Life3: 生きてりゃ勝ちよ地球の歴史上、いままでに生まれた生物の種のうち、99.99% またはそれ以上の ものはすでに絶滅しています。 恐竜絶滅がわかりやすい例ですが、現在からは想像もつかない形や行動の 生物が、たくさんいたはずです。
> これらは全て、最初は1つだった「生命のタネ」が、少しづつ増えて
> 変種を生み、点から面を覆っていくように、広がっていったのです。
> (ただし、そのほとんどは死に絶えてしまったことを 忘れてはいけない。)
素朴で、答えにくい疑問があります。
[Q1] 女性の裸を見ると、どうして男性の ( ピー ) が硬くなるの?
[Q2] どうして不老長寿の生物はいないの?
[Q3] どうして子供はかわいいの?
答えは全て同じで単純です。
●「××でないものは、(1) 生き続けなかった (2) 子供を残せなかった」
ということ。あるいは逆に、
●「××するものだけが、(1) 生き続けた (2) 子供を残せた」
ということ。どんな場合でも、こういう考え方をすることが進化論の基本です。 ある生物に、特徴的な形態や行動がある場合、それは、
(1) 生き続けることに有利 …… 食物を得る、身を守る、などの能力
(2) 子供を残すのに有利 …… 異性を引き付ける、良い子孫をつくる能力
のどちらかです。
★ 今僕たちが見ているのは、残ったものだけです。
(1) 生き続ける、(2) 子供を残す、そういうフルイにかけられて、 選ばれて選ばれて 25 億年後が、現在です。よっぽどうまいやり方を するものしか、残っていないはずです。
そんなわけで、素朴な疑問への解答は、
[A1] 女の子の裸を見て、(ピー)が硬くならない男の子は、
子供を残せなかった。(そりゃーそうですね。)
[A2] 不老長寿の生物は生き残れなかった。(おそらく環境の変化に
対応できなかった。少しづつ違う子供を残して死ぬことで、
常に変化し続けるものしか生き残れない。)
[A3] 子供をかわいい(守ってあげたい)
と思わない人間の子供は、
生き残れなかった。
この論理を用いると、他にも素朴な疑問に答えがみつかったりします。 「こういうのも当てはまるのかな?」といろいろなケースを考えて みてください。