滋賀県志賀町朝日2丁目合併説明会報告

町議会議員砂川 次郎のHP表紙はこちらへ

滋賀県志賀町の最新ニュースはこちらへ

2003.04.30  朝日2丁目合併説明会報告

4月30日午後8時より9時まで町当局よりの説明9時より10時まで住民との質疑応答。

多くの方が質問したが一番多い質問は今一番問題になっている広域産廃焼却場関連が多かった。北村町長の答えは、答えなかったり、的外れの答えを延々と述べたりと、議会の場と同じく、説明の時間が来るまでのたりのたりしていればよいという態度であった。
それでも質問に立った住民の方々は問い詰め北村町長を答えさした内容を下記に列挙します。
 

◆住民の質問:
広域産廃焼却場問題が決着する前に合併問題が走り出しているが、先だっての県議選で判明したように住民の半数以上は産廃反対である、しかしもし合併すれば大津との人口比1対11で志賀町の住民の意見が通るはずが無い、他の大津市の迷惑施設が志賀町に設置される恐れもあるが、合併した場合志賀町住民の民意を通す法的な仕組みが無いと思えるが、あると思うか、あるなら具体的に示せ。

●北村町長答え:
「信頼関係が前提・・・・」 

「事業というのはいつも住民の意思を尊重してやっている、伊香立や北小松でもそうだった等々。」

(キチンと質問に答えようとしないで、一般化して話をそらそうとする)
(今まで北村町長がしてきた事がとても信頼関係などといえるものではないのに、意味不明の答えをし続けた、よほど答えたくないのであろう)
 
 

◆住民の質問:
合併について住民説明をした後、重要な問題であるから住民投票で決めるつもりは無いか?

●北村町長答え:
住民投票をするつもりは無い、なぜなら代議制であるから。

(議会に決めてもらうという意味らしい、この答えの中で町長は憲法・地方自治法にそんな事は書いていないと言い出した。間違ったわけがわからない事をいっているが、憲法・地方自治法は必ず住民投票せよとは書いていないと町長は言いたいらしい、しかし時間稼ぎのようである、)
 
 

◆住民の質問:
合併以外の選択肢として何を考慮したか。

●北村町長及び総務部長の答え:
しどろもどろで、話をそらして答えない。

(やっぱり合併ありきで、その他の方法を検討していないのがわかった)
 
 

◆住民の質問:
議会はあなたがこうした説明会を開く前に、合併推進決議をした。しかもそのやり方が強引で、半数近くの議員が抗議して審議拒否している。こうした議会のあり方にあなたはどう思うか。
 

●北村町長答え:
わたくしは議会からチェックされる立場だから、議会のやることには何もいえない。

(町長はチェックされるだけでなく、議会と相互に街づくりをしていく立場にあり、法的には議会が正常に機能していないと思えた時は、解散さす事も出来るのであるから、町長の答えは的外れである。
また、ごり押し推進派の推進決議が住民に不安を与えている事に対して、町長として見解が述べられていない。)
 
 

◆住民の怒りの声:
町の赤字はいくらか、数字を細かく聞いた(債務の合計200億円以上、豪華庁舎が要るのか、庁舎の維持費5000万円、等々)うえで、
「経営努力が全く見えてこない、自分で放漫なことをやっていてあげく合併か」と批判。ガラスドームの豪華庁舎は、あすこまでのものはいらんだろう、と。断罪
「産廃に関する質問にも、住民投票に関する質問にもきちんと答えていない。」と今日説明会への厳しい評価を下されました。
 
 

町議会議員砂川 次郎のHP表紙はこちらへ

滋賀県志賀町の最新ニュースはこちらへ