トッパーはカデット級やミラー級設計者のジャック・ホルト氏の設計である。
ミラーディンギーと同じく、バウカットされた船型を持つ。
ポリプロピレン樹脂を射出成型して作ったハルとデッキを融着させた大量生産向きな工法で製作された量産品である。
設備投資額が大きいため、この工法を採用するメーカーは他にない。
市販のヨットのほとんどはポリエステル樹脂とガラス繊維の複合材であるFRP製である。
ジャック・ホルト氏は常に新しい工法にチャレンジした人という印象を受ける。
この工法の弱点はハルとデッキの融着工法の品質管理が難しく、一旦水が漏れ出すと処置できないことである。