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八ヶ岳周辺の山

山名日付コース備考
北八ヶ岳97/3/8-10ロープウェイ→縞枯山→縞枯山荘(泊)→雨池(テレマーク)→横岳→ロープウェイ
八ヶ岳96/10/19-21清里スキー場〜赤岳(泊)〜黒百合ヒュッテ(泊)〜稲子湯 
蓼科山96/10/13七合目〜蓼科山 
霧ヶ峰96/10/13コロボックルヒュッテ脇〜車山 
美ケ原96/10/12山本小屋〜王ガ頭〜王ガ鼻 

北八ヶ岳(天狗岳)
200名山
山1000(横岳、天狗岳)

97/3/8-10 縞枯山往復〜縞枯山荘(泊)〜横岳往復

テレマークスキー講習会(土曜の午後と日曜の午前中) に参加することが目的だった。土曜の早朝に家をでて9:30ころの ロープウェイで登った後、今日の宿の縞枯山荘に荷物を置いて縞枯山に登る。 荷物が軽かったのもあるが、雪があると登りも下りも歩きやすい。 縞枯山頂は見晴らしは全くダメ。もう少しあるくと南八ヶ岳が なんとか見える。
スキー講習会は前の日の雨で解けた雪が固まってしまい ほとんどエッジもキックステップもきかない。日曜日には 雨池までのツーリングだったが完全に凍結して 雪が積もっている雨池の写真を撮っていると 「スキーの練習をしましょう」と誘われる。誘っている インストラクターは悪気はないのだが、ツーリングで自然と親しむことよりも テレマークターン技術を身につけたい人を対象とした講習会のようだ。 私たちは日曜の午後を北横岳登山にして、月曜にゲレンデでテレマークスキー の練習をすることにした。
ロープウェイ山頂駅の前に荷物を置こうとすると 山から下りてきたおじさんがパッキングをしており、 「その隅に置いてもいいですか?」と聞くと 「そんなに急がなくてもいいでしょう。私のパッキングが 終わるまで待ってなさいよ。まさか今から登るわけでもあるまいし」と言われる。 「今から登るので急いでいます。すいません」と言ってあいている 隙間に置いた。北横岳には夏山コースタイムの半分くらいの時間で登れてしまった。 トレースはしっかりとついているし、コース中に土が見えているところもほとんどない、 という雪山初級者には非常に楽しい場所だ。山頂からは 周りの山々が見渡せる。蓼科山も美しい姿を現しており地図を見て 「なんで蓼科山は北八ヶ岳から除かれているのだろう」というまぬけな 疑問を吹き飛ばしてくれる。しかし、あの山が雪山としては比較的 初級に属するのだから山は奥が深い。
北横岳を降りて坪庭に戻ると 「坪庭一方通行」という看板があるので他の歩行者がだれもいないにも 関わらず行きに通った道と逆に歩いていった。ところがしばらくすると 「この先アイゼンの無い者通行禁止」と書いてある。ここまでアイゼン無しで来てしまった人はいったいどうすればいいのだろう。
月曜日はペンション「山の朝」でテレマークスキーをレンタルして ゲレンデで練習した。正直縞枯山荘前で一日練習するよりもゲレンデで1時間練習した方が役に立つような気がする。アルペンスキーでは 退屈でしょうがないような緩斜面でさえ真面目な練習場所になるのも また楽しい。

中山峠からの朝日
八ヶ岳
深田百名山
'97JOY 5位
山1000(赤岳)
2899m 33位(赤岳)
2829m 52位(横岳)
2760m 77位(硫黄岳)
南八ヶ岳と北八ヶ岳にどうして分かれているのか不明。 どちらかの方向から見るときれいに分かれているのかもしれない。 下のコースのようにまとめて歩くことも十分可能。

2002/3/22 南沢小滝アイスクライミング

ガイドの篠原さんの企画に参加。
早朝に家を出て、美濃戸口の駐車場で待ち合わせ。そこからは篠原さんの四輪駆動車に乗って美濃戸まで。篠原さんの言うように四輪駆動じゃないとこの道を走るのは難しそう。轍に沿って何回も滑ってる。
この道(美濃戸口〜美濃戸)を歩かないで済むのはすごくうれしい。特にガイドという職業の人でなくても自己責任でこの道を走ってもいいらしい。でも上り車両と下り車両のすれ違いはどこでするんだろう。。。

ガイド企画ということで滝の位置もよく調べず(山と高原の地図には載っていなかった)に、勝手に「滝は美濃戸のそばにある」と思い込んでいたのが大間違い。
結構着込んだ状態で1時間ちょっとも歩くことに。さすがにちょっと暑くなってきた。まぁ準備運動だと思えば悪くないか。

アイスクライミング未経験者は私たちだけ、ということで他の3人は大滝の方へ。私たち二人は小滝の方で登る事になった。
滝の正面に着いてみると、意外としっかり垂直だ。こんなことならクライミングジムでもう少し練習してからの方がよかったかも。クライミングは1年近くやってないからなぁ。
まぁ、言い訳をしたところで自分たちの能力は知れているので、生まれて始めてのアイスクライミングを楽しみましょう!篠原さんがリードでトップロープをかけてくれた後、「じゃぁとりあえず適当に登ってみて下さい。その後で順次教えていきます」。
「うーむ、きっと今日も腱鞘炎になるだろうなぁ」などと思いながら登り始めると、さっき篠原さんが振っていたときにはサクサク氷に刺さっていたアイスアックスがさっぱり刺さらない!アイスアックスどころかアイゼンのつま先も(アイスクライミング用じゃなくて縦走用12本爪アイゼンってこともあるけど)負けず劣らず刺さらない。。。何度も諦めそうになりながらも、なんとか上まで登った。

