ピアノ協奏曲、ピアノと管弦楽のための作品 PIANO CONCERTO, PIANO&ORCHESTRA WORKS

演奏 クラウディオ・アラウ(p)/サー・コリン・デイヴィス(指) favorite!!
タイトル 『リスト ピアノ協奏曲 第1番 & 第2番』
データ
1974,75,76,79年録音 PHILIPS 416 461-2
国内盤(ジャケット?) 輸入盤(在庫なし、ジャケット?)
収録曲
1. ピアノ協奏曲 第1番 S124 21:00
2. ピアノ協奏曲 第2番 S125 22:23
3つの演奏会用練習曲
3. 第1番 “悲しみ” S434 10:44
4. 第2番 “軽やかさ” S144/2 5:31
5. 第3番 “ため息” S144/3 6:06
感想
ザウアーの演奏に瑞々しさを加味したかのような素晴らしい演奏です。重厚で輝かしく、リストのピアノ協奏曲の魅力をすべて引き出します。僕にとっての決定盤です。“3つの演奏会用練習曲”も小品の美しさをそのままに、堂々とした威厳を兼ね備えます。


演奏 ゾルターン・コチシュ(p)/イヴァン・フィッシャー(指)
タイトル 『リスト ピアノ協奏曲 第1番 & 第2番』
データ
1988,89年録音 PHILIPS 422 380-2
収録曲
1. リスト ピアノ協奏曲 第1番 S124 17:48
2. リスト ピアノ協奏曲 第2番 S125 20:02
3. ドボナーニ “童謡による変奏曲” 作品25 22:46
感想
堂々としたオーケストラと若々しいピアノの競演です。それぞれが持ち味を交互に、あるいは重なり合ってリストの協奏曲の世界を描き出しています。ドボナーニの“童謡による変奏曲”は“キラキラ星”の主題を使用した興味深く親しみやすい作品です。


演奏 スティーヴン・メイヤー(p)/タマーシュ・ヴァーシャリ(指)
タイトル 『リスト ピアノ協奏曲 第3番、デ・プロフュンディス、死の舞踏』
データ
1991年録音 ASV CRCB-147
国内盤(在庫なし) ≫輸入盤(在庫なし、ジャケット違、試聴あり)
収録曲
1〜2 デ・プロフュンディス“深き淵より”
S691 33:49
3. ピアノ協奏曲 変ホ長調(第3番) S125a 14:39
4. 死の舞踏 ピアノと管弦楽のための幻想曲 “デ・プロフュンディス”バージョン S126@ 17:39
感想
現在では、ハワードや他の演奏家の録音もありますが、このメイヤーの録音が3曲ともファースト・レコーディングのようです。特に“デ・プロフュンディス”の主題が入り込む“死の舞踏”デ・プロフュンディス・バージョンの録音は価値があります。


演奏 マイケル・ポンティ(P)/ポール・アングラー(指)、ピエール・カオ(指)、リヒャルト・カップ(指)
タイトル 『フランツ・リスト・スクール VOL.1』
データ
1972,78年録音 VOX PVT7206
輸入盤(在庫なし)
収録曲
リスト 呪い  S121 14:02
2. ダルベール ピアノ協奏曲 第2番 ホ長調 作品12ファウスト交響曲 15:25
3〜5 ブロンザート ピアノ協奏曲 嬰へ短調 作品10 27:14
感想
リストとリストの弟子、ダルベール、ブロンザートのピアノ協奏曲作品を集めたアルバムです。若々しく輝かしい作品が集められています。ダルベール、ブロンザートどちらの協奏曲も、ロマン派の魅力に溢れた作品です。


演奏 ジェローム・ローヴェンタール(P)/セルジュ・コミッショナ(指)
タイトル 『ピアノと管弦楽のための作品』
データ
1994年録音 MUSIC&ARTS CD-803
輸入盤(試聴あり)
収録曲
1. ピアノ協奏曲 第1番 S124 18:35
2. 呪い オーケストラ版 S121 14:08
3. ピアノ協奏曲 変ホ長調(第3番) S125a 13:49
4. 呪い ピアノと弦楽6重奏 S121 15:41
5. 死の舞踏  S126 14:59
感想
“呪い”はローゼンブラットの学説にもとづき、弦楽6重奏のバージョンと比較できるようになっています。ローヴェンタールは作品の持つ若々しさを伝えてくれます。


