多摩川沿いを散歩をしていたら、河原にある、わらで建てられたような 家から、小さくコロコロした犬が弾けるように飛び出してきた。 子犬はまとわりつくようにあたりを走り回り、そしてペタンと座り込んで こっちを見ている。もこもことした毛皮がぬいぐるみのように可愛い。 遊んで欲しそうだ。後からもう1匹、きょうだいらしき子犬が現れて、 少し離れて様子を見ている。 猫 は、野良猫という存在が許されているので遭遇することが多く、 写真を撮ることもできるのだが、犬は今や管理された動物で、 写真を撮る機会が少ない。 犬は他の動物と同様に好きだが、鎖に繋がれた動物という境遇は どうも苦手だ。それもあって自分で犬を飼う気にはならない。 |