( 1997/8/15 撮影 at アラク・テグ、モンゴル )
昼食後は、発掘場所を変え、キャンプから北へ4km ほどの
アラク・テグ Alag Tegという場所へ。小さいジープに7人
ギュウギュウに乗り込んで走る。
10 分ほどで到着。そこは緩い斜面になっていて、今までとは違う
赤い地層が露出し、少し草が生えている。時代的にはプロトケラトプスの
出る層より古く、「ピナコサウルス」という、ヨロイ竜の一種の化石が
良く出るということだ。
さっそく自由探索を始めるが、僕は斜面の中腹にいるラクダの群れが
気になるので、お友達になれないかなーと思って近づいて行く。
20 頭ほどの、フタコブラクダたち。ポツポツと生えている低木の葉を
ムシャムシャと食べている。放牧されているものらしく、尻に白く
マークが描かれている。誰かがついている様子もないのだが、
ちゃんと管理されているのだろうか?
僕が「こんにちはー、大丈夫だよー恐くないよー」と声をかけながら
歩いてゆくと、ゆさ、ゆさ、と体を動かしてゆっくりと逃げてゆく。
[ 南ゴビ 写真日記 1997 | 思い出のアルバム | MINEW ]
T.Minewaki / minew@post.email.ne.jp