HISTORICAL RECORDING   ヒストリカル・レコーディング

演奏 フェルッチョ・ブゾーニ/エゴン・ペトリ/ディミトリ・ミトロープロス(指)
タイトル 『ブゾーニ全録音集 ペトリ ブゾーニ作品、編曲集』
データ 1919〜1938年録音 PAVILION RECORDS GEMM CD 9347
≫輸入盤
収録曲
≪ブゾーニの演奏≫
1. ショパン “練習曲 作品10の5番” 1919年ロンドンでの演奏 1:58
2. ショパン  “前奏曲 作品28の7番” ショパン  “練習曲 作品10の5番” 1922年ロンドンでの演奏 2:53
3. バッハ   “プレリュードとフーガ ハ長調 平均率クラヴィーア第1集より” 3:59
4. バッハ〜ブゾーニ  “コラール・プレリュード BWV734”  ベートーヴェン〜ブゾーニ “エコセーズ WoO83” 3:51
5. ショパン“夜想曲 作品15の2番” 3:36
6. リスト“ハンガリー狂詩曲第13番” S244/13 6:18
7. ショパン  “練習曲 作品25の5番” 3:23
≪ペトリの演奏≫
8. ブゾーニ“ソナタ第6番 スーパーカルメン(カルメン幻想曲)” 6:33
9. ブゾーニ   ”レッド・インディアンの日記 第1巻” 8:42
10. ブゾーニ “バッハの音楽による幻想曲” 8:48
11. ブゾーニ “アル・イタリア!(エレジー第2番)” 4:55
12. ブゾーニ “ソナティネ第3番 アド・ウスム・インファンティス”
モーツァルト ”ドン・ジョヴァンニ・セレナーデ”
8:21
13. リスト〜ブゾーニ  “スペイン狂詩曲(協奏曲版)” 14:08
感想
ブゾーニの録音では、ショパンが中心、リストが1曲だけ含まれています。このディスクで興味深いのはエゴン・ペトリの演奏によるリスト〜ブゾーニ編の“スペイン狂詩曲”のピアノ協奏曲版です。エンターテインメントとして楽しめる編曲です。


演奏 エミール・ザウアー(p)/フェリックス・ワインガルトナー(指)、フランツ・オズボーン(p)/ボイド・ニール(指)、ルイス・ケントナー(p)/コンスタント・ランバート(指)
タイトル 『エミール・ザウアー・プレイズ・リスト』
データ
1938,40,45年録音 DUTTON CDBP 9742
輸入盤
収録曲
1. ピアノ協奏曲 第1番 S124 19:05
2. ピアノ協奏曲 第2番 S125 23:11
3. 呪い S121 15:35
4. リスト〜ランバート ダンテソナタ(ピアノと管弦楽版) 16:54
感想
#1、2がザウアー、#3がオズボーン、#4がケントナーです。ザウアーとワインガルトナーというリストの弟子同士のピアノ協奏曲は厳粛で堂々たる素晴らしい演奏です。オズボーンの演奏も、ドイツ的と言えるような、威厳ある演奏です。#4は珍しいコンスタント・ランバート自身がバレエ作品用に編曲した“ダンテ・ソナタ”です。


演奏 イグナッツ・ヤン・パデレフスキー
タイトル 『パデレフスキーの芸術 第2巻』
データ 1911〜1938年録音 PAVILION RECORDS GEMM CD 9943
輸入盤(試聴あり)
収録曲
1. クープラン クラヴサン組曲集 第14組曲より 7番 シテール島の鐘 3:53
2. クープラン クラヴサン組曲集 第5組曲より 7番 髪の油(バンドリン)  3:01
3. シューベルト〜リスト 小夜歌(きけ、きけ、ひばり) S558/9 3:06
4. リスト ハンガリー狂詩曲第2番 S244/2 8:35
5. リスト 3つの演奏会用練習曲 第2曲“軽やかさ” S144/2 4:59
6. リスト“ハンガリー狂詩曲第10番” S244/10 4:51
7. リスト ”ラ・カンパネラ” S141/3 4:59
8. ストヨフスキ  愛の歌 Op.26/3 4:12
9. ストヨフスキ  小川のほとりにて 2:33
10. シェリング  夜想曲 5:50
11. ワーグナー〜シェリング トリスタンとイゾルデの前奏曲 7:36
12. ワーグナー〜リスト イゾルデ愛の死 S447 4:56
13. ワーグナー〜リスト  “さまよえるオランダ人”より糸紡ぎの合唱 S440 6:04
感想
肌理の細かい、煌びやかな演奏です。その魅力は“ハンガリー狂詩曲 第2番”“糸紡ぎの合唱”で顕著です。“ハンガリー狂詩曲 第2番”は緩急の自在な演奏で惹きつけます。シェリングとストヨフスキはパデレフスキーの弟子です。


