◆ エイズ耐性遺伝子 人口の過半数に ◆
100 年後のアフリカ
アフリカ南部の諸国で、HIV(エイズウイルス)の感染による死亡が
このまま続けば、百年後には、発症を遅らせる特定の「耐性遺伝子」を
持つ人の割合が人口の半分以上に達することが、米カリフォルニア大
バークレー校の調べでわかった。
HIVの感染者で「耐性遺伝子」を持つ人は、発症が通常より遅くなること
が分かっている。チームは、遺伝子の「自然選択」が起こると考え、
これらの国でどのようにHIVが広まるかなどを算出した。
(ネイチャー)
(読売新聞 2001/06/04 夕刊)
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