香港2000(5)

海洋公園

海洋公園は２つのゾーンに分かれているが、５年前に来たときには台風の被害の影響で山の上の水族館があるエリアがクローズされており、正面入口の近くのエリアしか見ることができなかった。
今回の訪問はそのリターンマッチというわけだが、正面入口のエリアも新しい施設がいろいろとオープンしている。そのなかで一番の目玉は香港の中国返還を記念してやってきたパンダである。

パンダ舎

さて、ここから山の上のエリアに移動するにはロープウェイを利用する。

山の上のエリアには水族館と遊園地がある。
オーシャンシアターではイルカショーとアシカショーをやっている。ナレーションは広東語なので何を言っているのかは分からないが、それでも十分楽しめる。
最大の見せ場は飼育員が「海のトリトン」のように、２頭のイルカの背中に乗ってプールを横断してしまうシーンである。水族館ファンには、このシーンを見るだけでも香港に来る価値があるといえよう。

水族館

イルカショー

イルカショー最大の見せ場

アシカショー

オーシャンシアターやシャークアクアリウムなど、ひととおり見たあとで、最後に海獣の飼育施設である「太平洋海岸」を見て集古村へ降りようと思ったのだが、何と太平洋海岸は工事中とのこと。
これでまた再び香港に来なくならなくてはいけなくなってしまった。

太平洋海岸は残念ながら工事中

これまた長いエスカレータを延々と降りてゆくと集古村にたどりつく。
奥から歓声が聞こえるので何かと思って行ってみると、曲芸ショーをやっていた。中国四千年の歴史を感じさせるその技には目をみはるばかりである。オリンピックの体操種目で中国がメダルをさらっていくのも分かる気がする。

集古村の曲芸