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2007/02/19
戦後最大の奇書と言われる。
詳細な知識を駆使し、性的倒錯と戦後の敗戦・白人コンプレックスを圧倒的な完成度でSFとして描いた文学。マゾヒズムや汚物愛好、人体改造を含むグロテスクな内容。緻密な世界観の描写を含むため、読み手を選ぶ小説であるという。
作者沼正三の正体は元判事だった倉田卓次がまず書き、天野哲夫が引きついで書いたようだ。
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