◆ 初めての大腸内視鏡 ◆

Minew はもう年齢的に「おじさん」の領域に入ってきました。 人間ドックなんかも受けちゃいます。 人間ドックの結果、いくつかの項目で引っかかったため、 大きな病院で精密検査を受けています。つまり、じじぃネタ。

「便潜血」の診断が出たので、大腸内視鏡(大腸ファイバー)という 検査を受けることになった。 大腸の中にお尻から内視鏡を突っ込んで中を覗いてしまうという、 すごそうな検査だ。そんなの初めて。
(予想できると思いますがこの先の記述は、お見苦しい点もありますので、 お食事中の方はご遠慮ください。)

腸管洗浄剤 2リットル 検査そのものよりも、検査できる状態にするために、 大腸内をきれいに洗浄する必要があり、それが大変だ。 検査前日は素うどん・おかゆのみの食事、そして検査の朝には 2リットル(!)の下剤を続けざまに飲まなくてはならない。 普段は 350ml の缶ジュースも1日で飲みきれない僕なのに、 2リットルを2時間で、との指示にはおののいた。 しかも下剤(正確には腸管洗浄剤)。

朝 8:30 からごくごく飲み始め、30 分くらい後には、下から出る出る、 どんどん出る。 あっという間に固形物は出なくなり、そしてさらさらの液体へと変わって 色が薄くなっていく。 まるでお尻からオシッコをしているみたいに、シャーッと。 もしかしたら、女性がオシッコをする感覚はこんな感じか? などと想像。

昼を過ぎる頃にはもう出るものも減って落ち着いたので、病院へ移動。 電車で行く。
検査用の服(穴あきパンツ)に着替えて、検査室へ案内される。 検査ベッドに横たわる。 看護士も検査技師も若い女性で、その前にお尻を丸出し。うぅ。 鎮静剤を腕から注入された後、ついに内視鏡が体の中に。 グイグイと入ってゆくのがわかる。時々引っかかるがそれほど痛くはない。 初めに盲腸のところまで挿入し、引き抜きながら画像を見て撮影・診断する。 そのモニター画像を目の前に持ってきてもらって、 リアルタイムで内視鏡の画像をじっと見ている。 ふーん、ピンク色のチューブですな。きれいなもんだ。
自分で見ている感じでは、特にできものもなかった。 ただ、最後に抜かれる直前に、「ちょっと痔ですね」という指摘。 若い女性検査技師に。うぅ。

鎮静剤を打たれたのでフラフラで、検査後少し眠る。 あとは着替えて帰宅。この日は検査のみ。 お腹の中をリセットしたので、1日分の食事エネルギーがなくなり、 回復に2日くらいかかりました。
検査結果はその1週間後に聞きに行き、「何の問題もありません」でした。 よかったよかった。


2005/07/19 Takakuni Minewaki
2006/03/19 写真追加 Takakuni Minewaki

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