆転勝利。
4戦全勝で7部Aブロック優勝。6部昇格を決めた。
Aチームの方も全勝で4部優勝を決め、次回の3部昇格が決定。Aチーム・Bチームともに全勝優勝で昇格という、最高の成績で終わった。
この勢いを7月の東卓リーグにも持ち込みたいところだが、試合日が参議院選挙の前日のため、自分は残念ながら欠席予定(選挙事務が仕事のため、前日から会場設営とかがある)。他のみんなに期待したいところだが、Bチームは他にも欠席予定者が多く棄権の危機かもしれない…。
個人的には次は6月30日(日)の柏オープン団体戦に職場のチームで参戦予定。