「もう今日はこれで十分」って感じだったけど、その後、篠原さんがとても親切にポイントを教えてくれて、2度目に登ったときにはかなり余裕を持って登れるようになった。
技術的には成長してきたけど午後になると予想通り腱鞘炎が始まって、アイスアックスも満足に握れない。氷にあたった後にヘナヘナとなって落ちてしまうアイスアックスを息も絶えだえ見つめながら、かなり満足げだったりしました。
篠原さんが言われた内容は、大体次のようなこと。

篠原さんは何に関してもとても親切に教えてくれ、最後には「大滝を見るだけ見に行きますか」と言って大滝まで連れて行ってくれた。小滝と大滝の間は歩いて10分くらいだけど、お互いは見通せない関係にある。
トレースに沿って歩いていくと、突然大滝がその素晴らしい姿を現した。高さにして30m。青いその勇姿を暗くて写真に撮れなかったのはちょっと後悔。もう少し練習してこの滝が登れるようにがんばるぞ!(っていつになるのやら)

篠原さんと他のお客さんは明日も登る、ということで私たちだけ南沢にそって下山。当然の結果として上りは車で来れた美濃戸〜美濃戸口間も帰りは歩き。贅沢は体力づくりの敵。のんびり下りましょう。。。

96/10/19 清里スキー場〜赤岳(泊)〜黒百合ヒュッテ(泊)〜稲子湯

前日は高速道路SAで車中泊。 清里スキー場に車を止め、リフト終点〜 赤岳(泊)〜横岳〜硫黄岳〜天狗岳〜黒百合ヒュッテ(泊) 〜稲子湯。稲子湯からはバスで駅に行き、電車で 清里、タクシーで清里スキー場に戻った。
初日の夕方から二日目の昼まで天気が曇ったり雨が降ったり していたので、赤岳からの夕日&朝日、硫黄岳からの赤岳、 天狗岳からの南八ケ岳などは全て×。スキー場からの 赤岳、黒百合ヒュッテそばからの夕日&朝日などは 十分楽しめた。
黒百合ヒュッテでは夕食時間が日没時間と重なるが 事前に小屋の人間に頼んでなんとか許してもらう。 しかし、朝日を中山峠の横のスペースから撮影する案は 小屋に却下されたので朝食は弁当になった。 ところが、他の客達は夕日も朝日も注意を無視して 勝手に楽しんでいた。そういえば客の一人のおばさんは 夕方くらいから「こんなくらいところで食事するなんて いやよねぇ。早く電気つけてくれればいいのに」 と大きな声で話していたら小屋の人が電気をつけにきた。 しかし、あまりにも電力がないのでつけても外からの 日の光の方が明るかった。
地図などには清里スキー場は通年営業と書いてあるが、 なんと戻ったときには休みだった。しかし、 駐車場には入ることができたので事なきをえた。
スキー場のリフトの営業時間まで待たなければいけないが、 車を無料で安全に(今回のケースのように必ずしも 安全とはいえないが)置いておけて、それなりの縦走が できるこのコースはなかなかお勧めだと思う。 ちなみに清里の駅からスキー場まではバスを利用することもできる。
しらびそ小屋のリス / 横岳でこごえているお地蔵さん
 

御嶽山にしずむ夕日(黒百合ヒュッテ付近)

中山峠からしらびそ小屋へ

美しの森 / 美しの森から赤岳
赤岳


ロープウェイ乗り場付近にて
蓼科山
深田百名山
'97JOY 73位
山1000

96/10/13 七合目〜山頂(2530m)往復

霧ヶ峰(車山) と同じ日に登った。
山小屋はこの日が今シーズンの最終日だった。 以前までは冬の間でも無人で解放していたのだが、 使われ方がよくないので冬は閉めることにしたそうだ。

霧ヶ峰
深田百名山
山1000(車山)

96/10/13 コロボックルヒュッテ脇〜山頂往復

美ケ原の翌日。 前日は車山スキー状付近のペンションに泊まった。 登ると言っても昼間は観光リフトが動いているので 簡単に頂上に立てる(百名山の中でも最も簡単に 登頂できる山だろう。もちろん深田さんが登った頃には リフトはおろか道路さえも通っていなかったそうだ) のだが、今回は日の出を見るために リフトの営業前に裏から歩いて登った。 車山頂上(1925m)では寒い中カメラで風景を撮ろうと待っている人が いたが、根性無しの私たちはひととおり撮ってから下った。

美ケ原
深田百名山
山1000(王ガ頭)

96/10/12 山本小屋〜王ガ頭〜王ガ鼻往復

前日は高速道路SAで車中泊。 山本小屋まで車で行き、小屋〜王ガ頭(美ケ原最高点、2034m、美ケ原内で標高差を考えること自体意味がないかもしれない)〜王ガ鼻を往復した。 王ガ頭からの帰り道の途中に雨が降りだしたところでホテルの送迎バスが無料で乗せてくれた。 運転手はおもしろい若者で、乗客が私たちしかいないのをいいことに車内マイクを使って私たちと以下のような会話をしていた。
運「お昼は何を食べましたかぁ」私「牛丼です」 「おいしかったですかぁ」「まぁまぁでした」 「私も今日食べましたがはっきり言っておいしくないですねぇ」 「ホテルには今日もたくさん人が泊まっているんですか?」 「90人ほど泊まってます」「朝日や夕日はホテルから見えますか?」 「オレンジ色に染まります。写真を撮るために泊まられる 方が多いですね」
冬にクロスカントリーをやりに是非来てみたいところだ。
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