只今のお題
羊城油鶏
- 台南の羊城小食の名菜。
特に皮の下でルビー色に輝くゼラチンの層は絶品。
美顔類冰淇淋
不思議な看板
- 不思議な日本語がならぶ台湾の看板。
特に「あゝか」は難問。
福建冬節丸を作る福満園の家族
- 福建冬節丸はサツマイモで作った皮の中に海苔とかアサリ野菜等を入れて団子にした物です。
普通はスープに入れて食べます。
七爺
- 台湾には七爺と八爺にまつわるこんな言い伝えがあります。
八爺は背も高く心が大きくまじめでどちらかと言うと馬鹿ですが、この七爺は背も低く猜疑心の強い神様です。
で、この二人はだいの仲良しだったのですがあるとき七爺が友達の心を疑い自分が井戸に飛び込んだようにみせかけたのです。
するとまじめな八は友を失ったことを嘆き悲しみ首をつってしまったそうです。
これには七爺も驚き本当に井戸の中に飛び込んだそうです。
彼の顔が真っ黒なのは井戸に飛び込んだためだそうです。
潤餅の皮を作るおばさん
- 台中の市場で見かけた春巻きの皮を作るおばさんです。
日本のものとはちょっとちがって、台湾では潤餅と言われている生春巻き風の物の皮などにも使われます。
油条を作るおじさん
西洋菜猪肺湯
- 汕頭(スワトウ)で食べたクレソンと豚の肺のスープ。
これは強烈な味で私もちょっとと言う感じでした。
猪肉包魚皮
- 潮州で食べた家庭料理風のスープ。
豚肉を叩いて勾玉状にしたものを魚肉から作ったワンタンの皮のようなもので包んだものがスープに浮いています。
素朴な味でとても好感が持てます。
食べられません
紫菜[虫毛]仔湯
- 汕頭(スワトウ)で食べた牡蠣と海苔のスープ。
中国の沿海部にはこういった海苔や牡蠣を使った食べ物が沢山あります。
一般的に日本で紹介されている中国料理は内陸部のものなので、どうしても淡水魚中心になってしまうのですね。
黒魚子八天九翅
- フカ鰭の姿煮の上に黒魚子(キャビア)をあしらったもの。
香港では姿煮でも魚翅の繊維の部分だけを取り出して使います。
上湯が魚翅と別になっているところに注目。
天九翅は世界最大の鮫からとった魚翅です。
なお、「八」は手偏です。
淮揚湯包
- この写真見ると、左側にストローが付いてますね。
これは湯包といって中は殆どスープなのです。
それでこぼさないように中身を飲めるようにストローが付いているわけですね。
写真は上海のものですけど本場は揚州近辺になります。
鶏腰
- これは香港では鶏子と呼ばれているみたいです。
香港で出版された本には「鶏子是正牌男士補身妙品」と書かれています。
早蒸回鍋肉
- これは珍しい蒸して作る回鍋肉です。中華の奥の深さを感じさせてくれる一品です。
[虫可]仔煎
- [虫可]仔煎(オアチェン)は牡蠣のお好み焼きみたいなもです。日本ではかたくり粉を使いますが本場台湾では山芋の粉を使うみたいです。
上にかけてあるのは「愛之味」の「甜辣醤」です。甘辛い味ですが日本にはない不思議な味なので人によっては受け付けないかもしれません。
釈迦頭または番茘枝
- お釈迦様の頭に似ているから釈迦果とも言うみたいですけど、一般的には番茘枝(シュガーアップル)と言われています。
台湾にはこれのほかに形はピーマンですけど味はリンゴの蓮霧(レンブ)とかスターフルーツ、番石榴(グァバ)とかいろいろなフルーツが有ります。
上海蟹足作法
- 上海蟹の足食べるの面倒ですよね。でもこうすれば簡単。
太い方の足の両端をハサミで切って細い方の足を突っ込むと身がにょろっと出てくるのでこれに鎮江の黒醋をつけて食べると最高です。
上海人の知恵に脱帽。
蟹粉炒豆苗
- 炒めた豆苗(えんどう豆のわか葉)に上海蟹の味噌と卵と身から作った蟹粉を取り合わせたもの。
清燉蟹黄獅子頭
- 上海蟹を味噌ごと混ぜて作った肉団子(獅子頭)を土鍋に入れて蒸煮にしたもの。獅子頭は斬肉とも言われています。
酔蟹
- 寧波の青蟹で作った酔っぱらい蟹。青蟹は[虫尋]ともいい日本ではのこぎりがざみと呼ばれています。
蟹おこわ
- 紅[虫尋]米[米羔](蟹おこわ)は代表的な台湾料理。子をびっしりと持った紅[虫尋](渡り蟹の一種)を使って作ります。
大根餅
- これは珍しい蒸した蘿葡[米羔](大根餅)。普通は焼いたものにニンニク醤油をつけて食べます。
台南担仔麺
生煎饅頭
- スープの入った一口大の肉まんをカリッと焼き上げたもの。代表的な上海小吃。香港では生煎包と言います。
菓子狸(中華料理の虎)
- 麝香猫科の動物。野味料理の代表「龍虎鳳大会」では虎の役割を演じています。ちなみに龍は蛇で鳳は鶏です。