台湾(5)

光華商場



それにしても寒い。セーターを取りにいったんホテルに戻ることにする。
ホテルで一服したのち、今度は台湾の電脳街である光華商場に出かける。ホテルから光華商場までは松江路の一本道を行けば良く、バスは頻繁に走っている。

松江路

線路を越える陸橋を過ぎたところでバスを降り、少し引き返すと、さっき渡った陸橋の下に光華商場はあった。

光華商場

光華商場の中は2層になっており、上層は電気街、古本屋などが並んでいる。秋葉原と神田が同じ建物の中に同居しているようなものだ。
建物自体はかなり古いようだ。線路をまたぐための高架道路の下を利用して作られているところからだろうか、秋葉原のガード下にあるラジオセンターと同じ雰囲気を感じる。もっとも高架道路と立体高差していた線路は今では地下化されており、意味の無い高架道路になっている。

国際電子廣場

光華商場の他にも近くには国際電子廣場や現代生活廣場といったショッピングモールがあるほか、小さいショップが店を連ねており、本当に秋葉原のようだ。
これらを見てまわったのだが、正直なところ期待したほど面白くはなかった。
というのは、売られているものがPC本体、基板、CPU、めもり、周辺機器、カード類といったように決まりきってしまっており、「いったいこれは何に使うのだろう?」というようなワクワクさせられる掘り出し物が見当たらないのである。
あらためて秋葉原の偉大さを感じさせられたのであった。

八徳路

裏通り



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