読書録

山木会参加のため東京に出たとき丸善書店本店で購入。

ざっと目を通したが、原子炉圧力容器設計者、東大名誉教授、弁護士、刈羽村村会議員らがそれぞれの専門家としての視点から解説している。裁判資料のなかから有用な資料を選んで掲載してくれるので大いに参考になる。

現在日々、改訂しているグローバル・ヒーティングの黙示録の地震に関する部分では地盤用地震計の記録加速度を開放基盤面で加速度に変換する「はぎとり解析」のやりかたと建屋と地盤をモデル化する「地震応答解析」については再計算と加筆が必要となろう。また浜岡の 地層の固着部分（アスペリティー）の位置、再循環系配管の設計安全率に関しては加筆の必要がある。