読書録

PHP文庫

一向一揆以降の日本史。信長、秀吉、家康とキリシタンとのかかわりが説得力ある形で記述されている。特に秀吉の奴隷売買に関する強い嫌悪感は当時の世界の先端をゆくものであった。これが誇るべきことかというと、そうでもなく、日本の他民族との接触のなさがこうさせたといえる。