カレー料理

ウコン

男がする料理のうち最もポピュラーなものがライス・カレーだろう。英国風にメリケン粉とカレー粉を混ぜて、フライパンで炒った経験もある。しかし1971年の英国滞在以後は粉を入れないスープベースのカレー料理を好むようになった。オックスフォード ・ストリートの裏通りで仲間とインド・レストランで昼食をしばしばとり、その味に慣れてしまったためである。 細木氏によるとこのインド風といわれるものはベンガル風ということのようだ。

そもそもインドにカレー料理というものはない。すべてのインド料理がカレー料理なのである。

このインド風料理はオニオンスープに肉や野菜を加えてカレースープに転換したものだ。だからオニオンスープを多量に作り置けば数日に渡って手をかけないで異なった料理を楽しめる。

材料

オニオンスープ 2人前
角切りブタ肉 150グラム
ニンジン 1本
長ナス 1本
生シイタケ 4個
オリーブオイル 大サジ2杯
適量
マギー・ブイヨン・キューブ 4個
インド・カレー粉(標準的なS&B) 大サジ3杯
フェネグリーク
適量
カルダモン
適量

準備作業

ニンジン、長ナス、生シイタケを角切りにする。フライパンにオイルを敷き、ニンジン、長ナス、生シイタケ等の野菜を炒め、深鍋に移す。ニンジン自ら製造するコンポストを使い、無農薬・有機栽培農園を維持している西沢重篤氏の成果物を使う。

同じフライパンで角切りブタ肉を焼き、別の皿に取り置く。

料理プロセス

炒めた野菜を入れた深鍋に水を適量入れ、火にかけて10分程度煮る。これに作り置いたオニオンスープ、マギー・ブイヨン・キューブ、カレー粉をスープで練ったものを加え約10分煮る。

甘味はジャムなどを加えるが血糖値が心配なら合成甘味料を少し加える。

最後にガラム・マサラまたはコリアンダー、スターアニス、ターメリック、カルダモンなどで香りの微調整をして出来上がり。

コクが不足していると思えば、トマトジュース1缶、またはトマトをみじん切りにして、あるいはウースターソース少々加える。

しつこいときはヨーグルト大サジ3杯、酸味が増してスッキリした味になる。

July 26, 2006

NHKのカレー料理

NHK-TVの「ためしてガッテン!」でカレー料理を紹介していた。市販のカレー・ルーに砂 糖、バター、ニンニク、赤トウガラシの4品を加える方式である。 赤トウガラシとスライスしたオニオンを油でよく炒め、 赤トウガラシを捨てる。これにオニオンを加えてこげ茶色になるまでよくいためる。ジャガイモと水を加えてジャガイモが柔らかくなるまで煮る。ジャガイモは 別にわけてから生のニンジンを加えてミキサーで粉砕し、金網で漉してスープを作る。これにカレー・ルー、砂糖、バター、分けておいたジャガイモを加えて 10分程煮る。肉は別途、フライパンで焼いて、ご飯に載せ、カレースープをかけるという料理である。 こくがあって美味。

ただし使ったカレールーがかなり甘みが強く、結果として甘すぎた。次の日には甘みを薄めるため、水を足し、ガラムマサラでカラミとカレー風の香を強調し、 これにマッシュルーの缶詰と焼いておいた豚肉を加えてホット・カレーに仕立て直した。これも迫力があって旨い。ちなみにガラムマサラはチリペパーとクミンその他をブレンドしたものだ。

小笠原氏のやり方は牛肉とニンジンだけのカレー・スープをかけたもの。翌日はホールトマトを加えて味を変える。

バリエーション

カレールーを少な目にカレー粉を加えたカレースープにココナッツオイルを小さじ1杯加えると、タイ風の味がして美味。

February 2, 2007

Rev. October 9, 2018

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