◆ ハナミズキ ◆

(1997/04 撮影 at 家の近所)
梅や桜が
春の雰囲気をうすピンク色に盛り上げそして散った後、
いろいろな花々が今度は初夏を予感させながら咲き出します。
そのなかでも、大好きな花がこの「ハナミズキ」です。
この花は、僕が関東に来てから気がついた花ですが、
まるでセトモノで作ったような白い花が、光を受けて、
カリン、パリンと音でもたてそうに明るく咲く様子に惹かれます。
甘えを感じさせない、薄く固い感じがイイ。
白だけではなくて、この写真のように赤や、赤白混じったものも見かけます。
近づいてよく見ると、花の中心部にポツポツと固まっている粒々があって、
これはそれぞれに小さな花として咲く。
つまり、最初花のように見えるのは花ではなくて、
ガクとかその外側の葉っぱが変化したものなのでしょう。
英語では Dogwood と呼ぶが、なんで「犬の木」なのかは知らない。
もともとは北米から移植されて広がった花らしい。
ハナミズキは、1912 年に東京からワシントンへ贈ったサクラのお返しに、
1915 年にアメリカから贈られた苗木 40 本がはじまり。「返礼」が花言葉。
(2002/04/23 読売新聞より)
1998/04/11 T.Minewaki
2002/11/15 last modified T.Minewaki
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