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8月16日

出発到着時間路線No.列車No.種類会社FromTo@(Fr.)km割引%間隔
8:018:500:496601957鉄道SBB1 Luzern 61SC1001:34
10:2411:411:174702468鉄道SBB1 Meiringen 45SC1001:05
12:4613:000:14470.609バス小型  Aareshlucht4.40   1:00
14:0014:060:0612  Reichenbach2.20   0:09
14:1514:200:052475 ケーブルRfB  Reichenbachfall3.20 RP251:17
15:3716:050:28470.6587バスPTT ZwirgiSchwarzwaldalp5.00 SC1000:15
16:2017:100:50312.2022バス村内  Grindelwald Banhnhof9.70 RP5023:09


Zurich出発

ホテルで朝食:ハム、ヨーグルト、パン、コーヒー、紅茶。 スイスのホテルではよくあるビュッフェ形式。自分の好みにあった物を おいしくたくさん食べれる。 ご飯じゃないとダメという人には つらいかもしれないが 海外はどこもそうだろう。

スイスカード開始。
荷物を旅行者手荷物託送システム(ライゼゲペック)を使ってGrindelwaldに送ろうとするが一人一つしか預かってくれなかった。しかし、 この後のLuzernでは残りの二つの荷物を一つに束ねてくれた上に 問題なく預かってくれた。なぜZurichで受け取り拒否されたのかは不明。
ライゼゲペックはこの旅の何回も利用したが、原則として鉄道か ケーブルカーであれば可能。ゴンドラ、ロープウェイであれば不可、 という感じだ。

ルツェルン(Luzern)

Luzern観光を手短に済ませる。まず、Luzern定番のカペル橋。 隣を大きな車道の橋が架かっているのでそちらから見るときれいな ように橋の一方だけに花がたくさん飾られている。ここに限らず スイスはどこにも花がたくさん飾ってあり、とてもきれい。
カペル橋の上には土産物屋が一軒有り、そこでカペル橋が火事で 燃えてしまったときの絵葉書を買う。
もう一カ所はどこに行くかは悩んだが、結局近くのムーゼック城壁にすることに した。正直それほど楽しい物ではない。
スイス全体やハイキングする場所の地図買う予定だったが、時間が 無かったので買えなかった。この後なかなか地図を買う時間がなかった ことを考えると城壁をやめて地図を買いに行けばよかった。

カペル橋 Nikon 35Ti RVP
カペル橋


アーレシュルフト(Aareshulucht)

Aareshlucht前に展示されていたベンツ Nikon 35Ti RD
Luzernからマイリンゲン(Meiringen)への列車から山が見え始め、 ラックレールも始まる。
Meiringenの駅でベルナーオーバーランド(Berner Oberland)地域の5日間のフリー券(RegionalPass)を買った。 おつりで現金を作ろうとT/Cを使ったが、 金額が大きかったので後で考えるとクレジットカードで買うべきだった。

Aareshluchtに向かうバスのバス停を何人かに訪ねるが、その人たちの指さす方向には特にバス停らしきものは見あたらない。ひとまず、そのあたりを見ながら食事ができる 駅前のレストランで昼食: カルボナーラの様なリゾット。スパゲッティーミートソース。
予定の時刻になると白いミニバンが現れてそれが私たちの待っていたバスであることが分かる。

Aareshlucht観光。狭い渓谷かかった歩道の下を川がかなりの勢いで流れている。両側を崖が囲んでいるのでかなり暗く、三脚がないと写真を撮るのは難しい。


ライヒェンバッハ(Reichenbach)滝

お店の前にいた犬 Nikon 35Ti RD
Aareshluchtから例の「バス」に乗ってReichenbachの滝に向かう。シャーロックホームズが死んだ滝だそうだが、話をよく知らない私たちには大きな滝であった。ガイドブックに書いてある落ちた地点までは柵ができていて近づけなかった。滝を見てから歩いてツビルギ(Zwirgi)に登っていく、途中滝を上から見えるところも あるので悪いコースでないと思う。

