PDC20262 IDEコントローラを使う
Linux Kernelは、バージョン2.2.17の時点ではまだPDC20262に対応してないので、このチップの機能を全開にするにはパッチを当ててやる必要がある。パッチは、ring serverのpub/linux/kernel.org/kernel/people/hedrick/にある(例えばこことか)ので、該当するバージョンのパッチを取ってくる。このパッチは、2.3.xのKernelからBlock Devicesのセクションを抜き出して作られたものだそうだ。取ってきたら、解凍して、Kernelソースを展開してあるディレクトリで、
# patch -p1 < パッチファイル
としてやればよい。
パッチを当てて、普通にKernelConfigurationを起動すると、Block Devicesのセクションに"PROMISE PDC20246/20262 supoprt"という項目が現れるので、それを"y"にする。"y"にすると、その下の"Special UDMA Feature"という項目も選べるようになるのだが、これはなんのことだか良くわからない。(^^; 誰かわかる人いたら教えてください。
とりあえずこの項目も"y"にしているが、今のところ何も問題は発生していない。
あとは、普通にKernelをmakeすればよい。
ちなみにこのパッチ、PDC20262以外にもHPT366や、VIA ApolloPro133AのIDEコントローラ(VT82CXXX)や、AMD-751のIDEコントローラ(AMD756)にも対応している。
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