シリアル番号 | 511 |
書名 |
イギリスは愉快だ |
著者 |
林望 |
出版社 |
平凡社 |
ジャンル |
紀行文 |
発行日 |
1991/11/20第1刷 1992/2/25第7刷 |
購入日 |
2002/07/22 |
評価 |
良 |
妻の蔵書。才人林望の洒脱な英国滞在記。
「イギリスはおいしい」の続編。グリーン・ノウ物語の作者、ルーシー・マリア・ボストン夫人所有のヘミングフォード・グレイのマナーハウスの8ヶ月は楽しい。フェンランド地方の風物がしっとりとえがかれている。
上質な英国にふれた 林望は幸せ者。ヘミングフォード・グレイはケンブリッジの北西12マイルのところにある12世紀に建てられた英国でも最も古いマナーハウスである。ローマ街道をHuntingtonに向かい。セントアイブズ行きの道に右折してしばらく行き、途中左折すればすぐである。今度英国に行くときはこのマナーハウスを訪れてみよう。
槭樹(もみじ)、蒼惶(そうこう)として、閲(けみ)する、誘掖(ゆうえき)に負う、廉(かど)など古風な言葉をキザに使うところが気取っている。
フェンランド地方にはケンブリッジ大学があり、フェンランド・ポリテクニックと呼ばれる。
Rev. November 1, 2006