読書録

シリアル番号 1319

書名

牧野富太郎 なぜ花は匂うか

著者

牧野富太郎

出版社

平凡社

ジャンル

サイエンス

発行日

2016/4/8第1刷
2016/12/26第4刷

購入日

2018/01/10

評価



家人の友人蔵書

牧野は明治期の独学の植物学者。四国の造酒屋の子として生まれたが、両親を失い、自由に植物を学ぶため小学校中退。遺産を食いつぶして植物を研究した。

世界でも少ない食虫水草のムジナモを江戸川で発見。利根川水系と巨椋池にもあることがわかった。

松竹梅組み合わせは植物界の代表

松:顕花部 裸子植物
竹:顕花部 被子植物の単子葉類
梅:顕花部 被子植物の双子葉類
ウラジロ:陰花部

イチョウの精子発見者は東京大学理科大学植物学教室の画工平瀬作五郎だったが、博士号をもらえるどころか彦根中学の教師として左遷された。くだんのいちょうは小石川植物園に今もある。


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