Zwirgiで写真の犬を眺めながら、シトロを飲みパフェを食べてバスを待つ。店員は英語が通じないが、 お互いの要求はなんとなく分かっているのでなんとかなる。

ZwirgiからSchwarzwaldalpまで乗ったバス Nikon 35Ti RD
バスは狭い道をうるさい警笛を鳴らし続けながら走っていく。 PTTバスはRegionalPassで無料のはずであったが、なぜか5Fr(\500)取られる。理由を訪ねたがドイツ語で言われたのでよく分からなかった。どうやらTAXらしかったが、真偽は不明。

シュバルツバルドアルプ(Schwarzwaldalp)に着くと、 公園には滑り台などの子どもが遊ぶ物がある。 なぜかスイスではどこの観光地に行ってもこの滑り台などが 設置されている。そういえば日本でも大菩薩などはなぜか あちこちにブランコが置かれている。

Reichenbach滝へ向かうケーブルカー Canon EOS10 50mm RD2

Schwarzwaldalpから山を望む Canon EOS10
シュバルツバルドアルプ



グリンデルバルド(Grindelwald)

Grindelwald村内バス。 ベッターホルン(Wetterhorn)がかっこよくそびえ立ち「山々たちの中に入ってきたのだなぁ」という実感がわきはじめる。 Wetterhornの崖の上に小屋が見え、「すごいところに小屋を作るものだな」と驚いたが、その後スイスではその程度のことは日常茶飯事であることを目にすることになる。

Grindelwaldに着くと窓に花の飾ってあるホテルがたくさん見える。 夕食はテラスのあるレストランでアイガーを眺めながらチーズフォンデュを食べようと注文すると、チーズフォンデュを食べるなら建物の中へ入るように言われた。 この店のチーズフォンデュは非常に塩っ辛かった。 日本語観光案内所で他のお店を勧められたにも 関わらず、安いお店に入ったのが失敗だった。そういえば 私たちがチーズフォンデュを頼んでいるときに横の日本人が 自分が食べているフォンデュを指さして「ソルティー」 と叫んでいたが、お店の人は「ソルトはテーブルにあるよ」と答えていて、日本人の訴えは理解されていなかった。次の夜は勧められた店(Hotel Eiger)に入ったら ずっとおいしかった(Zuerchergeschnetzeltesというスイス料理)。 やはり人の忠告には従うものだ。

スイスには「前日の夕飯を全部食べると次の日は晴れる」 という迷信があるのを聞いていた私たちは、翌日の結婚式のヘリが 飛ぶことを祈りながらその塩辛いフォンデュを 一生懸命食べた。フォンデュは当然チーズとパンが出てくるのだが、 チーズが塩辛いのでパンにちょっとだけチーズをつけたり、 最後の方はチーズを全くつけずに 何とかパンを食べきった。げっそりとしながらも 「やったぁ。これで明日は天気だぞ」 と喜んだのもつかの間、ウェイターがにこにことやってきて、 私たちの目の前に置いてある空の篭と 山盛りのパンのはいった篭を取り替えてくれた。私たちは しばらくの間状況を理解することができなかったが、 「フォンデュというものはチーズが主役であって、 パンはいくらでもおかわりができる」という事実を 認めざるを得なかった。。。

Grindelwaldの☆☆☆☆☆ホテルRegina

Hotel Regina Nikon 35Ti RD
正直に言って「これで五つ星?」という感じのホテル。 最初は登山靴にザックというスタイルで入って大丈夫かと心配したが、行ってみると特に問題なさそうだった。 Grindelwaldはそういう村なのだろう。
結婚式をするにはここに泊まらないといけないという 事情があってここに泊まることになったが、ツイン一泊4万(他のホテルは1〜2万程度)は高すぎると思う。私たちは「2泊を1泊ではだめなのか」などと かなりHISに食い下がったがHISには「トイレでドレスに着替えたければ どうぞ」などと言われた。実際の状況を見た感じだとやはり結婚式を するには2泊はやむを得ないだろう。最もここまで貧乏なくせに こんな結婚式をしたがる人は少ないかもしれない。。。 ディナーをここで食べるにはネクタイが必要なので当然食べなかった。