演奏 ベンノ・モイセイヴィッチ    favorite!!
タイトル 『モイセイヴィッチのピアノ独奏録音集 第2集』
データ 1927〜1941年録音 NAXOS 8.110669
輸入盤(試聴あり)
収録曲
1. フンメル ロンド・ファヴォリ 変ホ長調 Op.11 4:13
2. ベートーヴェン アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57 8:42
3. ウェーバー〜タウジヒ 華麗なロンド“舞踏への勧誘” 変ニ長調 Op.65 J.260 8:19
4. シューマン 幻想小曲集 Op.12より 第4番 気まぐれ 3:25
5. シューマン ロマンス 第2番 3:48
6. シューマン 森の情景 Op.82より 第7番 予言の鳥 2:40
7. メンデルスゾーン スケルツォ ホ短調 Op.16/2 2:09
8. メンデルスゾーン 無言歌集 第4巻 Op.53より 第4番 ヘ長調 3:08
9. メンデルスゾーン 無言歌集 第1巻 Op.19より 第3番 イ長調 “狩の歌” 2:08
10. ヘンゼルト 演奏家用の12の性格的練習曲 Op.2より 第6番 もしも私が小鳥なら 1:45
11. リスト 3つの演奏会用練習曲 第2曲“軽やかさ” S144/2 4:05
12. リスト ハンガリー狂詩曲第2番 S244/2 9:31
13. 愛の夢 第3番 S541/3 4:27
14. ワーグナー〜リスト イゾルデ愛の死 (後半部分のみ) S447 4:30
15. ワーグナー〜リスト  タンホイザー序曲 S442 15:18
感想
とにかく優美で流麗な演奏です。神秘的ですらあります。歴史的な名演と言われる、“タンホイザー序曲”では、前半の弦楽の壮大に盛り上がっていく部分で、力強い低音と柔らかいな高音の装飾の対比など、全体を通して素晴らしいです。


演奏 モーリッツ・ローゼンタール(P)/フリーダー・ヴァイスマン(指)
タイトル 『モーリッツ・ローゼンタール』
データ 1929〜1935年録音 SELENE CD-s 9906.51
収録曲
1〜3 ショパン ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11 32:36
4. ショパン プレリュード Op.28 第6番 ロ短調 2:06
5. ショパン プレリュード Op.28 第3番 ト長調 1:05
6. ショパン プレリュード Op.28 第7番 イ短調 0:52
7. ショパン 練習曲 Op。10 第1番 ハ長調 1:58
8. ショパン 練習曲 Op.10 第5番 変ト長調 1:34
9. ショパン マズルカ Op.63 第3番 嬰ハ短調 1:53
10. ショパン マズルカ Op.67 第3番 ト長調 1:17
11. ショパン ワルツ Op.64 第2番 ト長調 3:38
12. ショパン ワルツ Op.posth ホ短調 2:48
13. ショパン ワルツ Op.42 変イ長調 3:49
14. ショパン〜リスト 私のいとしい人  S480/5 4:06
15. リャードフ 音楽玉手箱 Op.32 2:29
16. シュトラウス〜ローゼンタール ウィーンの謝肉祭 シュトラウスの主題によるユーモレスク 8:09
感想
ショパンアルバムですが、1曲だけリスト編曲の“私のいとしい人”があります。


演奏 マリア・ユージナ(P)
タイトル 『ロシア・ピアノ・スクール マリア・ユージナ』
データ 1948,49,50,61年録音 TALENTS OF RUSSIA(RCD) RCD 16298 
収録曲
1. 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV902 11:11
2. バッハ〜リスト カンタータ“涙し、嘆き、憂い、畏るることぞ”の通奏低音と、ロ短調ミサの“クルチ・フィクス”による変奏曲 S180 16:39
3. ベートーヴェン “プロメテウスの創造物”の主題による15の変奏曲とフーガ(エロイカ変奏曲) Op.35 21:12
4. ムソルグスキー  夢想 4:53
5. ムソルグスキー 瞑想曲 アルバムの綴り 4:32
6. ムソルグスキー 涙 5:37
7. ムソルグスキー スケルツォ 嬰ハ短調 3:07
感想
古典の荘厳な作品の中に組み込まれた、“涙し、嘆き、憂い、畏るることぞ”。


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