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鷲羽・黒部五郎・笠縦走記

雲の中から顔を出した槍
雲の中から顔を出した槍

00/8/10 秦野→新穂高温泉(車中泊)

17:00秦野発。 22:00深山荘着。 トイレ借りる。 暗くてよく見えないけど、 パンクしている車が何台かあるような気がする。

00/8/11 新穂高温泉→鏡平山荘→双六山荘→三股山荘(泊)

鏡平から双六へ
017.jpg 4:00起床。 5:00新穂高温泉を出発。 いきなりバスターミナルから鏡平方面への道路がどれかよく分からない。 舗装されてる道だし、 もう少し説明を書いてくれてもいいのに。

わさび平でおにぎりを食べる。 ほとんど平らな道だけど、みんなとても歩くのが早い。 秩父沢でポカリ。 9:00鏡平。 かき氷(レモン、ミルク無し)、 ラーメン、牛丼、ジュース。

遠くから双六小屋が見える。 12:00双六小屋。 カルピス、ファンタ、水補給。

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熊に突き飛ばされたという人に会う。 15:00三俣山荘。 ビール、レアチーズケーキ。 コーヒーはサイフォンでおいしい。 布団は再配置が行われて1人1枚となった。 夕食はシェフが説明をしてくれたローストビーフ。

雨があがって、虹が槍と鷲羽にかかった。

槍から飛び出し北鎌を越える虹
槍から飛び出し北鎌を越える虹

00/8/12 三俣山荘→鷲羽岳→ワリモ岳→水晶岳→祖父岳→雲ノ平山荘(泊)

鷲羽岳
2924m 29位
深田百名山
'97JOY 94位
山1000
水晶岳
2986m 23位
深田百名山
'97JOY 89位
山1000
祖父岳
2825m 53位
山1000
雲ノ平
'97JOY 64位
鷲羽山頂から槍と北鎌
鷲羽山頂から槍と北鎌
4:00起床。 5:00朝食。 5:30出発。 6:30鷲羽登頂。 薬師小屋と黒部五郎小舎に予約変更の電話 ワリモ岳の巻き道に「ワリモ岳頂上」の標識。

分岐に荷物をデポして最小限の装備で水晶岳を往復。 水晶小屋は管理人が厳しい人で、 トイレを無断で使って怒られている人がいた。 ジュースの潰し方も事細かに書かれていて、 熟練した潰し方を目指すようになっていた。 カレーなどの食事は売っていない。

大きな水晶岳、大きな空
大きな水晶岳、大きな空
雲ノ平山荘と水晶岳
雲ノ平山荘と水晶岳 12:00祖父岳登頂。 あまりの暑さに食欲もうせるが、 無理やりお腹に食料を詰め込んで12:40出発。

テント場で水浴び。 スイス庭園。 14:30雲ノ平小屋着。 15:00〜16:30祖母岳、奥日本庭園、 アラスカ庭園(思ったより遠かった。 わざわざ行かなくてもよいかも)。 17:00夕食、ビール、ネクタリン。 小屋の従業員たちは屋根の上で夕陽を眺めていて、 かなり楽しそうだった。

薬師岳
034.jpg


祖父岳山頂からの360度パノラマ(28mm合成)
祖父岳山頂からの360度パノラマ
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雲ノ平散策
雲ノ平散策

雲ノ平散策 雲ノ平散策

黒部五郎岳
黒部五郎岳


00/8/13 雲ノ平山荘→黒部五郎小舎(泊)〜黒部五郎岳

黒部五郎岳
2840m 51位
深田百名山
'97JOY 46位
山1000
黒部源流と黒部五郎
黒部源流と黒部五郎 4:10起床。 5:00朝食。 5:30出発。 8:00三俣山荘。 山荘のレストランがちょうどオープンしたけど、 荷物を減らすために持ってきたお弁当を食べる。 トイレに行ってから8:50出発。

黒部源流
黒部源流
人を気にしない雷鳥
人を気にしない雷鳥 10:50黒部五郎小舎着。 ネクター、うどん。11:30出発。 知り合いにばったり会う。 川で水浴び。 13:00黒部五郎登頂。 帰りは稜線沿い。 雷鳥。 15:30小舎到着。 「稜線沿いを下りられた方ですよね」 と声をかけられる。 16:30夕食。ビール。

黒部乗越付近からの360度パノラマ(f=28mm合成)
黒部乗越付近からの360度パノラマ
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黒部五郎 黒部五郎

水浴びをしながら黒部五郎山頂へ
水浴びをしながら黒部五郎山頂へ

雷鳥の親子
雷鳥の親子 雷鳥の親子
雷鳥の親子 雷鳥の親子

00/8/14 黒部五郎小舎→三俣蓮華岳→双六岳→弓折岳→笠ヶ岳山荘(泊)〜笠ヶ岳

三俣蓮華岳
2841m 48位
300名山
山1000
双六岳
2860m 44位
'97JOY 86位
山1000
笠ヶ岳
2897m 34位
深田百名山
'97JOY 35位
山1000
三俣蓮華岳山頂
051.jpg 3県の県境
3:50起床。 4:00朝食に並ぶ。 4:30朝食開始。 仲間の一人が遅れてきて、もめている人たちがいる。 トイレが混んで、外のトイレを使う。 5:09出発。 6:19三俣蓮華岳山頂。お弁当を食べる。


鷲羽山頂からの三俣蓮華岳
鷲羽山頂からの三俣蓮華岳
双六岳山頂。8:50双六小屋着。 カレー、うどん(おいしい)、ケーキセット、コーヒー(いまいち)。 9:30出発。 14:30笠ヶ岳山荘着。 15:11笠ヶ岳登頂。
笠ヶ岳山頂
笠ヶ岳山頂

テント場から笠ヶ岳山荘は遠い
テント場から笠ヶ岳山荘は遠い


00/8/15 笠ヶ岳山荘→抜戸岳→新穂高温泉

抜戸岳
2812m 59位
日の出を待つ笠ヶ岳山荘
日の出を待つ笠ヶ岳山荘
4:00起床。 朝食の行列に並ぶことに疲れていたので、 今回はお弁当にしたけど、 日の出の写真が撮れそうだったので、 食事の行列の横でとりあえず朝食弁当を食べた。

外に出て日の出の撮影。 今回ずっと三脚をしょってきたわけだけど、 やっと三脚の出番。
槍穂の方から日の出は登るはずだけど、 そっち側の山はほとんど雲の中 (太陽は見れそうな感じ)。 「これはただの日の出の写真しか撮れないかなぁ」 と思っていると槍の付近の雲が晴れてきた。
こうなってくると自然とみんなの気分がよくなってきて、 他の撮影者と 「日の出は槍の右でしょうか、左でしょうか」 などという会話が楽しく盛り上がる。

何度見ても日の出前の空は美しい

日の出は槍の右?左?
日の出は槍の右?左?

日の出の5分くらい前に隣のおじさんが、 一緒に寒い中待っている奥さんに気を使ってなのか、 三脚をしまい始めてしまった。 確かに日の出は太陽が出る後よりも前のほうが、 刻一刻と空の色が変わっていって写真として楽しいけど...

5:10くらいに待望の太陽が現れた。 やはり日の出の瞬間を迎えないと撮影が終わった感じがしない。 たくさんシャッターをきった後の、 みんなが次々に三脚をたたみ始める感じが 「いい日の出でしたねぇ...」 などという会話を自然と生む。 三脚は思ったけど、やっぱり持ってきてよかったな。 (テントしょってる人もいるんだから当たり前かも)

槍の右肩から!
槍の右肩から!
日の出の5分前に三脚をたたんだおじさんが、 「あと5分待てばよかったんだぁ!」 と誰に言うでもなく叫んでいた。 (なんでも大きな声で叫ぶおじさんだったが...)

7:00に笠新道への分岐。 登山道が崩れてしまったのでかなり分岐点を移動したみたいだけど、連日の疲れからかその距離が長く感じられる。 昔の登山道なんてないものだと思えばいいんだけど...

朝を迎えたテント場
笠ヶ岳

笠ヶ岳山頂
笠ヶ岳

抜戸岳山頂
分岐付近にある抜戸岳に立ち寄る。 昨日数人の登山者に言われるまで気にもとめなかった山だけど、 せっかくだから三角点にまで行ってみた。 有名な山でないからなのか、 看板もないし三角点までの登山道もなかった (踏跡はある)。

杓子平までは展望もいいけど、 それから下は展望もきかずジグザグの登山道が延々と続く。 私たちの頭の中は早く下山して、 新穂高温泉にゆっくりつかることしかなかったので、 かなりのペースで下山。 途中「ゆっくり降りても着くところは同じ」 などとおばさんに嫌味を言われるが、 これが今の私たちにとって快適な速度なのだ。 転んで他の人を巻き込んだりすれば迷惑だろうけど、 言ってるおばさん本人だって決して誰よりも遅いわけじゃない!。

杓子平のコバイケイ草
杓子平のコバイケイ草
9:30にわさび小屋への林道、10:15に新穂高温泉に到着。 駐車場そばにある深山荘に行くと、 「まだ準備ができていません」 ガーーーン!
別の日帰り入浴専用施設にいって、 続けて乗鞍岳に散歩で登頂しようと思ったら 「渋滞のため畳平まで3時間以上」の表示。
雨にも降られずにこんな楽しい縦走ができたんだから、 贅沢を言うのはやめよう...

花々

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