◆ ロボットは地球を受け継ぐか
日経サイエンス 1994/12号 p132-140
特集:宇宙と生命
著者:Marvin Minsky
「心の社会」のミンスキーである。
人間は機械の肉体と脳を実現し、長寿と新しい知能を手に入れるだろう
- どんなに長生きしても 115 歳どまり
- 自然淘汰によって、寿命はプログラムされている
- 人間は長寿者から知識を得て利用するので寿命が伸びてきた
- 遺伝子操作をしても老化は避けられないだろう
- 臓器は人工物に置き換えれば良い
- 脳も置き換えや拡張が可能となるだろう
- 機械化された人間を「心の子供たちmind-children」と呼ぼう
- 知識を遺伝させることが可能となる (非自然淘汰)
- 人間の記憶していることは意外と少ない 2bit/sec
- コンピュータには思考の柔軟性が欠けているが、「心の社会」的な
やり方で実現できる
- 不死となった時、誰が残るべきなのか? どういう子孫を作り出す
べきなのか? 本当に長生きしたいのか?
1996/02/17 T.Minewaki
199712/07 last modified T.Minewaki
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