( 1997/8/13 撮影 at ツグリキン・シレ、モンゴル ) ( スケールは 10cm )
Sさんがこれを見つけました。最初は上の突起の先端と右上の端が
ちょっとだけ地面に出ていたそうです。よくまぁ、見逃さなかったものだ。
それを少し掘り進めたら、なんと、こうなっていました。
お分かりでしょうか、真ん中の丸い穴が眼窩で、つまりこれは顔の一部です。
左の方が鼻ですね。それにしても、「小さい突起を掘って行ったら、
顔が出てきた!」ってのはどれだけわくわくと楽しい瞬間だったでしょうか。
うらやましいかぎりです。
ほとんどの部分が埋まっていたおかげで、とても
良い状態で保存されていそうです。博士の話では、この下に完全な頭骨と、
さらに全身が埋まってるかもしれないとのこと。
こういうのを、待っていました。
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T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp