持明院仙洞御所跡

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光照院門跡
延文元年(1356)後伏見天皇の皇女進子内親王が室町一条北に天台・禅・律・浄土四宗兼学の道場として、創建。
応仁の乱後、現在地に移転した。 この地にもと持明院殿の持仏堂安楽光院がたっていたため、一時は安楽光院とも称した。 開山以来、代々の皇女が法系を継ぎ、寛政元年(1789)に光格天皇が常磐御所の称号を与えた。 その名にふさわしく、代々の宮お手植えの五葉の松が、書院の庭に繁りあっているのも類を見ない美しさである。 (京都市)

持明院
持明院というのは、藤原通基が、父基頼のために建立した持仏堂の名で、以後代々家名も持明院と呼ぶ様になった。さらに家系から妃となった陳子の子が後堀河天皇として皇位についてから、持明院邸は里御所となり、持明院殿と呼ばれるようになった。
さらに、後嵯峨天皇の後、後深草天皇と亀山天皇の系統が交互に皇位につき 後深草天皇の系統を持明院統と称し、亀山天皇の系統を大覚寺統と称した。






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