香港2000(3)

ピークトラム

梅道站の階段状になった月台(プラットフォーム)にたどりつくと同時に、ちょうど登りのトラムがやってきた。手を上げて止まってもらおうとしたが、非情にもそのまま通りすぎてしまった。

梅道站

ピークトラム

よく見ると駅名表示板の横に、エレベータの停止ボタンのようなものがあり、これを押さないと停まってくれないらしい。上りの停止ボタンを押して次のトラムを待つ。それにしてもすごい勾配である。もし月台から誤って線路上に落ちたら、そのまま下の山麓駅まで転げ落ちてしまうのではないだろうか。

停止ボタン

しばらく待つと次のトラムがやってきて、こんどはちゃんと停止した。一番前の乗車口から乗り込み運転士にお金を払う。確か16ドルか17ドルであったため、下から乗るより僅かだけ安くなっている。
トラムは観光客で満席であったが、5年前に比べると日本人の割合がずいぶん少なくなったような気がする。

トラムの山頂駅はピークタワーの建物になっており、屋上が展望台になっている。そこに登るとさっき歩いてきた中半山のマンション群が間近に見える。ここの標高が約400m。さっきの梅道站の標高が180m。地利根徳閣の高さが200mなのであまり高さが変わらない。

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ピークタワーと隣のピークギャレリアの中の店をぶらぶらと見て歩いているうちにとっぷりと日が暮れ、100万ドルの夜景が見下ろせるようになった。

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