本筮との出会い

当たると評判の、占いや、超能力者には、積極的に出向き、いろいろと、みてもらいました。いろいろな占いを経験し、当たる占いもありましたが、私が一番引き付けられた占いは、25歳のころに出会った 周易の本筮でした。
周易の本筮は、易の仲間なのですが。それまでに出会ったことのなかった占い方法でした。易というと、もっともポピュラーなのが、周易の略筮であることを知りました。周易には、略筮・中筮・本筮がありますが、外国からの文化を受け入れた江戸時代、儒教の教えの中に、易がありました。日本で、広まった易は、略筮でした。
当時、易学者に、新井白峨がいましたが、その弟子として、易を学んでいた真勢中州 (2000年に一人でるといわれる天才易者)が、当時の易に疑問を持ち、古代中国において、国の政治を管理し、天子の位(王様の上)に、あった占いが、この程度のものではないはずだと、古文書をしらべ、再現させたものが、本筮でした。真勢中州の本は、現代でも再版され、貴重な物として残されていますが, 真勢中州の本筮は、難解なため、本筮を研究する学者はいても、本筮の占いをする人は、少ないと言われています。