演奏 スビャトスラフ・リヒテル(p)/キリル・コンドラシン(指)
タイトル 『リスト ピアノ協奏曲 第1番 & 第2番』
データ
1961年録音 PHILIPS 412 006-2
国内盤(在庫なし、ジャケット?)
収録曲
1〜4. リスト ピアノ協奏曲 第1番 S124 18:26
5〜8. リスト ピアノ協奏曲 第2番 S125 20:46
感想
ピアノ協奏曲第1番では、後半の複雑な装飾効果の箇所に惹きつけられます。堂々としているのみでなく、楽しさが感じられる演奏です。


演奏 フィリップ・トムソン(P)/ケリー・ストラトン(指) favorite!!
タイトル 『リスト デ・プロフュンディス』
データ
1991年録音 HUNGAROTON HCD31525
輸入盤
収録曲
デ・プロフュンディス“深き淵より” S691 34:49
2. シューベルト〜リスト さすらい人幻想曲 S366 22:28
3〜5 ベートーヴェン〜リスト “アテネの廃虚”のモティーフによる幻想曲 S122 10:48
感想
“デ・プロフュンディス”は、カナダのマイケル・マックスウェルによる補筆、編曲版を使用。どの曲もエンターテインメント性を持ち、聴きやすく楽しめます。トムソン、ストラトンの演奏も曲の魅力を十二分に引き出しています。


演奏 ホルヘ・ボレット(P)/イヴァン・フィッシャー(指) favorite!!
タイトル 『リスト 死の舞踏 呪い』
データ
1984年録音 LONDON POCL−2283
収録曲
1. 死の舞踏 S126 15:59
2. 呪い オーケストラ版 S121 15:18
3. ハンガリー幻想曲 S123 15:36
感想
ボレットの澄んだ音が曲の魅力を引き出します。#1、3に比べ、演奏される回数の少ない、“呪い”もボレットの演奏によって、引けをとらず堂々と聞こえます。


演奏 イエネ・ヤンドー(P)/ランバート・ガルデリ(指)
タイトル 『リスト ピアノ協奏曲 変ホ長調(第3番) 』
データ
1990年録音 HUNGAROTON HCD31396
収録曲
1〜5. ピアノ協奏曲 変ホ長調(第3番) S125a 15:51
歌の本 第2集
6. おお、私が眠るとき S536 5:14
7. どうした、と彼らは言った S535 2:09
8. わが子よ、私がもし王だったら S537 3:41
9. もし美しい芝生があるなら S538 2:39
10. 墓とばら S539 4:11
11. ガスティベルツァ S540 4:48
ピアノ独奏のためのシューベルト行進曲集
12. Trauermarsch ー 葬送大行進曲 S426/1 10:22
13. 大行進曲 S426/2 11:54
14. 性格的な大行進曲   S426/3 11:15
感想
“ピアノ協奏曲 遺作 変ホ長調 第3番”をメインとしたアルバム。


演奏 フジ子・ヘミング(P)/ヘイコ・マティアス・フォルシュターン(指)
タイトル 『リスト ピアノ協奏曲第1番 』
データ
2000年録音 VICTOR VICC60228
国内盤
収録曲
1〜4. リスト ピアノ協奏曲 第1番 S124 20:48
5〜7 グリーグ ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16 19:33
感想
ゆったりと流れるような叙情的な演奏です。緩徐部の管楽器との絡みが美しいです。録音バランスが悪いのか、ピアノの音がちょっと小さいです。


演奏 アール・ワイルド(P)/ダグラス・ガムレー(指)他
タイトル 『アール・ワイルド 映画へ行く』
データ
1963,65,67,82年録音 IVORY CLASSICS 64405-70801
輸入盤(AMAZON.USA 試聴あり)
収録曲
1. ロジャース〜ワイルド 『10番街の殺人』 9:11
2. シュタイナー 『Four Wives』よりSymphonie Moderne 8:12
3. リスト〜? “ため息” 『わが恋は終わりぬ』より  5:30
4. ローザ 『白い恐怖』協奏曲 8:00
5. ショパン “華麗なる大ポロネーズ OP 22” 8:31
6〜8. モーツァルト ピアノ協奏曲第21番 K467 『みじかくも美しく燃え』より 28:06
感想
アール・ワイルドが映画に使われたクラシック音楽、クラシック色の強い作品を演奏したものです。『わが恋は終わりぬ』で使われた“ため息”のピアノと管弦楽版が収録されています。



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