日本語観光案内所

ホテルReginaの一階にあるが、入り口はホテルとは別。 日本人の所員が数人いる。私たちが行ったときには 常にたくさんのお客がいた。相談などをする人も多く、親切に相談にのってくれるので待たされることが多い。 私たちが待っているときにも中年夫婦がどれだけ今日一日 スイス中の町を車で回ったか説明した後、「明日Grindelwaldから Bernに行ってその後Luzernに行ってその後Zurichに行けるかね」 と質問していた。案内所の人は「今日のペースで行かれるのでしたら 行けるかもしれませんね。普通は難しいと答えてますけど」と 私の思ったことと同じことを答えた。中年夫婦は 満足げな顔をして出ていった。

ここではJCBのクレジットカードであれば使える。ホテル代をここで払うホテルも多いので、 Visa, MasterだけでなくJCBのカードも作っておくと便利だろう。 ホテルの予約を手数料を取ってやってくれるので、私たちのように 面倒くさがりだけど、現地の様子を見て泊まるところを決めたい 人には便利なところだと思う。しかし、案内所の人もホテルに 電話をかけて英語で予約をしていたので、自分で電話をかけても なんとかなりそうではあった。往復割引切符なども売っている。 お土産もたくさん売っている。

結婚式打ち合わせ

この観光案内所の人と明日の結婚式の打ち合わせをした。 私たちの結婚式を実際に企画しているのは実はこの案内所だったのだ (今ではホームページもある)。 そこからいくつかの代理店を経由して私たちの旅行代理店である HISへつながっているらしい。経由代理店が多すぎるために 詳しい状況が分からなくてこの案内所に日本から電話をかけようと してやめた私たちは余計な遠慮をしたようだ。 直接日本からFAXなどで結婚式の予約をすることができるらしいので、 結婚式をやりたい人は是非そうした方が良いと思う。 この観光案内所は結婚式以外のことについても いろいろと頼み事や相談事をしたので最後の日にお礼を 言いに行ったら、Grindenwaldのプレートをおみやげにくれた。

日本のいくつかの旅行代理店で扱っている今回の 「ムットホルンヒュッテ(MutthornHutte)での挙式」の料金は私たちの利用したHISを 除いて「雨でホテル内で結婚式の場合にもヘリ料金は返却無し」 だったのだが、主催者である案内所としては「当然返却」している そうだ。全くHIS以外の旅行代理店は何を考えているのか 理解に苦しむ。この結婚式、いや今回の旅行で一番心配だったのが 当日の天気である。お金を返してくれると言ってもやはり ホテル内の式ではここまで来た意味が薄れてしまう。 案内所の人(この人が当日の通訳をやってくれる)に 明日の天気を聞くと「大丈夫だと思いますよ。 でもホテル内はホテル内でいいものなんですよ」という 答え。「こんな大事なことなのに、天気予報も聞いてないのか」 と思ったが後で聞くと実は天気予報は悪かったらしい。

打ち合わせの後でドレスが3種類ほど渡される。 「これらは日本から持ってきたドレスです」とのこと。 日本語観光案内所が日本人相手に企画しているのだから当たり前と 言えば当たり前だ。しかし、 HISは「向こうで用意されるドレスは外国人用だから、 日本人にはあいません。日本からドレスを持っていった方が いいですよ」という一般的な海外ウェディングの 指示を私たちにだしていたので、私たちは日本でドレスを 中古ドレス屋(雑誌で調べたら載っていた)で買っていた。 結局合計4着の中から日本から持っていったドレスではなく現地で借りたものの一つを使うことにした。

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