５月２日

霧島温泉ホテル

バイキング形式の朝食をとる。心なしか他の客達は私たちよりも裕福そうな人たちが多いように見える。残念なことに外は大雨。今日の霧島山はあきらめて、ひとまずホテルの温泉を楽しむことにする。せっかく社内の抽選で当たって安く泊まれる豪華なホテルなので、本音を言うとできれば早朝に山に行くのではなくてのんびりとしたいと思っていたのだった。露天風呂やサウナさらにはマッサージ機も使ってくつろぎまくった。結局１１時のチェックアウトにホテルを出発。入り口前の雨が降ってこない空間を利用してテントを畳むような人たちはやはりこのようなホテルには来ないようで、物珍しそうにベルボーイのおじさんが世間話をしてきた。ホテルのすぐそばにある高千穂牧場の駐車場に行くが大雨にも関わらず、大型バスが何台もやってきている。かなり大粒な雨の中を牧場まで歩くのは、おっくうに思えたのでそのまま出てしまった。

まほろばの里

雨の日の予定はほとんど考えていなかったので、ガイドブックを頼りにまほろばの里に向かう。グラススキー場などいろいろとあるところらしいが、雨でよく分からない。陶器の工場を見学して、陶芸体験教室に申し込んだ。作るものを指定して、後で宅急便で送ってもらう。私たちはコップと器を指定して、陶芸家の人に指導されながらろくろ上の土を形作った。コップの取っ手のところなどは陶芸家の人がつけてくれる。

自宅に帰って数週間後に届けられた完成品は当初よりもだいぶ小さくなっていて、不格好に見えた部分もなかなか味があるように見えた（のは気のせい？）。

えびの高原キャンプ場

今日の宿泊予定のえびの高原キャンプ場に向かう。キャンプ場には既にたくさんの人たちが来ていた。特にバイクで九州を回っているような人たちが雨で早々に休むことにしたようだ。キャンプ場の受付で「バンガローは空いてますか？」と聞くと、「新しいのは一杯だけど古い方ならまだ空いてる」とのこと。ちょっと見に行くとぼろアパートといった感じのところ。一応近くの簡易宿泊施設などにも電話をしてみると「満員」とのことで、雨の日のテントに比べるとはるかに気楽そうなのでバンガローを借りることにした。

猪茶屋まで言って猪料理をたらふく食べた後、キャンプ場に戻り、明日の晴天を心から願って早々と寝た。今日は3,867歩。

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