読書録

鎌倉図書館蔵

あまりにも有名だし、江ノ島ヨットハーバーとも縁があるので一度読もうと借りる。

短編集として「ヨットと少年」も収録されていたため同時に読む。慎太郎と裕次郎を一躍スターダムに押し上げた作品だが、かなり努力しないと読みきれなかった。

いままで読んだ「海の男」、「大いなる海へ」へと同じく品の無い感性と表現が気になった。たしかに若さはあるが未熟。戦後10年の雰囲気はこんなものだったのかなという歴史的な興味が先立った。